二次創作
我らスプラトップチーム 、 “ 柑橘類 ” なり ‼︎
#1
いち
? 「 ふわぁ ~ あ … 」
とある街の一角 、 とあるビルの外階段を降りながら 、 1人のガールが大きく欠伸をした 。
ガールは ぐぐ 、 と体を伸ばすと 、 今度は脱力したように肩を落とした 。
? 「 疲れた … 」
欠伸のせいで浮き出た涙を拭いながら 、 ガールは狭い通路を進んでいく 。
───
そうして着いたのは 、 『 バンカラ街 』 。
この世界の人々 ──
いや 、 イカやタコなどの “ 魚介類 ” は 、
人類滅亡後に こうして地球上に進出して街を発展させ 、
街作り同様 、 独自で編み出したゲームで 日々遊んでいるのだ 。
そのゲームというのが 、 “ バトルロビー ” から挑戦できる “ ナワバリバトル ” 。
2色のインクを使い 、 ステージ内をより多く自身の色で塗った方が勝ち 、 という単純なルールだ 。
バトルは4対4の対称型になっており 、 数々の “ ブキ ” や “ ギア ” を使うことで 、
バトルに少しでも勝てるよう切磋琢磨しているインクリングやオクトリングが殆どである 。
インクリング 、 オクトリングというのは 、 ヒトの形を取れるイキモノのことで 、
前者はイカ 、 後者はタコを指す 。
現在のバンカラ街にはたくさんの魚介類が住んでいるが 、
基本的に活躍・発展しているのはその2種だけである 。
… とまあ 、 前置きが長くなったところで 、 先ほどのガールに視点を戻そう 。
? 「 今日のガチマのルールは何やろな ~ 」
そのガールが階段を登り始めると 、 辺りのインクリングたちが各々の反応を見せる 。
「 ユズさんだ … 」
「 今日当たりませんよ ~ に … 」
「 一回手合わせしてもらいて ~ 」
「 お前みたいな下っ端じゃ無理無理 w 」
畏怖を含んだ声 、 憧れを含んだ声など 、 反応は実に様々であった 。
しかし 、 ガールはそんな言葉に耳を傾けることなく 、 階段を軽快に登っていく 。
? 「 … よいしょ ! 」
一番上の段にぴょこんと飛び乗ったガール ── ユズは 、 笑顔たっぷりで目の前の建物を見上げる 。
? 「 みんな 、 もう中で待っとるかな 」
訛った独り言を呟きながら 、 オレンジに近い黄色のぱっつん髪を揺らして 、 ユズは “ バトルロビー ” に入って行った 。
───
? 「 あ 、 やっと来た 」
? 「 遅かったな ~ 」
バトルロビーとは 、 ナワバリバトルなどに挑戦できる場所のこと 。
仲間同士集まるのも良し 、 一人で技術を磨くも良し 。
バトルには様々な種類があるので 、 インクリングたちはそれぞれの上位ランクを目指している 。
バトルロビーの隣にあるロッカールームに入ると 、 ガールが2人 ソファーに座っていた 。
前髪をセンター分けで立ち上げ 、 サイドにおろしているオクトリングが 、 “ モカ ” 。
前髪をぱっつんにして 、 毛先が縮れたインクリングが 、 “ マグ ” 。
どちらも 、 ユズと一緒にチームを組んでいる仲間である 。
ユズ「 すまんすまん 、 ちょっと寝坊しても ~ て 」
ユズが後頭部を掻きながら苦笑いすると 、モカとマグも笑った 。
マグ「 寝坊か 、 “ ユズは ” よくあるよな 」
ユズ「 名前強調すな 」
モカ「 寝坊して遅れるとか子供かよ 」
ユズ「 喧しいわ 」
ユズのキレキレツッコミに 、 ロッカールームに笑い声が響いた 。
───
《 枠 》
・柑橘類
ユズ 、 ナノ 、 モカ 、 マグ
・ライバルチーム
アル 、 ムギ 、 リア 、 予約
・その他 ( 友達など )
ハイ 、 募集中
