アスト「ねぇ母ちゃーん、俺、旅に出るわー。ってことで、バイチャ」

ちょっとオタク(？)の俺は今一人ぼっち、まぁ母ちゃんが八百屋にご飯買いに行ってるからなんだけど。
あ、説明忘れとった、ここは・・・なんだっけ、えーっと、インターネット使お。
ふむふむ、なるほど・・ってことでもっかいやる。
ここはエルザ村、・・、平和が集う村(？)
俺はアスト、オタク(？)の十歳、こう見えてもIQ500。
でもズル賢い無気力バカ、やる時はやる。

アスト「持ち物はどうしましょーねー。剣と盾と衣服類とジュースと金と菓子とスマホと・・、くらいかね。」

金は・・・まぁお小遣いとクレジットカードで良いか？
うん、後々盗めば良いしな。
この世界では、人間と動物がいて・・、動物は食い物になる！
他の村の奴は敵！敵を倒せば賞金100ドル！
ってことで金が集まる、食い物も集まる良い世界！
ま、俺は弱いからすぐ負けるだろうけどでもなんとかなるっしょ。

アスト「そうだ、旅に出る口実を作んなきゃな、えーっとじゃあ、父ちゃんの仇撃ちとかでいっか」

俺の父ちゃんは敵にやられて死んだらしい、とにかく生きてはいないらしい。
なんならここから少し離れたところに骨が埋まってるし。
父ちゃんはとにかく身長が高かったイメージしかない。
おかげで俺の身長は低いけどな(まだ十歳だろお前by主)
じゃあ置き手紙を書こう、
内容は・・・・

親愛ない母へ
隣町のスーパーの豚肉半額だったぜ。
俺は旅に出るけどゲームすんなよ、こないだも充電めっちゃ減ってた、あれ母ちゃんの仕業だろ
クレジットカードは泥棒が持ってった
じゃあ次には墓で会おう、俺は転生して可愛いお母さんに優しく育ててもらう

超優しい息子より

こんな感じで良いよな。
俺のズル賢さとバカさと無気力さは母ちゃん譲りなんだ。
もし俺が旅に出て焦っても豚肉に釣られてそのうち忘れるだろ。
ってことで旅に・・・というわけにはいかないんだよな。
旅に出るには「旅に出るとき行く場所」に行かなきゃなんないんだよなぁ。
そこで色々手続きをすると旅に出れる！
てっことで行ってこよー！

ーまぁ何分かたったんじゃね？ー

アスト「行ってくるぜー」
ジジィ「行ってらっしゃいねぇ、気をつけてねぇ」

俺はあそこで色々と手続きをした！
まず能力をもらった！
なんか紫色の水晶玉に触るとピカ〜って水晶玉が光って能力がわかるらしいけど
俺の能力は最強らしい！
能力：運命操作

最強だろ？
運命を変えることができる！
ま、即死ルートは免れたかもな。
ってことで今度こそ旅に出よー。
じゃあバイチャ！