二次創作
呪、再び
「…どうする?これから」
ゾムが口を開く。全員が難しい顔をした。
「作戦を立てよう。誰かペンと紙を持っていないか?」
猿山の言葉に、クロノアがメモ帳から一枚紙をちぎり、ポケットからペンを取り出す。
「これ使ってください」
クロノアからそれを受け取ると、さらさらと現状と作戦をまとめていく。
[水平線]
0:30 シャオ 救出
1:00 絵斗 偶像所持
3:00 絵斗 鬼化
〈作戦〉
A.無理やり偶像を奪う
B.絵斗を説得する。
C.―――――――…。
[水平線]
「こんなんでどうだ?」
「…猿山、作戦Cだけはだめだ」
戌亥が険しい顔をする。彼と桃瀬以外は、作戦の意味がわからず首を傾げている。
「なんだよ戌亥、おれの身でも心配してるのか?」
フッと猿山は笑うが、戌亥の表情は硬いままだった。
「死ぬ気か、お前…」
「?!猿ゥ、どういうことや?!」「なにする気なんすか先生?!」
ゾムとシャオロンの声が重なる。
「らぁ君…今は[漢字]私[/漢字][ふりがな]桃瀬家[/ふりがな]の"能力"で[漢字]黄泉の国と現世を隔離[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・[/ふりがな]してるんだよ?だから…[漢字]死んでも、生き返らない[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・[/ふりがな]よ?」
「大丈夫、わかってるさ桃瀬」
「だったらなんで…」
心配そうな顔をする桃瀬。猿山はニヤッと笑う。
「だってオレ、"教師"だから。生徒の前で死ねるかよ」
「はぁ…そんな理由で死なないわけないだろ」
「でもこの方法が一番確実だろ、戌亥」
「…先生、ほんとに死なないんすか?」
ショッピがじっと猿山を見上げる。猿山は、力強く頷いた。
「先生が絶対に死なないって言うなら…オレは先生を応援します」
「ちょっ、ショッピ何言って…」
「えぇんかチーノ…あの絵斗って人が鬼になっても。…シャオさんと、同じ道を辿っても」
「それは…」
チーノが黙り込む。シャオロンは何も話さない。
「オレには[漢字]あの人[/漢字][ふりがな]絵斗[/ふりがな]、[漢字]誰かに脅されて[/漢字][ふりがな]・・・・・・・[/ふりがな]あんな事してるようにしか見えんのや」
「!!」
数人が息を呑む音が聞こえる。
「先生が絶対に死なんって言うんなら…オレはあの人を救うべきやと思う」
「…オレも、そう思うわ」
「!シャオさん…」
シャオロンが真っ直ぐな目を猿山に向ける。チーノは少しの間迷っていたが、覚悟が決まったようだ。
「…ボクも、先生を応援します…!」
「だとよ?戌亥、桃瀬」
「…はぁ…好きにしろ」
「らぁ君、絶対に死なないで」
全員が渋々認める雰囲気になる。…ただ、一人を除いて。
「オレは嫌や…」
「…ゾム」
「死ぬ可能性がゼロって訳じゃないんやろ?だったら…オレは反対する」
「…」
猿山の中に、わずかな迷いが生まれる。この作戦は実行したい。でも、もしそれでゾムを、みんなを悲しませる結果になってしまったとしたら…?強がって言ったものの、本当に死ぬ可能性だってある。
(オレは、どうすれば良い…?)
静かな時が流れていく。彼は、ふぅっと息を吐いた。そして、決意する。
「オレは…
[中央寄せ]作戦Aを実行する→次ページへ[中央寄せ]
[中央寄せ]作戦Bを実行する→11ページへ[/中央寄せ]
[中央寄せ]作戦Cを実行する→12ページへ[/中央寄せ]
[右寄せ]」[/右寄せ]
ゾムが口を開く。全員が難しい顔をした。
「作戦を立てよう。誰かペンと紙を持っていないか?」
猿山の言葉に、クロノアがメモ帳から一枚紙をちぎり、ポケットからペンを取り出す。
「これ使ってください」
クロノアからそれを受け取ると、さらさらと現状と作戦をまとめていく。
[水平線]
0:30 シャオ 救出
1:00 絵斗 偶像所持
3:00 絵斗 鬼化
〈作戦〉
A.無理やり偶像を奪う
B.絵斗を説得する。
C.―――――――…。
[水平線]
「こんなんでどうだ?」
「…猿山、作戦Cだけはだめだ」
戌亥が険しい顔をする。彼と桃瀬以外は、作戦の意味がわからず首を傾げている。
「なんだよ戌亥、おれの身でも心配してるのか?」
フッと猿山は笑うが、戌亥の表情は硬いままだった。
「死ぬ気か、お前…」
「?!猿ゥ、どういうことや?!」「なにする気なんすか先生?!」
ゾムとシャオロンの声が重なる。
「らぁ君…今は[漢字]私[/漢字][ふりがな]桃瀬家[/ふりがな]の"能力"で[漢字]黄泉の国と現世を隔離[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・[/ふりがな]してるんだよ?だから…[漢字]死んでも、生き返らない[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・[/ふりがな]よ?」
「大丈夫、わかってるさ桃瀬」
「だったらなんで…」
心配そうな顔をする桃瀬。猿山はニヤッと笑う。
「だってオレ、"教師"だから。生徒の前で死ねるかよ」
「はぁ…そんな理由で死なないわけないだろ」
「でもこの方法が一番確実だろ、戌亥」
「…先生、ほんとに死なないんすか?」
ショッピがじっと猿山を見上げる。猿山は、力強く頷いた。
「先生が絶対に死なないって言うなら…オレは先生を応援します」
「ちょっ、ショッピ何言って…」
「えぇんかチーノ…あの絵斗って人が鬼になっても。…シャオさんと、同じ道を辿っても」
「それは…」
チーノが黙り込む。シャオロンは何も話さない。
「オレには[漢字]あの人[/漢字][ふりがな]絵斗[/ふりがな]、[漢字]誰かに脅されて[/漢字][ふりがな]・・・・・・・[/ふりがな]あんな事してるようにしか見えんのや」
「!!」
数人が息を呑む音が聞こえる。
「先生が絶対に死なんって言うんなら…オレはあの人を救うべきやと思う」
「…オレも、そう思うわ」
「!シャオさん…」
シャオロンが真っ直ぐな目を猿山に向ける。チーノは少しの間迷っていたが、覚悟が決まったようだ。
「…ボクも、先生を応援します…!」
「だとよ?戌亥、桃瀬」
「…はぁ…好きにしろ」
「らぁ君、絶対に死なないで」
全員が渋々認める雰囲気になる。…ただ、一人を除いて。
「オレは嫌や…」
「…ゾム」
「死ぬ可能性がゼロって訳じゃないんやろ?だったら…オレは反対する」
「…」
猿山の中に、わずかな迷いが生まれる。この作戦は実行したい。でも、もしそれでゾムを、みんなを悲しませる結果になってしまったとしたら…?強がって言ったものの、本当に死ぬ可能性だってある。
(オレは、どうすれば良い…?)
静かな時が流れていく。彼は、ふぅっと息を吐いた。そして、決意する。
「オレは…
[中央寄せ]作戦Aを実行する→次ページへ[中央寄せ]
[中央寄せ]作戦Bを実行する→11ページへ[/中央寄せ]
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