獣人専用高校で人間だけど恋愛します
「歩美っ!!」
香里の声で、私は目をあけた。
走ってくる香里が見えたところで、左肩がなんだか重いことに気がついた。
隼人くんが私の肩によりかかって寝ていたのである。
私は声にならない悲鳴をあげた。
「..!?!?!?」
香里はそれにお構いなしに、次々に話しかけてくる。
でも耳と尻尾が出ていたから、本当に心配してくれていたんだなと、すこし
申し訳なく思った。
「あぁ無事でほんとによかった!
怪我は?体調は?何ではぐれたの?いつの間に?」
「だ、大丈夫だよ...たぶん。それより...」
なぜ起きない!起きて!
そこに、匠も走ってきた。
「あぁ、歩美、隼人も...
よかった、無事だったんだな」
あんまり大袈裟なものだから、私は匠に言った。
「無事って...そんなに危なくないんじゃないの?ここって。」
「何を言ってるんだ!ここは夜になるとめちゃくちゃ寒くなるし、何より広いから、
見つけるのも大変なんだ!夜までに見つからなかったら死んでたかも
しれないんだぞ!」
匠に睨まれたものだから、私は縮こまった。
「ご、ごめん...ありがとう」
いつの間にか起きていた隼人くんが、口をはさんだ。
「俺がいたから大丈夫だった」
匠が呆れた顔をする。
「お前なぁ...勝手に林に走っていったっていうから、心配したんだぞ!」
「...」
隼人くんは黙秘をつらぬいている。
そこに山本先生も来て、皆のところに戻るまで、ちくちくとお説教が続いた。
隼人くんは涼しい顔をしていた。
お説教が香里に向いた。ごめん、香里。
すっと目線を反らして、匠の方を向いた。
「何?俺の顔よりも角の方見て。」
「いや、耳だけじゃなくて角もはえるんだと思って。」
「...」
「ちょっと触ってみたいな、駄目?」
「...はぁーっ」
ため息!?なぜ!?
匠は周りをきょろきょろしてから、ちょっと低くて空気の混じった声で言った。
「お前、人間だろ?」
香里の声で、私は目をあけた。
走ってくる香里が見えたところで、左肩がなんだか重いことに気がついた。
隼人くんが私の肩によりかかって寝ていたのである。
私は声にならない悲鳴をあげた。
「..!?!?!?」
香里はそれにお構いなしに、次々に話しかけてくる。
でも耳と尻尾が出ていたから、本当に心配してくれていたんだなと、すこし
申し訳なく思った。
「あぁ無事でほんとによかった!
怪我は?体調は?何ではぐれたの?いつの間に?」
「だ、大丈夫だよ...たぶん。それより...」
なぜ起きない!起きて!
そこに、匠も走ってきた。
「あぁ、歩美、隼人も...
よかった、無事だったんだな」
あんまり大袈裟なものだから、私は匠に言った。
「無事って...そんなに危なくないんじゃないの?ここって。」
「何を言ってるんだ!ここは夜になるとめちゃくちゃ寒くなるし、何より広いから、
見つけるのも大変なんだ!夜までに見つからなかったら死んでたかも
しれないんだぞ!」
匠に睨まれたものだから、私は縮こまった。
「ご、ごめん...ありがとう」
いつの間にか起きていた隼人くんが、口をはさんだ。
「俺がいたから大丈夫だった」
匠が呆れた顔をする。
「お前なぁ...勝手に林に走っていったっていうから、心配したんだぞ!」
「...」
隼人くんは黙秘をつらぬいている。
そこに山本先生も来て、皆のところに戻るまで、ちくちくとお説教が続いた。
隼人くんは涼しい顔をしていた。
お説教が香里に向いた。ごめん、香里。
すっと目線を反らして、匠の方を向いた。
「何?俺の顔よりも角の方見て。」
「いや、耳だけじゃなくて角もはえるんだと思って。」
「...」
「ちょっと触ってみたいな、駄目?」
「...はぁーっ」
ため息!?なぜ!?
匠は周りをきょろきょろしてから、ちょっと低くて空気の混じった声で言った。
「お前、人間だろ?」