【参加型】閉じ込められた魔法使い達、脱出を試みます。
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こんにちわ、私はパロット、パロット・イエローと言います。
今、気絶していたヒューマルさんが起きて、私達に事情を説明してくれたら…
ヒューマル「メリー先輩落ち着いてくださいィ!!!!!!!!」
メリー「落ち着いてられっかぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁあ!!!!!!!!今すぐにでも宝石にしてやらぁあ!!!!!!!!」
パロット「ねぇノエルちゃん、あれは止めた方が良いのかな…?」
ノエル「分かんない…」
異常事態だ…メリー先輩がキレ散らかしてる…どうにかして止めないと…
そうは言っても今メリー先輩は止められない…
どうしましょう٩( ᐛ )و
パロット「メ、メリー!では、私達で一丁黒幕を倒し、ここに居る先輩方を救出しよう!?な?!」
メリー「その話前提にキレてんだろうが!!!!!!!!」
わぁ、思った通りの反応…ていうか前提にキレてるってなんだ?
とりあえず、メリーを落ち着かせ、作戦を練らねば…
困った時は…
[大文字][中央寄せ]ギラッ[/中央寄せ][/大文字]
ヒューマル「えっ…私ですか!?」
パロットは、ヒューマルに視線を向け、早足でヒューマルに近づいた。
パロット「ヒューマルくん貴方私の風船持っているでしょう?!」
ヒューマル「ひぃっ!!えぁは、はい!持ってますぅ!!」
急いでポケットに手を突っ込み、ヒューマルは黄色い風船を渡した。
パロット「何故私の風船が箱の中に入っていたかは分かりませんがこれで次に進めます…」
ヒューマル「え?」
ヒューマルが何かを言いかける前にパロットは風船を膨らませ、壁にぶん投げていた。
パロット「【爆破】!!」
[大文字][中央寄せ][大文字]ボンッ[/大文字][/中央寄せ][/大文字]
パロットが技を唱えると大きな爆破音がし、風船で壁に大きな穴が空いていた。
ヒューマル「はぁ…?」
???「何が、はぁ?だよ!!!!!!!!」
大きな声を出し、真っ白な制服が真っ黒焦げになっているが現れた。
ヒューマル「あぁ…?って、ヒメ先輩?!」
ヒメ「ふっざけんじゃねぇぞ!いきなり爆発しやがって!」
パロット「すまん、メリーがやばいんだ。助けてくれ」
ヒメ「メリーがどうしたって言うんだ…ってうわ」
メリー「うぅがぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁあ!!!!!!!!」
そこには壁を宝石にしたりベッドを宝石にしたりと暴れているメリーがいた。
私のベッドが…
どう考えてもヒメ先にしか止められない問題なのだ。
ノエル「ヒメお姉ちゃん、これどうしたら良いかな…」
ヒメ「ノエル、安心しろ、私が止めてくる」
どう言う事だって?まぁそれはヒメが強いからだ。
ヒメ「【空具】、指定物はプラの棒だ」
ヒメがそう唱えると見えないが短い鉄の棒が現れた。
パロット「それをどうする気だ」
ヒメ「これで一丁気絶させる」
ヒューマル「(マジかよ…)」
ヒメ「行くぜっホームラン!」
[大文字][中央寄せ][大文字]カキーン![/大文字][/中央寄せ][/大文字]
棒は見事にメリーの首に当たり、バタッとメリーは倒れ込んだ。
マジで大丈夫かな…メリー先輩…
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