神の手違いで異世界送りになった件〜自由気ままにレベルアップで異世界ライフ〜
「マジックバックはある…剣入れたし。うん…行こう」
適当に歩き始めたクロミツは、森の中に入っていった。元いた世界ではみられない大きさの木。しかもそれが密集して森と化している。
「晴れているのに…やっぱり森は暗くて見えずらい。しっかり周りを見ておかないと不意打ちくらっちゃうよね」
キョロキョロと見渡すクロミツの腰には、アインアンブレードがさしてある。そしてマジックバックは便利なことにベル式に変えることができる変形型なのだ。
「いや、待てよ僕は土属性魔法使い…わざわざ当たりをキョロキョロ見渡さなくてもいいのでは?」
何がしたいかって?つまり、土魔法であるクロミツは土が生み出せるなら地面の土も操ることができるのではないか?と考えるわけだ。
まず、地面と触れているのは足。その足から常に微力の魔力を自分を中心から半径50〜100程度放出し続ける。歩行系の動物であれば、地面と接しているため領域内での歩行時の振動を魔力で拾う仕組み。
「まさに発想が天才である。これを[漢字]『振動魔力浸透式感知」[/漢字][ふりがな]ビフレーションソナー[/ふりがな]と言おうかな」
まだ発想段階なので、本当にできるかはわからないが…クロミツの好奇心は抑えられない。
「でもこれ欠点があるよな…」
そう、これが通じるのは歩行式の生き物という条件。飛行する生き物には全く通用しない。便利であり、不便である。
「ないよりはマシか」
クロミツは右手を地面につける。予定では足からだったのだが、今まで足から魔力を放出なんてやったこともないクロミツ。まずは慣れている手のひらからやってみようということだ。
「おお…なんかすごいモアモアしてる感じだ…なんか第三の目ができた感じがする」
両手を離し、立ち上がる。
「足から魔力を放出って… なんかこれはこれで不思議な感じだ」
あっさりできてしまうクロミツであったのだ。一般的に、魔法属性がある時点で才能なのだ。ましてや戦闘ができるとなれば…
クロミツは足から魔力を放出できる時点でズレているというかなんというか。
「魔力消費も少ないし問題ないね」ただただ真っ直ぐ歩き始める。
禁止区域の島の森を平気で歩く人間なんてクロミツくらいだろう。変人と言われてもしかたない。
「おっ…これは、[漢字]女神草種[/漢字][ふりがな]ヴィーナスグラス[/ふりがな]ではないのか?」
[漢字]女神草種[/漢字][ふりがな]ヴィーナスグラス[/ふりがな]とは、主にポーション作成に使われる白い花。ハイポーションとローポーション…マナポーションなど数々のポーションに使われる万能物。
魔素の濃ゆく、光の当たらない特殊な場所に存在する。光が当たらないとはいえ、ダンジョンや洞窟ではダメなのである。栽培可能であるが、いまだに本物に近づけることができない。
「ラッキーだ…結構あるし持って帰って育ててみるか。」
ラッキー…ではすませることのできない奇跡である。野生の女神草種に出会うことができる確率は5%と言われる。何という合運…
●
「でっかいキノコだな」
サイズで言うと約3m。赤と白のオーソドックスなキノコである。この世界ではギガンノコと言われているらしいが。ここは、群生地なのだろう。
「食ってみたいという欲望がある」
ギガンノコに近づくクロミツ。そっと手を添えてブチっと一部を剥ぎ取り口の中に入れる。
「普通にうまいのかよ…そこはほら、なんかまずいオチとかさ…」
ギガンノコはキノコに見えて一種の動物である。そのためか鳥の胸肉を食べているかのように感じられる。
「これ、ささみ食ってる気分のなるな…ていうか、わざわざ焼かなくてもいい感じ?最高じゃね?いや、でも流石に飽きるか。まあいい収穫だ、これの種らしい何かがあればな…一体だけ切り倒して持って帰る…おっ?卵がある」
よくよくみればギガンノコの下には複数の卵らしきものが生えている…
「ええ…まさか卵からできちゃうの?ファンタジーすぎでしょ」
独り言を呟きながらしれっと卵を2、3個バックに入れる。もちろん、ギガンノコも切り倒してマジックバックに収納済み。機嫌がいいクロミツだったのだ。
●
「ッ…!!!」
アイアンブレードを構えるクロミツ。どうやらビフレーションソナーに何かが引っかかったようだ。ここに来て大活躍である。
「これは…後ろか!?」
「ガキンッ!!」
振り向いた瞬間アイアンブレードに謎の空気派が当たる。
「なっ!?」
そして、クロミツの目の前には複数体のグレードボアがいた。グレードボア、風魔法を操り、時速100kmの突進をする上位種の魔物。
