ぽよぽよスライム、転生して勇者パーティに入る。
「ん…」
少しひんやりした冷たい手で目を覚ました。
昨日のスライムっぽいやつが俺を揺すっている。
どうやら言葉は話せないようだ。
「お、元気になったのか。」
スライムは頷いている。
聞くことと身振り手振りは出来るのか。
さてはこいつ、国語は一部しか受けたこと無いだろう。
取り敢えず安全な状態になったことを確認して、秘密の特訓場に向かった。心配だから一応連れて行こう。ちょっと過呼吸な気がするが。
[水平線]「てや!やあ!」
動く的で素振りをしていると、後ろから例のスライムが首を傾げるように寄ってきた。
「ちょっ!危ない!」
スライムは間一髪で避けれたが、これは叱るべきだ。
「なにをやってるんだ!お前死んじゃうんだぞ!」
スライムはしょんぼりしている。
一応褒めてやるのも効果的とか聞いたこともある。
「ま、まあ避けれる力はあるんだな。」
褒められて嬉しそうなスライムは何かを放った。
天井の一部が凍った。
「お前上級魔法も出来るのか!凄いな!」
何やら魔法なら結構出せるらしい。
そういえば僧侶の枠なら空いていたかな?
あとは言葉さえ喋れればいいのか。
知り合いの講師に頼んでみよう。
これで言葉も喋れてこちらも安全に特訓が出来るはずだ。これが一石二鳥というやつか。
そうだ、名前も無いアイツに一応仮の名前を付けておくか。
「『スー』とかどうだろうか。」
呟いてしまった。だがスーは嬉しそうだ。
少しひんやりした冷たい手で目を覚ました。
昨日のスライムっぽいやつが俺を揺すっている。
どうやら言葉は話せないようだ。
「お、元気になったのか。」
スライムは頷いている。
聞くことと身振り手振りは出来るのか。
さてはこいつ、国語は一部しか受けたこと無いだろう。
取り敢えず安全な状態になったことを確認して、秘密の特訓場に向かった。心配だから一応連れて行こう。ちょっと過呼吸な気がするが。
[水平線]「てや!やあ!」
動く的で素振りをしていると、後ろから例のスライムが首を傾げるように寄ってきた。
「ちょっ!危ない!」
スライムは間一髪で避けれたが、これは叱るべきだ。
「なにをやってるんだ!お前死んじゃうんだぞ!」
スライムはしょんぼりしている。
一応褒めてやるのも効果的とか聞いたこともある。
「ま、まあ避けれる力はあるんだな。」
褒められて嬉しそうなスライムは何かを放った。
天井の一部が凍った。
「お前上級魔法も出来るのか!凄いな!」
何やら魔法なら結構出せるらしい。
そういえば僧侶の枠なら空いていたかな?
あとは言葉さえ喋れればいいのか。
知り合いの講師に頼んでみよう。
これで言葉も喋れてこちらも安全に特訓が出来るはずだ。これが一石二鳥というやつか。
そうだ、名前も無いアイツに一応仮の名前を付けておくか。
「『スー』とかどうだろうか。」
呟いてしまった。だがスーは嬉しそうだ。