獣人専用高校で人間だけど恋愛します
隼人のことが好きだって気づいたからといって、特に何かが起きることもなく、時間が過ぎていった。
鈴ちゃんが話しかけてくる。
「歩美さん、大丈夫ですか?」
「えっ、何が?元気だよ」
「いや...朝から制服裏返しだったり、お茶を醤油だと勘違いしたり...」
「......」
やっぱり私おかしいのかも。
今日は大人しく過ごそう。
数週間後、私が廊下を歩いていると、前から腕をくんだ二人が歩いてきた。
あの銀髪は...まさか隼人?
絶対そうだ、見間違えるはずない。
女の人の胸が当たってる...
なんだか心が痛い。見ていられない。
私は慌てて階段を上った。
...隼人、なんだか顔が赤い。
何だ、やっぱり他に好きな人がいたんだ。
何をする気にもなれなくて、その日をどうやって終えたかは記憶にない。
次の日、先生に頼まれて、私は段ボール箱を運んでいた。
うう、思い。何が入ってるの?
私がせっせと足を運んでいると、後ろから声がした。
「何してるんだ」
今一番会いたくない人。
声を聞いただけで泣きそうになる。
ちょっと迷ったけど、聞こえないふりをして足をはやめた。
「歩美?おい、歩美」
やめて。来ないで。
隼人はあっという間に追い付いて、高い背を少しかがめて私の顔をうかがった。
「調子が悪いのか?」
そう言って私を荷物ごと抱えあげる。
やだ、重いって思われちゃう。
そのまま歩きながら、隼人が私のおでこに自分のおでこをくっつけてきた。
「...熱い」
そうだよ、熱いよ、あんたのせい。
何でそんなことするの。
思わせぶりなことしないで。
涙がこぼれてくる。
隼人はうろたえた。
私は無理矢理隼人の腕を押しのけて、荷物を抱えて走った。
すぐこけて、でももう一度走る。
バカ、バカ。隼人のバカ。私のバカ。
鈴ちゃんが話しかけてくる。
「歩美さん、大丈夫ですか?」
「えっ、何が?元気だよ」
「いや...朝から制服裏返しだったり、お茶を醤油だと勘違いしたり...」
「......」
やっぱり私おかしいのかも。
今日は大人しく過ごそう。
数週間後、私が廊下を歩いていると、前から腕をくんだ二人が歩いてきた。
あの銀髪は...まさか隼人?
絶対そうだ、見間違えるはずない。
女の人の胸が当たってる...
なんだか心が痛い。見ていられない。
私は慌てて階段を上った。
...隼人、なんだか顔が赤い。
何だ、やっぱり他に好きな人がいたんだ。
何をする気にもなれなくて、その日をどうやって終えたかは記憶にない。
次の日、先生に頼まれて、私は段ボール箱を運んでいた。
うう、思い。何が入ってるの?
私がせっせと足を運んでいると、後ろから声がした。
「何してるんだ」
今一番会いたくない人。
声を聞いただけで泣きそうになる。
ちょっと迷ったけど、聞こえないふりをして足をはやめた。
「歩美?おい、歩美」
やめて。来ないで。
隼人はあっという間に追い付いて、高い背を少しかがめて私の顔をうかがった。
「調子が悪いのか?」
そう言って私を荷物ごと抱えあげる。
やだ、重いって思われちゃう。
そのまま歩きながら、隼人が私のおでこに自分のおでこをくっつけてきた。
「...熱い」
そうだよ、熱いよ、あんたのせい。
何でそんなことするの。
思わせぶりなことしないで。
涙がこぼれてくる。
隼人はうろたえた。
私は無理矢理隼人の腕を押しのけて、荷物を抱えて走った。
すぐこけて、でももう一度走る。
バカ、バカ。隼人のバカ。私のバカ。