獣人専用高校で人間だけど恋愛します
私と香里は、きゃっきゃと水着を選んでいる。
貸し出してくれるらしい。
「香里スタイルいいし、これとかどう?」
「歩美は黒髪だから、この色いいんじゃない?」
お互いが着せ替え人形状態。
選びに選んだ水着を着て、二人で鏡の前に並んでみた。
香里は真っ青なビキニ。ボンキュッボンとはこういうことをいうんだな...
ちょっと悲しくなってしまった。水着だと聞いていたらちょっとダイエットしてたかもしれないのに。
それに比べて私はお腹は出せないからワンピース水着。なんか...可愛くないわけではないけど、なんと言うか、ちょっと幼稚じゃない?
しかも私が地味な訳じゃないのに、隣が派手すぎて地味に見えるんだけど。
まっしょうがないよね、楽しもう!
誰かに見せるわけでもないし。
はっでもちょっと待って、香里は慧さんとデートしたいよね。
仕方ないから一人で砂遊びでもするか...
「香里、慧さんのところ行っておいでよ」
「えっ、でも...」
「慧さんに見せるために選んだんだし、初めて見せる水着姿でしょ?
めっちゃかわいいから、行ってきなよ」
「歩美...ありがとう!」
...と見送ったのはいいけど、やっぱりさみしい。
一人でしゃがんで砂遊びしている高校生、はたから見たら目立ってるよね。
あきらめてパラソルのところで大人しくしてますか。
しばらく海を眺めてぼーっとしていると、いきなり影ができた。
「...隼人」
「何してるんだよ、金髪は?」
「香里なら彼氏とデート中」
「そうか」
「そっちこそ、匠は?」
「一人で泳いでどっか行った」
...結構筋肉ついてるんだ。
べつに見てるわけじゃないけど、視界に入ってくるんだもん。
きゅーっ
...お腹!!!お腹がなった!!!
しまった朝から水着選んでて何も食べてない!!!
隼人は向こうを向いて肩を揺らしてる。
くそー、笑われてる。
隼人はひとしきり笑ったあと、私の手を握った。
そのまま立たされる。
...どこに行ってるんだろう。
何だかいいにおいがする。
たこ焼きか。
隼人はたこ焼きを買って、私の方へ差し出してきた。
「やる」
「え?でも...」
ちょん、ちょんと私の唇にたこ焼きを当ててくる。
まさか食べろと?
恥ずかしくて無理!!
なかなか私が口をあけないのを、たこ焼きが熱いせいだと思ったのか分からないけど、隼人はふーっと息を吹きかけて冷ましている。
そして再び私の唇に当ててきた。
もう逃げられないと思った私は、ゆっくり口を開いた。
「うまいか」
私はこくりと頷いた。
ペットか何かだと思われてる?
たこ焼きの味はしなかった。
きっとたこ焼きが熱すぎたせいだ。
貸し出してくれるらしい。
「香里スタイルいいし、これとかどう?」
「歩美は黒髪だから、この色いいんじゃない?」
お互いが着せ替え人形状態。
選びに選んだ水着を着て、二人で鏡の前に並んでみた。
香里は真っ青なビキニ。ボンキュッボンとはこういうことをいうんだな...
ちょっと悲しくなってしまった。水着だと聞いていたらちょっとダイエットしてたかもしれないのに。
それに比べて私はお腹は出せないからワンピース水着。なんか...可愛くないわけではないけど、なんと言うか、ちょっと幼稚じゃない?
しかも私が地味な訳じゃないのに、隣が派手すぎて地味に見えるんだけど。
まっしょうがないよね、楽しもう!
誰かに見せるわけでもないし。
はっでもちょっと待って、香里は慧さんとデートしたいよね。
仕方ないから一人で砂遊びでもするか...
「香里、慧さんのところ行っておいでよ」
「えっ、でも...」
「慧さんに見せるために選んだんだし、初めて見せる水着姿でしょ?
めっちゃかわいいから、行ってきなよ」
「歩美...ありがとう!」
...と見送ったのはいいけど、やっぱりさみしい。
一人でしゃがんで砂遊びしている高校生、はたから見たら目立ってるよね。
あきらめてパラソルのところで大人しくしてますか。
しばらく海を眺めてぼーっとしていると、いきなり影ができた。
「...隼人」
「何してるんだよ、金髪は?」
「香里なら彼氏とデート中」
「そうか」
「そっちこそ、匠は?」
「一人で泳いでどっか行った」
...結構筋肉ついてるんだ。
べつに見てるわけじゃないけど、視界に入ってくるんだもん。
きゅーっ
...お腹!!!お腹がなった!!!
しまった朝から水着選んでて何も食べてない!!!
隼人は向こうを向いて肩を揺らしてる。
くそー、笑われてる。
隼人はひとしきり笑ったあと、私の手を握った。
そのまま立たされる。
...どこに行ってるんだろう。
何だかいいにおいがする。
たこ焼きか。
隼人はたこ焼きを買って、私の方へ差し出してきた。
「やる」
「え?でも...」
ちょん、ちょんと私の唇にたこ焼きを当ててくる。
まさか食べろと?
恥ずかしくて無理!!
なかなか私が口をあけないのを、たこ焼きが熱いせいだと思ったのか分からないけど、隼人はふーっと息を吹きかけて冷ましている。
そして再び私の唇に当ててきた。
もう逃げられないと思った私は、ゆっくり口を開いた。
「うまいか」
私はこくりと頷いた。
ペットか何かだと思われてる?
たこ焼きの味はしなかった。
きっとたこ焼きが熱すぎたせいだ。