神の手違いで異世界送りになった件〜自由気ままにレベルアップで異世界ライフ〜
あれから一夜明けた。現在、クロミツはめんどくさがって放置していた魔法術と錬金術の書かれた本を読んでいる。どこで?もちろん、昨日一生懸命試行錯誤して作った家でだ。
色々やって、机、椅子、ベッドまで再現することができた。土属性魔法の便利さにつくづく感謝するクロミツであった。
ベッドといっても、ある程度の骨組みと土台に、そこらへんの草で繋ぎ合わせた程度だ。寝心地がいいとは言えない。ないよりはマシだろうが。
本当は魔法の練習をしたいところであったクロミツ、でも知識が少ない状態では伸びが遅い。しっかり知識をつけた上で魔法の練習に入ろうということだ。
[中央寄せ] ・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
[魔法と魔術、錬金術について]
[太字]『魔法』[/太字]
3000人に3人の確率で魔法を使うことのできる属性持ちの人間がいる。魔素(マナ)を使うことによって魔法の発動は可能。属性のない人間でも魔素は存在する。魔法を使う以外でも魔素は消費する。過剰な運動や魔道具の使用をしすぎると魔素は消費する。
[太字]『魔素』[/太字]
魔素はあらゆるものに存在する。空気中に漂っているものもある。魔法、魔素についてはいつからどのようにできたのか、その原理をあらゆる研究者たちが研究するがいまだに答えには辿り着いていないとのこと。
そして、魔法には属性がある。原初魔法・強化魔法・状態異常魔法・回復系魔法・無属性魔法この5種類からさらに枝分かれしているが、いったん割愛させていただこう。
[太字] 『魔術』[/太字]
魔法が才能的なものといえば、魔術は文字や術式、詠唱によって行うことのできる化学的な魔法、これを魔術または人工魔法ともいう。属性を気にせず使用することができるため200人に1人の割合で使う人がいる。だが、魔法よりは劣るため威力もない。
転移魔術、召喚魔術が主なものであり、これを召喚転移士ともいう。
[太字]錬金術[/太字]
錬金術とは、魔術のようなものではあるが、魔術のように簡単ではなく、戦闘時に使用することはない。
魔鉱石、魔石などの加工製品の作成や、魔道具、スクロールの作成、ポーションなどで多い。
技術、知識がいるため、国は絶対に手放したりはしない。国家公認の、国家錬金術師という特別な扱いを受けることがある。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 〜・〜・〜・[/中央寄せ]
「僕も頑張れば錬金術と魔術が使えるってことか」
椅子をギコギコと揺らしながら大きく背伸びすると、立ち上がり土のドアを開けて何やら体操を始める。
「さてと、やっぱり異世界といったら鍛えるとこからじゃないとね」
一体、誰が異世界では走って鍛えるのが当たり前という常識を作ったのだろうか。定番といえば定番なのだろうが…クロミツはこのまま脳筋になっていくのであった。
「行きますか」
家の周りを走り始めるクロミツ、森の中心部であろうここは大体直径1キロくらいの大きさ。走るのにはうってつけの場所。
「慣れてきたら森を走るのもありだよね」
●
朝起きて体操・ランニング、昼に魔法の練習、夜は魔術と錬金術の勉強をひたすら繰り返し、2週間が過ぎていた。
2週間もあればもちろんふくがボロボロになる。別に臭くはない。毎日近くで見つけた川で水浴び、洗濯をするから。一着しかないが…どうやって耐えるかは、いうまでもない。
「ステータスオープン」
[中央寄せ]〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
カナト・クロミツ(17)男
身長:176cm・体重:58kg
[称号:禁止区域の変質者]
Lve:3
HP:400/400
MP:現在最大値220=220/220
その他:称号二種[脳筋な魔法使い]剣技:初級
獲得済みのスキル:土属性魔法=中級-次のスキル獲得までLve100
