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夜空の星を

#1


──それはある日の話。
私は1人で本を読んでいた。
「ねぇ、何見てるの?」と言われた。
「えっと……小説です。」
「小説?見せてー」
「……おもしろ。これは恋愛系だね。好きなの?」
「参考にしてるだけです。書いているので。」
「へー。完成したら見せて!約束ね!」と彼女は去っていった。
もうこないだろうと思っていたが、次の日もまた次の日も、「できた?」と聞いてくる。

やっと完成した日。彼女は来なかった。
何があったのか聞いてみると、「須谷 海の事?事故で亡くなったよ」と答えた。
私は涙が溢れた。

その夜、名前にもある海に行った。
「空にいる君へ。
出会ったのは1冊の本。
参考にしていると私は言ったが、それは嘘。
本当は私が一から書いたものだった。
君は「おもしろい」と言ってくれた。
私はそれだけで嬉しかった。
だけど君は来なくなった。
事故で亡くなったと聞いた。
私は泣き崩れた。
亡くなったと聞いた時、初めて君の名前を知った。
──須谷 海。」
これは即興で作ったやつだ。
完成したものはこの場面に合わない。
だから新しく考えた。

「いつかはこの綺麗な海で一緒に夜空の星を見たいな。」
誰よりも大切な君だから。
君じゃなきゃダメなんだ。

作者メッセージ

tapnovel用に作ったやつです。

2025/01/05 08:38

貴志柚夏 ID:≫94SCXkg9r2d.U
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