私の推しは半透明
どうして、ここにレイが?
なんで、私の目の前にいるの?
レイは、キラキラ輝いてる。私の大好きなレイだ。
「レ、イ…?」
レイは、急死したんじゃ…?
「君、僕のこと知ってるの?」
「…へ?」
えぇっと…どういう状況!?
なんで、私の前に最推しがいて、なんで私の部屋に推しがいて、なんで推しは…[太字]半透明[/太字]?
どうやら、記憶がないらしいレイ。
「えっと…この衣装覚えてませんか?」
レイに、ライブの時の記念写真を見せた。これは私が苦労してゲットした1枚。
「…これが、僕ですか…?」
レイ、普段は一人称【俺】なのに。記憶を失ってるから…
(これは、これでアリ!!!!)
「あ、私は推屋ユウといいます。貴女は…レイさんです」
「…レイ…」
レイは、自分の名前を何度か呟いた。
「僕は、どうして幽霊になったのでしょう…?」
「…それも、覚えてないんですね」
「はい…ユウさんが言うのを信じれば、アイドル…だということくらいです」
推しに名前を呼ばれるって、こんなに幸せなんだ…
ありがとう、お母さん…この名前を付けてくれて。
「レイさん、どうしますか?このままここにいるのもありですよ」
幽霊なら、お母さんには見えないだろうし。
「じゃあ、お願いします。すみません」
「いえいえっ!」
良かった。成仏できるように。自分のこと思い出せるように。
って…[太字][大文字]え?[/大文字][/太字]
私、今とんでもないこと言ったのでは?
ファンの皆さん大変申し訳ございません。レイが成仏したら切腹させていただきますからっ!
「とりあえず…」
なんで、私の目の前にいるの?
レイは、キラキラ輝いてる。私の大好きなレイだ。
「レ、イ…?」
レイは、急死したんじゃ…?
「君、僕のこと知ってるの?」
「…へ?」
えぇっと…どういう状況!?
なんで、私の前に最推しがいて、なんで私の部屋に推しがいて、なんで推しは…[太字]半透明[/太字]?
どうやら、記憶がないらしいレイ。
「えっと…この衣装覚えてませんか?」
レイに、ライブの時の記念写真を見せた。これは私が苦労してゲットした1枚。
「…これが、僕ですか…?」
レイ、普段は一人称【俺】なのに。記憶を失ってるから…
(これは、これでアリ!!!!)
「あ、私は推屋ユウといいます。貴女は…レイさんです」
「…レイ…」
レイは、自分の名前を何度か呟いた。
「僕は、どうして幽霊になったのでしょう…?」
「…それも、覚えてないんですね」
「はい…ユウさんが言うのを信じれば、アイドル…だということくらいです」
推しに名前を呼ばれるって、こんなに幸せなんだ…
ありがとう、お母さん…この名前を付けてくれて。
「レイさん、どうしますか?このままここにいるのもありですよ」
幽霊なら、お母さんには見えないだろうし。
「じゃあ、お願いします。すみません」
「いえいえっ!」
良かった。成仏できるように。自分のこと思い出せるように。
って…[太字][大文字]え?[/大文字][/太字]
私、今とんでもないこと言ったのでは?
ファンの皆さん大変申し訳ございません。レイが成仏したら切腹させていただきますからっ!
「とりあえず…」