私の弟/彼氏にようですか?
#1
私の弟
綾波奏音、それが私の名だ。
カノって呼ばれ続けてはや5年、もう家族もカノと呼んでいる。
じゃあ私について少し紹介してあげよう。
頭の良さ…〇
運動神経…〇
顔の良さ…◎か〇
と、微妙な女子高生。
しかしこんな私でも青春は訪れてくるのだ。
私には今『彼氏』がいる。
しかもアイドル並みの顔で性格も良く運動神経も抜群だ。
名前は「片瀬登喜」、子役活動を行っている。
登喜「奏音、一緒に帰ろ!」
あ、ちょうど来たよ、いっつも言ってくれるんだ、一緒に帰ろうって。
それに登喜くんだけ奏音呼びで特別感があるんだよ。
奏音「うんっ!でも今日は家に行けないや、弟が待ってるんだ♪」
登喜「そっか〜、いつか弟にも会わせてな!」
うんもちろん、と言おうとしたところ誰かが教室のドアをガラッと開けた。
モブ「誰?」
モブ「片瀬くんに並ぶほどのイケメンじゃない?」
モブ「え?カノのこと呼んでない?」
モブ「カノー!この人がカノのこと呼んでるけど?」
よくよく見ると・・・・あっっっ!
奏音「陽奏⁉︎」
陽奏「お姉ちゃん!遅いから心配で来ちゃった!ニコッ」
ねぇ今ニコッって効果音が出るほど爽やかな顔で笑ってたよ?
あ、説明が遅れたね。
この子は綾波陽奏(あやなみひなた)、私の弟なの。
私は中学二年生だから二練で陽奏は一年だから一練なんだ。
たまに二練の門まで迎えに来てくれるけど教室までわざわざ来るのは初めてかな。
ってあれ?なんか暑いなぁ〜。
春なのに夏並みの暑さだよ笑
登喜「ねぇ奏音・・・これって・・・・・『浮気』?」
う、うわぁ〜、登喜くんが結構やばい勘違いしちゃってるよ〜。
熱いのは登喜くんがゴウゴウ燃えてたからか!うん!
って何納得してんの自分!
て言うか陽奏が結構大袈裟にお姉ちゃんって言ってたよね?
奏音「い、いや違うよ!この子は私の弟だよ!ね、陽奏?」
登喜くんを引っ張ってドアの前まで行き陽奏と顔を見合わせた。
陽奏「お前・・誰?」
陽奏⁉︎何言ってるの!これ絶対怒ってるよ!両者共!
登喜「俺は片瀬登喜だ、奏音の彼氏だ。」
陽奏「いつの間に彼氏作ったの?彼氏作るなら僕に言ってからって約束したよね?」
奏音「ソ、ソンナヤクソクイツシタカナー(そんな約束いつしたかなー)」
陽奏「俺が五歳の時」
めっちゃ前!うん!
とりあえず今はこの場から逃げなければ!
登喜くんには悪いけどっ・・。
奏音「またねっ!登喜くーん、ま、また明日!」
そう言って私は陽奏を引っ張って全速力で家までかけてった。
↑ちなみに過去最高で三分でついた〜笑
ガチャッ
私は自分の部屋に陽奏を入れてドアの鍵を閉めた。
奏音「ねぇ陽奏!なんで来たの?」
陽奏「うーん、内緒ニコッ」
その笑顔スマイル(笑顔とスマイルは同じ意味です)やめてっ!
奏音「お姉ちゃんでしょ?お姉ちゃんには教えてよ!」
陽奏「うーん・・仕方ないなぁ、じゃあ教えてあげる。えーっとねぇ」
えっとねぇ何?
陽奏「お姉ちゃんを取られたくなかったから。」
奏音「・・・え?」
今の状況を説明しよう、なぜか今私の一センチ五ミリ先に陽奏の顔。
もうキス寸前のところだ。
陽奏「僕ね、初恋がお姉ちゃんなんだ、だから、彼氏作ったらいや。ずっと僕といようよ」
陽奏「ふふ、その顔昔から変わってない。あっそうそう、あいつには気をつけてね」
そう言って陽奏は部屋を出ていった。
奏音「も、もうなんなのー⁉︎」
私は、これからアブナイことになっちゃいそうですッ!
