二次創作
神様のとある一日
「おや?影か?」
「偶然ですね、神子」
八重神子は目を疑う。雷電影は外に出ることをあまり好まない。そして、ここ八重堂で出くわすとは…
(旅人から話は聞いていたが、この目で見るまでは…信じがたいものじゃな)
「八重堂に何か用でも?」
「ええ、結構前に転生系?の娯楽小説を…あと団子牛乳をいただきに」
「奇遇じゃのう。妾もその団子牛乳とやらが気になっていたのじゃ。旅人から中々好評だったからのう」
先程から神子は疑問をいだいていた。
(こやつが、あのような経緯で外に出向くのか?)
「説明してください、神子。この『転生したら美少女?!けど何故かヒルチャールに愛されすぎて逃げる毎日!〜イケメン公子様を探す旅〜』長いですね。いけめん?聞いたことがない単語ですね」
「顔が整っている者という意味じゃ」
「整っている…?なるほど。しかし待ってください、この__ 」
あの後、質問され続けた神子。その時の影は質問期の子どものようであった。質問も一段落ついた頃、何者かが近づいてくる気配に神子は気付いた。きっと武人も気づいているだろう。
「…将軍様?それに宮司様!?」
「あなたは確か…」
「智樹です。まさか、またお会いできるとは!」
「あれから売れ行きはどうでしょう?」
「将軍様のおかげで、団子牛乳を買いに来る人が多くなりました。将軍様には感謝のしようがないです」
話の内容から察するに団子牛乳を作った者らしい。
「では団子牛乳を2つお願いしますね」
「…!はい、少々お待ち下さい」
「ど、どうでしょうか…?宮司様」
智は不安そうに顔を覗き込む。
「美味であるな。一見相性が悪そうに見えるが、牛乳の良さと団子の良さ両者が合わさっている。影や旅人が絶賛するのも理解できる」
影と智樹は顔を見合わせる。どうやら神子の反応が以外にもよく、2人は嬉しそうだった。智樹に至っては涙を流しながら拝んでいる。
「さて、私はそろそろ戻らなくては…あなたはどうしますか?神子」
「妾も戻ろう」
「わかりました。では、また来ます」
「ありがとうございました!」
「ん〜夜風は実に気持ちが良いものですね」
「本当に八重堂と団子牛乳目的じゃとは」
「…前に旅人さんと一緒に外に出たときに言われました。人間という生き物は常に変化を求めるものだと。人間が求める変化、見届けたいと私は思います」
「……」
神子は何も言わなかった。けれど、影は気にしている様子はない。彼女なりの優しさなのだと影は思う。
「影…」
突然、神子が影を呼び止める。影は自然と動いていた足をピタリと止めた。
「どうかしましたか?」
「行きたい場所があるじゃ、寄って行ってもよいか?」
「…ええ、いいですよ。ですが、一体どこに…?」
「旧友に会いに…」
旧友に会いに2人はまた歩き出す。目的の場所は誰にも分からない。彼女ら以外は。
「偶然ですね、神子」
八重神子は目を疑う。雷電影は外に出ることをあまり好まない。そして、ここ八重堂で出くわすとは…
(旅人から話は聞いていたが、この目で見るまでは…信じがたいものじゃな)
「八重堂に何か用でも?」
「ええ、結構前に転生系?の娯楽小説を…あと団子牛乳をいただきに」
「奇遇じゃのう。妾もその団子牛乳とやらが気になっていたのじゃ。旅人から中々好評だったからのう」
先程から神子は疑問をいだいていた。
(こやつが、あのような経緯で外に出向くのか?)
「説明してください、神子。この『転生したら美少女?!けど何故かヒルチャールに愛されすぎて逃げる毎日!〜イケメン公子様を探す旅〜』長いですね。いけめん?聞いたことがない単語ですね」
「顔が整っている者という意味じゃ」
「整っている…?なるほど。しかし待ってください、この__ 」
あの後、質問され続けた神子。その時の影は質問期の子どものようであった。質問も一段落ついた頃、何者かが近づいてくる気配に神子は気付いた。きっと武人も気づいているだろう。
「…将軍様?それに宮司様!?」
「あなたは確か…」
「智樹です。まさか、またお会いできるとは!」
「あれから売れ行きはどうでしょう?」
「将軍様のおかげで、団子牛乳を買いに来る人が多くなりました。将軍様には感謝のしようがないです」
話の内容から察するに団子牛乳を作った者らしい。
「では団子牛乳を2つお願いしますね」
「…!はい、少々お待ち下さい」
「ど、どうでしょうか…?宮司様」
智は不安そうに顔を覗き込む。
「美味であるな。一見相性が悪そうに見えるが、牛乳の良さと団子の良さ両者が合わさっている。影や旅人が絶賛するのも理解できる」
影と智樹は顔を見合わせる。どうやら神子の反応が以外にもよく、2人は嬉しそうだった。智樹に至っては涙を流しながら拝んでいる。
「さて、私はそろそろ戻らなくては…あなたはどうしますか?神子」
「妾も戻ろう」
「わかりました。では、また来ます」
「ありがとうございました!」
「ん〜夜風は実に気持ちが良いものですね」
「本当に八重堂と団子牛乳目的じゃとは」
「…前に旅人さんと一緒に外に出たときに言われました。人間という生き物は常に変化を求めるものだと。人間が求める変化、見届けたいと私は思います」
「……」
神子は何も言わなかった。けれど、影は気にしている様子はない。彼女なりの優しさなのだと影は思う。
「影…」
突然、神子が影を呼び止める。影は自然と動いていた足をピタリと止めた。
「どうかしましたか?」
「行きたい場所があるじゃ、寄って行ってもよいか?」
「…ええ、いいですよ。ですが、一体どこに…?」
「旧友に会いに…」
旧友に会いに2人はまた歩き出す。目的の場所は誰にも分からない。彼女ら以外は。