「なんで僕はいつも…こんなのに出会うの?」
適当に歩き始めたクロミツは、森の中に入っていった。元いた世界ではみられない大きさの木。しかもそれが密集して森と化している。
「晴れているのに…やっぱり森は暗くて見えずらい。しっかり周りを見ておかないと不意打ちくらっちゃうよね」
キョロキョロと見渡すクロミツの腰には、アインアンブレードがさしてある。そしてマジックバックは便利なことにベル式に変えることができる変形型なのだ。
「いや、待てよ僕は土属性魔法使い…わざわざ当たりをキョロキョロ見渡さなくてもいいのでは?」
何がしたいかって?つまり、土魔法であるクロミツは土が生み出せるなら地面の土も操ることができるのではないか?と考えるわけだ。
まず、地面と触れているのは足。その足から常に微力の魔力を自分を中心から半径50〜100程度放出し続ける。歩行系の動物であれば、地面と接しているため領域内での歩行時の振動を魔力で拾う仕組み。
「まさに発想が天才である。これを[漢字]『振動魔力浸透式感知」[/漢字][ふりがな]ビフレーションソナー[/ふりがな]と言おうかな」
まだ発想段階なので、本当にできるかはわからないが…クロミツの好奇心は抑えられない。
「でもこれ欠点があるよな…」
そう、これが通じるのは歩行式の生き物という条件。飛行する生き物には全く通用しない。便利であり、不便である。
「ないよりはマシか」
クロミツは右手を地面につける。予定では足からだったのだが、今まで足から魔力を放出なんてやったこともないクロミツ。まずは慣れている手のひらからやってみようということだ。
「おお…なんかすごいモアモアしてる感じだ…なんか第三の目ができた感じがする」
両手を離し、立ち上がる。
「足から魔力を放出って… なんかこれはこれで不思議な感じだ」
あっさりできてしまうクロミツであったのだ。一般的に、魔法属性がある時点で才能なのだ。ましてや戦闘ができるとなれば…
クロミツは足から魔力を放出できる時点でズレているというかなんというか。
「魔力消費も少ないし問題ないね」ただただ真っ直ぐ歩き始める。
禁止区域の島の森を平気で歩く人間なんてクロミツくらいだろう。変人と言われてもしかたない。
「おっ…これは、[漢字]女神草種[/漢字][ふりがな]ヴィーナスグラス[/ふりがな]ではないのか?」
[漢字]女神草種[/漢字][ふりがな]ヴィーナスグラス[/ふりがな]とは、主にポーション作成に使われる白い花。ハイポーションとローポーション…マナポーションなど数々のポーションに使われる万能物。
魔素の濃ゆく、光の当たらない特殊な場所に存在する。光が当たらないとはいえ、ダンジョンや洞窟ではダメなのである。栽培可能であるが、いまだに本物に近づけることができない。
「ラッキーだ…結構あるし持って帰って育ててみるか。」
ラッキー…ではすませることのできない奇跡である。野生の女神草種に出会うことができる確率は5%と言われる。何という合運…
●
「でっかいキノコだな」
サイズで言うと約3m。赤と白のオーソドックスなキノコである。この世界ではギガンノコと言われているらしいが。ここは、群生地なのだろう。
「食ってみたいという欲望がある」
ギガンノコに近づくクロミツ。そっと手を添えてブチっと一部を剥ぎ取り口の中に入れる。
「普通にうまいのかよ…そこはほら、なんかまずいオチとかさ…」
ギガンノコはキノコに見えて一種の動物である。そのためか鳥の胸肉を食べているかのように感じられる。
「これ、ささみ食ってる気分のなるな…ていうか、わざわざ焼かなくてもいい感じ?最高じゃね?いや、でも流石に飽きるか。まあいい収穫だ、これの種らしい何かがあればな…一体だけ切り倒して持って帰る…おっ?卵がある」
よくよくみればギガンノコの下には複数の卵らしきものが生えている…
「ええ…まさか卵からできちゃうの?ファンタジーすぎでしょ」
独り言を呟きながらしれっと卵を2、3個バックに入れる。もちろん、ギガンノコも切り倒してマジックバックに収納済み。機嫌がいいクロミツだったのだ。
●
「ッ…!!!」
アイアンブレードを構えるクロミツ。どうやらビフレーションソナーに何かが引っかかったようだ。ここに来て大活躍である。
「これは…後ろか!?」
「ガキンッ!!」
振り向いた瞬間アイアンブレードに謎の空気派が当たる。
「なっ!?」
そして、クロミツの目の前には複数体のグレードボアがいた。グレードボア、風魔法を操り、時速100kmの突進をする上位種の魔物。
「なんで僕はいつも…こんなのに出会うの?」