カノって呼ばれ続けてはや5年、もう家族もカノと呼んでいる。
じゃあ私について少し紹介してあげよう。
頭の良さ…〇
運動神経…〇
顔の良さ…◎か〇
と、微妙な女子高生。
しかしこんな私でも青春は訪れてくるのだ。
私には今『彼氏』がいる。
しかもアイドル並みの顔で性格も良く運動神経も抜群だ。
名前は「片瀬登喜」、子役活動を行っている。
登喜「奏音、一緒に帰ろ!」
あ、ちょうど来たよ、いっつも言ってくれるんだ、一緒に帰ろうって。
それに登喜くんだけ奏音呼びで特別感があるんだよ。
奏音「うんっ!でも今日は家に行けないや、弟が待ってるんだ♪」
登喜「そっか〜、いつか弟にも会わせてな!」
うんもちろん、と言おうとしたところ誰かが教室のドアをガラッと開けた。
モブ「誰?」
モブ「片瀬くんに並ぶほどのイケメンじゃない?」
モブ「え?カノのこと呼んでない?」
モブ「カノー!この人がカノのこと呼んでるけど?」
よくよく見ると・・・・あっっっ!
奏音「陽奏⁉︎」
陽奏「お姉ちゃん!遅いから心配で来ちゃった!ニコッ」
ねぇ今ニコッって効果音が出るほど爽やかな顔で笑ってたよ?
あ、説明が遅れたね。
この子は綾波陽奏(あやなみひなた)、私の弟なの。
私は中学二年生だから二練で陽奏は一年だから一練なんだ。
たまに二練の門まで迎えに来てくれるけど教室までわざわざ来るのは初めてかな。
ってあれ?なんか暑いなぁ〜。
春なのに夏並みの暑さだよ笑
登喜「ねぇ奏音・・・これって・・・・・『浮気』?」
う、うわぁ〜、登喜くんが結構やばい勘違いしちゃってるよ〜。
熱いのは登喜くんがゴウゴウ燃えてたからか!うん!
って何納得してんの自分!
て言うか陽奏が結構大袈裟にお姉ちゃんって言ってたよね?
奏音「い、いや違うよ!この子は私の弟だよ!ね、陽奏?」
登喜くんを引っ張ってドアの前まで行き陽奏と顔を見合わせた。
陽奏「お前・・誰?」
陽奏⁉︎何言ってるの!これ絶対怒ってるよ!両者共!
登喜「俺は片瀬登喜だ、奏音の彼氏だ。」
陽奏「いつの間に彼氏作ったの?彼氏作るなら僕に言ってからって約束したよね?」
奏音「ソ、ソンナヤクソクイツシタカナー(そんな約束いつしたかなー)」
陽奏「俺が五歳の時」
めっちゃ前!うん!
とりあえず今はこの場から逃げなければ!
登喜くんには悪いけどっ・・。
奏音「またねっ!登喜くーん、ま、また明日!」
そう言って私は陽奏を引っ張って全速力で家までかけてった。
↑ちなみに過去最高で三分でついた〜笑
ガチャッ
私は自分の部屋に陽奏を入れてドアの鍵を閉めた。
奏音「ねぇ陽奏!なんで来たの?」
陽奏「うーん、内緒ニコッ」
その笑顔スマイル(笑顔とスマイルは同じ意味です)やめてっ!
奏音「お姉ちゃんでしょ?お姉ちゃんには教えてよ!」
陽奏「うーん・・仕方ないなぁ、じゃあ教えてあげる。えーっとねぇ」
えっとねぇ何?
陽奏「お姉ちゃんを取られたくなかったから。」
奏音「・・・え?」
今の状況を説明しよう、なぜか今私の一センチ五ミリ先に陽奏の顔。
もうキス寸前のところだ。
陽奏「僕ね、初恋がお姉ちゃんなんだ、だから、彼氏作ったらいや。ずっと僕といようよ」
陽奏「ふふ、その顔昔から変わってない。あっそうそう、あいつには気をつけてね」
そう言って陽奏は部屋を出ていった。
奏音「も、もうなんなのー⁉︎」
私は、これからアブナイことになっちゃいそうですッ!
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