最強復帰勢、本職は料理人です。
「よし…登録完了っと。明後日の五時だな」
「いやー久しぶりっすね!零さんと二人で大会出るの!」
「ああ、Delta orb以来だな」
ゼロが大会に姿を現すのは、実に二年ぶりだ。
今、空白の二年間が動き出す。
____________________________
三日後
「おい、あれ本物か?」「引退したんだろ?名前変えてるだけだって」
マッチング待機地点では、あの二人を中心にして輪が作られていた。
いや、避けているだけだろう。
「よしWooker、今日は一応復帰戦だからな?」
「勿論、わかってますよ?派手に動いて、めっちゃ目立つ!」
「違ぇよ、今日はコソコソやるんだよ」
今日の試合は、いわば登竜門だ。
「ビギナーズグループ」と言われている今日の試合。
本来なら、プロを目指す人が最初に挑む試合だ。
しかし、彼ら二人は違う。肩慣らしに過ぎない。
『試合開始まで、三十秒』
「とりあえず、今まで通りだ」
「ゼロさんが北、俺が南東ですよね?わかってますよ」
そして、試合が始まった。
「うわ、めっちゃ久しぶりだからなんか違和感あるな」
降下すると、部屋に入りナイフを拾う。
それを腰に装備すると、徐々にナイフの柄の色が変わる。
これは、RPGで習得したスキルを注入しているのだ。
素の武器を拾い、その武器を自分の思い思いに変える。
それが、このノックファンタジーのバトルロワイヤルだ。
「よし、まだキルログも流れてないし、安置に入るか?」
「ゼロさん、今日あいつ居ないっすよ。外ムーブでいいんじゃないスカ?」
「それもそうだな」
そういうと、安置の円の周りを行くように走る。
ちなみに外ムーブとは、安置の外よりで行動することだ。キルを多めにできたりする。
「Wooker、前方に四人。丘上から周れ」
「了解!」
そう言うと、素早い速度で敵の裏へと走る。
ゼロも敵のすぐ横まで駆け寄る。
敵の四人組は、マップを広げて作戦を立てている。
[小文字]「サイレンサー」[/小文字]
Wookerが唱えると、足音が弱くなった。
サイレンサーは、自身が発する音を少なくする魔法だ。
しかし、効果時間が短い。
そのため、戦闘を仕掛けるときはタイミングが必要になってくる。
「今だ!」
ゼロの声と共に、鋭い二本の刃が敵を襲う。
「おい!スキャンをしろ!」
「〇〇は俺の前へ!盾を張れ!△△は蘇生を!」
素早い掛け声だ。
普通の相手なら問題なく逆転できるだろう。
だが、相手が悪かった。
そして、裏の警戒を怠ってしまった。
「蘇生中悪いね!」
Wookerが盾持ちと戦っている中、ゼロは蘇生をしようとしていた奴を見逃さなかった。
ゼロはナイフで蘇生していた奴をダウンさせた。
残りは盾持ちと、指示していた奴の、合計二人。
「ゼロさんはもうひとりを!盾は俺が!」
「了解!」
残りの一人は、長剣使いだ。
ゼロは、素早く間合いを詰める。
そして、敵はやや大振りで長剣を振る。
ゼロは、間合いの外だったがナイフで防御の構えを取った。
刹那、ゼロの勢いは消え、後ろに下がった。
そう、この長剣は間合いの外側にも斬撃が届くのだ。
距離を詰めなければいけないナイフ使いのゼロ。
距離を離しても有効打を放てる敵の超剣使い。
この圧倒的不利の状況から、ゼロが世界最強と言われる理由が明らかになる。
「いやー久しぶりっすね!零さんと二人で大会出るの!」
「ああ、Delta orb以来だな」
ゼロが大会に姿を現すのは、実に二年ぶりだ。
今、空白の二年間が動き出す。
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三日後
「おい、あれ本物か?」「引退したんだろ?名前変えてるだけだって」
マッチング待機地点では、あの二人を中心にして輪が作られていた。
いや、避けているだけだろう。
「よしWooker、今日は一応復帰戦だからな?」
「勿論、わかってますよ?派手に動いて、めっちゃ目立つ!」
「違ぇよ、今日はコソコソやるんだよ」
今日の試合は、いわば登竜門だ。
「ビギナーズグループ」と言われている今日の試合。
本来なら、プロを目指す人が最初に挑む試合だ。
しかし、彼ら二人は違う。肩慣らしに過ぎない。
『試合開始まで、三十秒』
「とりあえず、今まで通りだ」
「ゼロさんが北、俺が南東ですよね?わかってますよ」
そして、試合が始まった。
「うわ、めっちゃ久しぶりだからなんか違和感あるな」
降下すると、部屋に入りナイフを拾う。
それを腰に装備すると、徐々にナイフの柄の色が変わる。
これは、RPGで習得したスキルを注入しているのだ。
素の武器を拾い、その武器を自分の思い思いに変える。
それが、このノックファンタジーのバトルロワイヤルだ。
「よし、まだキルログも流れてないし、安置に入るか?」
「ゼロさん、今日あいつ居ないっすよ。外ムーブでいいんじゃないスカ?」
「それもそうだな」
そういうと、安置の円の周りを行くように走る。
ちなみに外ムーブとは、安置の外よりで行動することだ。キルを多めにできたりする。
「Wooker、前方に四人。丘上から周れ」
「了解!」
そう言うと、素早い速度で敵の裏へと走る。
ゼロも敵のすぐ横まで駆け寄る。
敵の四人組は、マップを広げて作戦を立てている。
[小文字]「サイレンサー」[/小文字]
Wookerが唱えると、足音が弱くなった。
サイレンサーは、自身が発する音を少なくする魔法だ。
しかし、効果時間が短い。
そのため、戦闘を仕掛けるときはタイミングが必要になってくる。
「今だ!」
ゼロの声と共に、鋭い二本の刃が敵を襲う。
「おい!スキャンをしろ!」
「〇〇は俺の前へ!盾を張れ!△△は蘇生を!」
素早い掛け声だ。
普通の相手なら問題なく逆転できるだろう。
だが、相手が悪かった。
そして、裏の警戒を怠ってしまった。
「蘇生中悪いね!」
Wookerが盾持ちと戦っている中、ゼロは蘇生をしようとしていた奴を見逃さなかった。
ゼロはナイフで蘇生していた奴をダウンさせた。
残りは盾持ちと、指示していた奴の、合計二人。
「ゼロさんはもうひとりを!盾は俺が!」
「了解!」
残りの一人は、長剣使いだ。
ゼロは、素早く間合いを詰める。
そして、敵はやや大振りで長剣を振る。
ゼロは、間合いの外だったがナイフで防御の構えを取った。
刹那、ゼロの勢いは消え、後ろに下がった。
そう、この長剣は間合いの外側にも斬撃が届くのだ。
距離を詰めなければいけないナイフ使いのゼロ。
距離を離しても有効打を放てる敵の超剣使い。
この圧倒的不利の状況から、ゼロが世界最強と言われる理由が明らかになる。