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BL、所謂「男性同士の恋愛」が描写されています。
苦手だよって人はご覧頂かない事を推奨いたします。

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耳が痛くなるほどの静寂を引っ搔いて、僕を攫って。

#3

これは何の気持ち?

_そこから毎日、春は僕の部屋で過ごすようになった。


寝るときもつらそうな体勢ではあったが部屋の椅子に座ったし。
…まぁ僕がベッドでないとほとんど過ごせないからなんだけど。














「ごめんね?その体勢で寝るの流石につらいよね…?」




僕がそう言うと、春は「?」という顔をしていた。






「別に、俺はええで?佑紀はそもそもベッドやないとあかんのやろ?」


「そうだけどさ…」










_「俺は、大切な人を俺のせいでなくすのは嫌やねん」





春はそう言うと、窓ごしに空を見た。







「俺は昔、俺のせいで親が死んでしもてん。やからな、もう俺のせいで大切な人をなくしてしまうのは…嫌なんや。結果的にどっちも傷付いてまうやろ?」





‥確かに。





そういえば春って親の話しないなぁと思ってたけど、いなかったんだ。












「ごめんな、暗い話してもーて。」








春の、"いつもの笑顔"じゃなかった。












元気に振る舞っているんだ。













_「僕は絶対いなくならない」






僕がそう言うと、春の瞳が揺れた。






「佑紀…?」






「春が悲しまないように、僕絶対病気を治す。決めたもん」












開けていた窓から、僕の背中を後押しする様に風が舞い上がった。

作者メッセージ

こんばんは。
夜空酔雲(ヨゾラヨウ)と申します。


ちょっとお久しぶりですかね?
また再開させていきますよ~っっ!

2024/12/31 11:58

夜空 酔雲 :ヨゾラ ヨウ:@NOVELCAKEで垢使えなくて待ってる状況だよ ID:≫opL55IWvd1Ihw
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