二次創作
呪、再び
「猿ゥ〜〜!大変や!!」
「"ゾム"ぅ??"山"と"先生"をつけろと言っているだろ💢」
ここは、"零陀小学校"の職員室。この微笑ましい光景に、誰もが温かい目で見守っている。
「いいからはよ来てくれや!」
そう言って"猿山"の手を引っ張るゾム。仕方なく彼はついていくことにした。
「はぁ、今度は何をやらかしたんだ?」
「何もやらかしとらんわ!そんなことより猿ゥ、あの"二人"のことなんやけど…」
「あれ、"ショッピ"と"チーノ"??どうしたんだ、二人とも」
「せ、せんせぇ…(泣)」 [小文字]ちのちの〜[/小文字]
「え?!ちょ、チーノどうしたんだ??あ、いや、オレが泣かせたんじゃ…」
「~~~」 ヒソヒソッ
「あ〜〜〜もう!!場所を移すぞ!!」
〈相談室〉
「で、どうしたんだ?」
「"シャオロン"が、しゃおろんがぁ…!」
「ちょ、チーノ…一旦泣くのやめよう、な?…てかショッピ、お前何か知らんのか??」
猿山が問うと、ショッピはわずかにためらう素振りを見せたが、やがて重い口を開いた。
「……オレ達、シャオさんが"零陀神社"で[漢字]お祈り[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]するよう煽ったんです。そしたら次の日、行方不明に…」
「?!」
猿山の表情が変わる。ゾムは、不安そうに彼を見つめた。
「先生…やっぱりそうだよな?」
「あぁ、間違いない…ショッピ、チーノ、ここは先生がなんとかするから、お前たちは…」
猿山が二人をなだめるように言った、その時。
「嫌です!!ボク達もシャオさんを助けに行きたい!!」
チーノが猛反発する。猿山は困ったように顔をしかめた。
「チーノ…でもこれは…」
そこまで言いかけて、なんと説明すれば良いか言葉に詰まっていると、"彼"が口を開いた。
「知っとりますよ、オレもチーノも。…"鬼"になっちゃったんすよね、シャオさん」
「!!」
なぜそれを知っている、と猿山が目で訴える。ショッピとチーノは顔を見合わせ、頷いた。
「"エーミール"という大学生から聞いたんです。なんか、"鬼"についての研究をしてるみたいで…」
「ショッピ、先生をそいつのところに連れて行ってくれないか?」
「放課後で良ければ」
「エミさん…オレ知っとるわ。ハg…金髪の人やろ。昔からよく[漢字]遊んどる[/漢字][ふりがな]イジメとる[/ふりがな]わ」
「ゾムも知ってるのか?…じゃあお前も一緒に来てくれ。てか、お前なら勝手に来るだろ」
「まぁな!」
と、胸を張るゾムに、「褒めてねぇよ」と猿山は苦笑する。しかし、ショッピとチーノの表情は硬いままだった…
続く…
「"ゾム"ぅ??"山"と"先生"をつけろと言っているだろ💢」
ここは、"零陀小学校"の職員室。この微笑ましい光景に、誰もが温かい目で見守っている。
「いいからはよ来てくれや!」
そう言って"猿山"の手を引っ張るゾム。仕方なく彼はついていくことにした。
「はぁ、今度は何をやらかしたんだ?」
「何もやらかしとらんわ!そんなことより猿ゥ、あの"二人"のことなんやけど…」
「あれ、"ショッピ"と"チーノ"??どうしたんだ、二人とも」
「せ、せんせぇ…(泣)」 [小文字]ちのちの〜[/小文字]
「え?!ちょ、チーノどうしたんだ??あ、いや、オレが泣かせたんじゃ…」
「~~~」 ヒソヒソッ
「あ〜〜〜もう!!場所を移すぞ!!」
〈相談室〉
「で、どうしたんだ?」
「"シャオロン"が、しゃおろんがぁ…!」
「ちょ、チーノ…一旦泣くのやめよう、な?…てかショッピ、お前何か知らんのか??」
猿山が問うと、ショッピはわずかにためらう素振りを見せたが、やがて重い口を開いた。
「……オレ達、シャオさんが"零陀神社"で[漢字]お祈り[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]するよう煽ったんです。そしたら次の日、行方不明に…」
「?!」
猿山の表情が変わる。ゾムは、不安そうに彼を見つめた。
「先生…やっぱりそうだよな?」
「あぁ、間違いない…ショッピ、チーノ、ここは先生がなんとかするから、お前たちは…」
猿山が二人をなだめるように言った、その時。
「嫌です!!ボク達もシャオさんを助けに行きたい!!」
チーノが猛反発する。猿山は困ったように顔をしかめた。
「チーノ…でもこれは…」
そこまで言いかけて、なんと説明すれば良いか言葉に詰まっていると、"彼"が口を開いた。
「知っとりますよ、オレもチーノも。…"鬼"になっちゃったんすよね、シャオさん」
「!!」
なぜそれを知っている、と猿山が目で訴える。ショッピとチーノは顔を見合わせ、頷いた。
「"エーミール"という大学生から聞いたんです。なんか、"鬼"についての研究をしてるみたいで…」
「ショッピ、先生をそいつのところに連れて行ってくれないか?」
「放課後で良ければ」
「エミさん…オレ知っとるわ。ハg…金髪の人やろ。昔からよく[漢字]遊んどる[/漢字][ふりがな]イジメとる[/ふりがな]わ」
「ゾムも知ってるのか?…じゃあお前も一緒に来てくれ。てか、お前なら勝手に来るだろ」
「まぁな!」
と、胸を張るゾムに、「褒めてねぇよ」と猿山は苦笑する。しかし、ショッピとチーノの表情は硬いままだった…
続く…