───
とある街の一角 、 とあるビルの外階段を降りながら 、 1人のガールが大きく欠伸をした 。
ガールは ぐぐ 、 と体を伸ばすと 、 今度は脱力したように肩を落とした 。
? 「 疲れた … 」
欠伸のせいで浮き出た涙を拭いながら 、 ガールは狭い通路を進んでいく 。
───
そうして着いたのは 、 『 バンカラ街 』 。
この世界の人々 ──
いや 、 イカやタコなどの “ 魚介類 ” は 、
人類滅亡後に こうして地球上に進出して街を発展させ 、
街作り同様 、 独自で編み出したゲームで 日々遊んでいるのだ 。
そのゲームというのが 、 “ バトルロビー ” から挑戦できる “ ナワバリバトル ” 。
2色のインクを使い 、 ステージ内をより多く自身の色で塗った方が勝ち 、 という単純なルールだ 。
バトルは4対4の対称型になっており 、 数々の “ ブキ ” や “ ギア ” を使うことで 、
バトルに少しでも勝てるよう切磋琢磨しているインクリングやオクトリングが殆どである 。
インクリング 、 オクトリングというのは 、 ヒトの形を取れるイキモノのことで 、
前者はイカ 、 後者はタコを指す 。
現在のバンカラ街にはたくさんの魚介類が住んでいるが 、
基本的に活躍・発展しているのはその2種だけである 。
… とまあ 、 前置きが長くなったところで 、 先ほどのガールに視点を戻そう 。
? 「 今日のガチマのルールは何やろな ~ 」
そのガールが階段を登り始めると 、 辺りのインクリングたちが各々の反応を見せる 。
「 ユズさんだ … 」
「 今日当たりませんよ ~ に … 」
「 一回手合わせしてもらいて ~ 」
「 お前みたいな下っ端じゃ無理無理 w 」
畏怖を含んだ声 、 憧れを含んだ声など 、 反応は実に様々であった 。
しかし 、 ガールはそんな言葉に耳を傾けることなく 、 階段を軽快に登っていく 。
? 「 … よいしょ ! 」
一番上の段にぴょこんと飛び乗ったガール ── ユズは 、 笑顔たっぷりで目の前の建物を見上げる 。
? 「 みんな 、 もう中で待っとるかな 」
訛った独り言を呟きながら 、 オレンジに近い黄色のぱっつん髪を揺らして 、 ユズは “ バトルロビー ” に入って行った 。
───
? 「 あ 、 やっと来た 」
? 「 遅かったな ~ 」
バトルロビーとは 、 ナワバリバトルなどに挑戦できる場所のこと 。
仲間同士集まるのも良し 、 一人で技術を磨くも良し 。
バトルには様々な種類があるので 、 インクリングたちはそれぞれの上位ランクを目指している 。
バトルロビーの隣にあるロッカールームに入ると 、 ガールが2人 ソファーに座っていた 。
前髪をセンター分けで立ち上げ 、 サイドにおろしているオクトリングが 、 “ モカ ” 。
前髪をぱっつんにして 、 毛先が縮れたインクリングが 、 “ マグ ” 。
どちらも 、 ユズと一緒にチームを組んでいる仲間である 。
ユズ「 すまんすまん 、 ちょっと寝坊しても ~ て 」
ユズが後頭部を掻きながら苦笑いすると 、モカとマグも笑った 。
マグ「 寝坊か 、 “ ユズは ” よくあるよな 」
ユズ「 名前強調すな 」
モカ「 寝坊して遅れるとか子供かよ 」
ユズ「 喧しいわ 」
ユズのキレキレツッコミに 、 ロッカールームに笑い声が響いた 。
───
《 枠 》
・柑橘類
ユズ 、 ナノ 、 モカ 、 マグ
・ライバルチーム
アル 、 ムギ 、 リア 、 予約
・その他 ( 友達など )
ハイ 、 募集中
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