●●「○○ね、寿命があと半年なんだ、」

杏「え、？」

杏「ねぇ、嘘、だよね？」

瑞希「…」

類「…瑞希の態度を見る限り、本当だろう、」

司「なぜ、黙っていたんだ、」

●●「司先輩、前観覧車で言ったでしょ？」

●●「瑞希が恩人だって、」

●●「本当なら○○は自殺してた所を瑞希が止めてくれたんだ、」

司「だから恩人か、」

杏「でも、！言ってくれたら、！」

●●「それが、！！○○にとってはツラいんだ、」

●●「みんな気を使って、○○を楽しませたりして、そんなのじゃなくて、ただ普通の中で、ただ普通に楽しいことをするのが一番○○にとっては嬉しいんだ、」

杏「じゃあ、なんで、瑞希には、」

瑞希「…分からない、」

●●「本当は言うつもりなんて無かった、」

●●「でも、瑞希なら、そんな事気にせずに、みんなと同じように、普通に接してくれるって、思ったんだ、」

●●「みんなはッ、優しいからッ、気を使って、接してくるってッ、思っちゃうんだ、」

●●「分かっていてもッ、実はッ、ものすごく気を使っているんじゃってッ、思っちゃうんだッ…」

寧々「●●大丈夫、ってなんで泣いて、」

えむ(ものすごく苦しいって顔してる、)

類「…おそらく、過去に何かあったんだろう、そして、”人間不信”になってしまった、」

瑞希「…●●、一旦落ち着いて、？」

寧々「はい、ハンカチ、」

●●「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

(深呼吸)

●●「…杏だって信用できたはずなのに、」

●●「どうしても、信用できなくて、」

●●「みんなを、信じたくても、」

瑞希「分かったから、もう、自分を苦しめないでッ、」

えむ「●●ちゃん( ´･ω･`)」

寧々「えむ、」

類「僕たちは1度帰ろう明日また、」

司「そうだな、1度俺達も落ち着こう、」

杏「っ、うん、」

瑞希「ボクはもう少し●●と話す、」

類「分かった、じゃあ」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