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 [/中央寄せ]
「う〜ん、2週間鍛えてレベル2しか上がらないのか…やっぱり魔物を倒した方がいいのか」
クロミツはここ2週間で魔物と動物の区別がつくようになったのである。魔物、魔獣は心臓の代わりに魔石を持っている。魔法を使う魔物、魔獣が存在する。
「でも、僕最後の戦闘があのオオカミだからなあ」
意外とビビリなクロミツは、オオカミ以降森に入っていない。だから魔物と戦ったこともない。
魔法の練習をしているとはいえ、ひたすら生成しては消してを繰り返したり、大きな壁や粒子サイズの粒までサイズの変化、密度を上げてみたりと戦闘面の練習をしていたわけではない。
それ以外は筋トレ、ひたすら鉄剣の素振り…
「はあ、やるしかないか…どのみち食料がなくなったらやらないといけないからね」
カシエルからもらった食料は1ヶ月分…残りもって3週間。それ以降は自分で用意しないといけない。
「てなると…今まで干し肉とパンで済んでたけど今度から自分で用意するひつようがある…肉は焼かないとだし。んっ?僕の土魔法で火打石的なものが作れるのではないか?土だって密度を上げれば石に…」
とんでもないことを閃いたクロミツ…百聞は一見にしかず。すぐに魔法を発動させる。
「う〜ん…難しい。密度を上げるといいのだろうけど…まだ制御しきれないからな」
『バキッ』
言ったそばから土の塊が魔力に耐えきれず割れてしまった。
「ああ…ダメか。やっぱり制御が難しいな」
再び土の塊に魔力を注いでいく。慎重に、少しずつ…そして薄い茶色の塊だったものが、だんだん光沢をもつ鉱石のようなものができた。
「で、できた」
拳サイズの火打石ができた。このサイズになるのに魔力を半分も削ってしまった。拳サイズのものが通常だとするなら、さらに小さいものを作る時、通常サイズを作るより魔力は消費する。この理由はわからない。
「ふふふっ…勝ちました。」
何かに勝ったクロミツ。
「今日はもういいや。魔力もないし…寝よう」
たまには休息を取るのも大事。急ぎすぎると早死にしてしまうから。この世界では臆病なくらいがちょうどいい。
色々やって、机、椅子、ベッドまで再現することができた。土属性魔法の便利さにつくづく感謝するクロミツであった。
ベッドといっても、ある程度の骨組みと土台に、そこらへんの草で繋ぎ合わせた程度だ。寝心地がいいとは言えない。ないよりはマシだろうが。
本当は魔法の練習をしたいところであったクロミツ、でも知識が少ない状態では伸びが遅い。しっかり知識をつけた上で魔法の練習に入ろうということだ。
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[魔法と魔術、錬金術について]
[太字]『魔法』[/太字]
3000人に3人の確率で魔法を使うことのできる属性持ちの人間がいる。魔素(マナ)を使うことによって魔法の発動は可能。属性のない人間でも魔素は存在する。魔法を使う以外でも魔素は消費する。過剰な運動や魔道具の使用をしすぎると魔素は消費する。
[太字]『魔素』[/太字]
魔素はあらゆるものに存在する。空気中に漂っているものもある。魔法、魔素についてはいつからどのようにできたのか、その原理をあらゆる研究者たちが研究するがいまだに答えには辿り着いていないとのこと。
そして、魔法には属性がある。原初魔法・強化魔法・状態異常魔法・回復系魔法・無属性魔法この5種類からさらに枝分かれしているが、いったん割愛させていただこう。
[太字] 『魔術』[/太字]
魔法が才能的なものといえば、魔術は文字や術式、詠唱によって行うことのできる化学的な魔法、これを魔術または人工魔法ともいう。属性を気にせず使用することができるため200人に1人の割合で使う人がいる。だが、魔法よりは劣るため威力もない。
転移魔術、召喚魔術が主なものであり、これを召喚転移士ともいう。
[太字]錬金術[/太字]
