獣人専用高校で人間だけど恋愛します
大和君の姿が見えたから、私は手をふった。
それに気づいて、大和君は少し駆け足でこっちに来る。
私の前にやって来た後、私を見て、大和君が手を差し出した。
「俺と踊ってくれますか?」
わざわざそんなことを言ってくるものだから、何だかちょっと気恥ずかしくなりながら、私は頷いて、その手をとった。
練習はちょっとしただけだったから心配だったけど、すごく踊りやすくてびっくりした。
「大和君ってダンス上手かったんだね」
「頑張って練習したんだよ」
「そうなの?」
「歩美ちゃんとせっかく踊れるのにカッコ悪いところ見せたくないだろ?」
大和君がいたずらっこみたいに笑う。
なんだかちょっときゅんとした。
一曲目が終わって、大和君を見上げた途端に、後ろから誰かに抱き抱えられた。
隼人だった。
「...今度は俺と踊ってくれ」
「えっ」
私が返事をするより早く、隼人が踊り出す。
大和君はなぜか匠と踊っている。
顔はちょっと不満そう。
そうだよね、せっかくならかわいい女の子と踊りたいよね。
隼人が手をきゅっと握ってくる。
私もそっと握り返した。
大きくて少し硬い手のひらは、暖かかった。
背が高いから、見上げるのが大変だ。
何とか見上げた先では、隼人が優しい顔をして笑っていた。
それに気づいて、大和君は少し駆け足でこっちに来る。
私の前にやって来た後、私を見て、大和君が手を差し出した。
「俺と踊ってくれますか?」
わざわざそんなことを言ってくるものだから、何だかちょっと気恥ずかしくなりながら、私は頷いて、その手をとった。
練習はちょっとしただけだったから心配だったけど、すごく踊りやすくてびっくりした。
「大和君ってダンス上手かったんだね」
「頑張って練習したんだよ」
「そうなの?」
「歩美ちゃんとせっかく踊れるのにカッコ悪いところ見せたくないだろ?」
大和君がいたずらっこみたいに笑う。
なんだかちょっときゅんとした。
一曲目が終わって、大和君を見上げた途端に、後ろから誰かに抱き抱えられた。
隼人だった。
「...今度は俺と踊ってくれ」
「えっ」
私が返事をするより早く、隼人が踊り出す。
大和君はなぜか匠と踊っている。
顔はちょっと不満そう。
そうだよね、せっかくならかわいい女の子と踊りたいよね。
隼人が手をきゅっと握ってくる。
私もそっと握り返した。
大きくて少し硬い手のひらは、暖かかった。
背が高いから、見上げるのが大変だ。
何とか見上げた先では、隼人が優しい顔をして笑っていた。