獣人専用高校で人間だけど恋愛します
「隼人!」
無邪気な声が聞こえた。
俺は振り替える。
「どうした?」
「えっとね、これ!」
少し息の荒い歩美が差し出したのは、小さな袋だった。
ちょこんとシールが貼ってある。かわいい。
「...?なんなんだ、これは」
「中身はお楽しみ!あのね、この前買い物にいったときのお土産だよ」
「そうか。有り難う」
思わず少しにやけてしまう。そうか。俺にプレゼント...ということでいいんだろうか。
歩美は満足そうに頷いて、また走って去っていった。
俺はもう待ちきれなかったが、変に開けてなくしたり傷がついたりしたら困るので、放課後になるまで待った。
授業が終わると、俺は寮の部屋へ飛んでいった。
そっとシールをはがす。
中から出てきたのは、不思議な光沢を放つレザーブレスレットだった。
腕にはめてみる。ぴったりだ。
それをしばらく眺めていると、部屋のドアが開いた。
目が合うと、匠がびっくりしたような、呆れたような眼差しを向けてくる。
「何だ、帰ってたのか...心配したんだぞ」
「すまない」
「思ってないだろ!ってなんだ、その腕に着けてるやつ」
「...歩美にもらった。土産だとよ」
俺がそう言うと、匠はおかしそうに笑った。
「何だ、お前...心配することねえじゃん」
「何がだ」
言っていることの意味がさっぱり分からん。
自分の眉間に皺がよるのが分かった。
でも匠は教えてくれそうにない。そのまま脱衣所に向かっていった。
かすかな鼻歌が聞こえる。
まあどうでもいいか。俺はもう一度レザーブレスレットを眺めはじめた。
その頃の脱衣所...
「それにしても何だよ、このTシャツ。隼人のブレスレットと比べてさあ。いくらなんでもテキトーすぎるだろ...」
匠はデカデカと『懸命·せんべい』と描かれたTシャツを眺めて呟いた。
歩美が匠にあげたものである。
ちなみにしかせんべいのイメージでこれが選ばれた。
もっとも、隼人のレザーブレスレットに時間をかけすぎたのが一番の原因だが。
無邪気な声が聞こえた。
俺は振り替える。
「どうした?」
「えっとね、これ!」
少し息の荒い歩美が差し出したのは、小さな袋だった。
ちょこんとシールが貼ってある。かわいい。
「...?なんなんだ、これは」
「中身はお楽しみ!あのね、この前買い物にいったときのお土産だよ」
「そうか。有り難う」
思わず少しにやけてしまう。そうか。俺にプレゼント...ということでいいんだろうか。
歩美は満足そうに頷いて、また走って去っていった。
俺はもう待ちきれなかったが、変に開けてなくしたり傷がついたりしたら困るので、放課後になるまで待った。
授業が終わると、俺は寮の部屋へ飛んでいった。
そっとシールをはがす。
中から出てきたのは、不思議な光沢を放つレザーブレスレットだった。
腕にはめてみる。ぴったりだ。
それをしばらく眺めていると、部屋のドアが開いた。
目が合うと、匠がびっくりしたような、呆れたような眼差しを向けてくる。
「何だ、帰ってたのか...心配したんだぞ」
「すまない」
「思ってないだろ!ってなんだ、その腕に着けてるやつ」
「...歩美にもらった。土産だとよ」
俺がそう言うと、匠はおかしそうに笑った。
「何だ、お前...心配することねえじゃん」
「何がだ」
言っていることの意味がさっぱり分からん。
自分の眉間に皺がよるのが分かった。
でも匠は教えてくれそうにない。そのまま脱衣所に向かっていった。
かすかな鼻歌が聞こえる。
まあどうでもいいか。俺はもう一度レザーブレスレットを眺めはじめた。
その頃の脱衣所...
「それにしても何だよ、このTシャツ。隼人のブレスレットと比べてさあ。いくらなんでもテキトーすぎるだろ...」
匠はデカデカと『懸命·せんべい』と描かれたTシャツを眺めて呟いた。
歩美が匠にあげたものである。
ちなみにしかせんべいのイメージでこれが選ばれた。
もっとも、隼人のレザーブレスレットに時間をかけすぎたのが一番の原因だが。