耳が痛くなるほどの静寂を引っ搔いて、僕を攫って。
「わわわわわっ‥??!」
び、びっくりする。
「どうや?ちょっとかっこよかったやろ」
春の無邪気な笑顔。
心の何処かで、きゅんという音がした気がした。
「…まぁ恰好良かったけど」
[大文字]_しゃっ[/大文字]
突然、部屋のカーテンが開いた。
「あ、…邪魔してごめんね☆ちょっと佑紀くんの採血の時間なんだけど、先生には言っておくわ☆」
「いやいやいやいやいや…!!!ぼっ、僕らそういう関係じゃないです…!」
「…じゃあ採血するね?2人ともごめんね?」
いや、だから良いですって。
春は血が苦手らしく、
「ちょ、俺ほんま血無理やねん…」
とあっちを向いてる。
採血をしている途中、看護師さんが物凄くにやついていた。
「じゃ、あとは2人でごゆっくり☆」
そして、看護師さんは足早に去っていった。
「はぁあ…」
僕がため息をつくと春がにやにやしながら言った。
「さっきの"そういう関係"って…どんな関係?」
「カップル…みたいな…」
「赤くなっとるで?」
春は、煽り上手…なのか?泣
「う、うるさい…っ」
「ほんまは俺とカップルになりたいくせにー?」
…まだ自分の気持ちが分からなくて、答えれなかった。
でも赤くなってるらしい。
‥じゃあ僕は、春とカップルになりたいって事なの…?
び、びっくりする。
「どうや?ちょっとかっこよかったやろ」
春の無邪気な笑顔。
心の何処かで、きゅんという音がした気がした。
「…まぁ恰好良かったけど」
[大文字]_しゃっ[/大文字]
突然、部屋のカーテンが開いた。
「あ、…邪魔してごめんね☆ちょっと佑紀くんの採血の時間なんだけど、先生には言っておくわ☆」
「いやいやいやいやいや…!!!ぼっ、僕らそういう関係じゃないです…!」
「…じゃあ採血するね?2人ともごめんね?」
いや、だから良いですって。
春は血が苦手らしく、
「ちょ、俺ほんま血無理やねん…」
とあっちを向いてる。
採血をしている途中、看護師さんが物凄くにやついていた。
「じゃ、あとは2人でごゆっくり☆」
そして、看護師さんは足早に去っていった。
「はぁあ…」
僕がため息をつくと春がにやにやしながら言った。
「さっきの"そういう関係"って…どんな関係?」
「カップル…みたいな…」
「赤くなっとるで?」
春は、煽り上手…なのか?泣
「う、うるさい…っ」
「ほんまは俺とカップルになりたいくせにー?」
…まだ自分の気持ちが分からなくて、答えれなかった。
でも赤くなってるらしい。
‥じゃあ僕は、春とカップルになりたいって事なの…?