○○はとりあえず巨大な門へ向かった。
門にいる男が○○を見ている。
びっくりしたような表情でこっちを見ている。
何にびっくりしてるんだろう？。

門の男「あなたは…もしかして●●さんですか？！。」

●●「え、はい。そうですけど…。」

門の男「早くこっちに来てください！。早く！！。」

男が口笛を吹いた。
すると空からペガサスが飛んできた。

門の男「しっかり捕まっててくださいね？。」

○○はペガサスに乗せられて、その後は記憶がなかった。



気づいたらとても豪華な場所にいた。
神殿のような場所。
そこはとても広かった。
向こうには階段があり、その上には椅子がある。
椅子には誰かが座っている。
偉そうな人だ。

後ろにはさっきの門とは違う巨大な金色の門があった。
門は開かれてたくさんの人が入ってきた。

金髪の女「今年の新人も可愛いのう。」

黒い服の男「それ毎年言ってんじゃん。」

その人たちも背中に羽が生えている。
中には武器を持っている人もいた。

？？？「静まれい！！」

誰かが大きな声で言った。
その声は椅子のそばにいる男からのものだった。
椅子にはとても豪華な服を着た女性がいる。
そしてそのそばには護衛のような人たちがいた。
その男も護衛のようだった。

護衛の男「貴方たちが騒がしくしていたら大神様がいつまでたっても喋られません！！。」

辺りが静かになった。
大神様と呼ばれているのは椅子に座った女性。
大神様は笑顔で言った。

大神様「静かにしてくれてありがとう。」

その声は優しいものだった。
その笑顔も優しい笑顔だった。

大神様「●●。」

●●「は、はい。」

大神様「今日は貴方とお話をするためにここに呼んだの。いいかしら？。」

●●「うっ…。全然いいです！！。」

よくわからないまま話すのは…って思ったけど、言えなかった。
だってあの笑顔で言われたら無理だよぉぉぉ！。
別に話をしてもいいけど、選択肢に拒否はなかった。