錬金術とは、魔術のようなものではあるが、魔術のように簡単ではなく、戦闘時に使用することはない。
魔鉱石、魔石などの加工製品の作成や、魔道具、スクロールの作成、ポーションなどで多い。
技術、知識がいるため、国は絶対に手放したりはしない。国家公認の、国家錬金術師という特別な扱いを受けることがある。
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「僕も頑張れば錬金術と魔術が使えるってことか」
椅子をギコギコと揺らしながら大きく背伸びすると、立ち上がり土のドアを開けて何やら体操を始める。
「さてと、やっぱり異世界といったら鍛えるとこからじゃないとね」
一体、誰が異世界では走って鍛えるのが当たり前という常識を作ったのだろうか。定番といえば定番なのだろうが…クロミツはこのまま脳筋になっていくのであった。
「行きますか」
家の周りを走り始めるクロミツ、森の中心部であろうここは大体直径1キロくらいの大きさ。走るのにはうってつけの場所。
「慣れてきたら森を走るのもありだよね」
●
朝起きて体操・ランニング、昼に魔法の練習、夜は魔術と錬金術の勉強をひたすら繰り返し、2週間が過ぎていた。
2週間もあればもちろんふくがボロボロになる。別に臭くはない。毎日近くで見つけた川で水浴び、洗濯をするから。一着しかないが…どうやって耐えるかは、いうまでもない。
「ステータスオープン」
[中央寄せ]〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
カナト・クロミツ(17)男
身長:176cm・体重:58kg
[称号:禁止区域の変質者]
Lve:3
HP:400/400
MP:現在最大値220=220/220
その他:称号二種[脳筋な魔法使い]剣技:初級
獲得済みのスキル:土属性魔法=中級-次のスキル獲得までLve100
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「う〜ん、2週間鍛えてレベル2しか上がらないのか…やっぱり魔物を倒した方がいいのか」
クロミツはここ2週間で魔物と動物の区別がつくようになったのである。魔物、魔獣は心臓の代わりに魔石を持っている。魔法を使う魔物、魔獣が存在する。
「でも、僕最後の戦闘があのオオカミだからなあ」
意外とビビリなクロミツは、オオカミ以降森に入っていない。だから魔物と戦ったこともない。
魔法の練習をしているとはいえ、ひたすら生成しては消してを繰り返したり、大きな壁や粒子サイズの粒までサイズの変化、密度を上げてみたりと戦闘面の練習をしていたわけではない。
それ以外は筋トレ、ひたすら鉄剣の素振り…
「はあ、やるしかないか…どのみち食料がなくなったらやらないといけないからね」
カシエルからもらった食料は1ヶ月分…残りもって3週間。それ以降は自分で用意しないといけない。
「てなると…今まで干し肉とパンで済んでたけど今度から自分で用意するひつようがある…肉は焼かないとだし。んっ?僕の土魔法で火打石的なものが作れるのではないか?土だって密度を上げれば石に…」
とんでもないことを閃いたクロミツ…百聞は一見にしかず。すぐに魔法を発動させる。
「う〜ん…難しい。密度を上げるといいのだろうけど…まだ制御しきれないからな」
『バキッ』
言ったそばから土の塊が魔力に耐えきれず割れてしまった。
「ああ…ダメか。やっぱり制御が難しいな」
再び土の塊に魔力を注いでいく。慎重に、少しずつ…そして薄い茶色の塊だったものが、だんだん光沢をもつ鉱石のようなものができた。
「で、できた」
拳サイズの火打石ができた。このサイズになるのに魔力を半分も削ってしまった。拳サイズのものが通常だとするなら、さらに小さいものを作る時、通常サイズを作るより魔力は消費する。この理由はわからない。
「ふふふっ…勝ちました。」
何かに勝ったクロミツ。
「今日はもういいや。魔力もないし…寝よう」
たまには休息を取るのも大事。急ぎすぎると早死にしてしまうから。この世界では臆病なくらいがちょうどいい。