神の手違いで異世界送りになった件〜自由気ままにレベルアップで異世界ライフ〜
「ハアハアハア、まずいまずいまずい!?なんで僕の方に来るんだよ!」
クロミツは現在、走っている。元々前世ではインドアであるクロミツ…今までのにこんな全速力で走ったことがあっただろうか。最後に走ったのは体育の授業くらい。
まあ、なぜ走っているか…それは数分前のこと。森を歩き初めて1時間くらいが経過していたとき。
「それにしても全然動物いないじゃん」
あたりをキョロキョロと見回すクロミツ。ここ1時間、動物が一匹も出てこないのだ。こんな森に、一匹もいないのは不自然である。まるで何かに怯えているかのように動物たちがでてこない。
「なんか…血生臭いな」
匂いに気付いたのはさらに20分後である。
もう少し先の方だろうか。生臭い…気分が悪くなるような血の匂いに、少し危機感を覚える。もしかしたら負傷した人間かもしれない…そう思い足を走らせるクロミツ。
「なっ…」
黒い毛並み、黄色い目…金眼とでもいうのか。全長4mあるであろう巨体に、鋭い牙。その姿はまるでオオカミだ。オオカミは鹿を頬張っている。
こいつだ…こいつのせいで森の動物たちが出てこないんだ…
このまま離れれば気付かれることなく終わるだろうと思ったのだろう。
オオカミから視界を離さないようにそっと後退りする。だが、オオカミに気を取られすぎたのか足元にある枝に気づかなかった。
「バキッ」
少し高く大きめの音をたてて枝が折れた。
「あっ…」
オオカミの耳はピクッと動く。そして金眼でこちらを見る。クロミツは背中の冷や汗が止まらなくなる。
そして悟った死ぬっと…本能で感じ取った。クロミツは慌てて走り始める真っ直ぐ、振り返らない。振り返るとなぜだか死ぬ気がした。
「まずいまずいまずい!!とにかくどうする…何か…」
「ガルルルルウウウウウウ!!」
オオカミはすぐ真後ろにいる。またさらに焦り始めるクロミツは、とうとうつまずいたのだ。そう、この状況でつまずいたのだ。立ち上がる時間なんてない…最悪である。
「最悪だ…僕の異世界ライフ、ここで終わりなの?」
「ガルルルル!!」
いやだ…死にたくない…死にたくない…死にたくない…僕は…まだ、まだ…
「終わるわけにはいかないんだよ!!」
右手をオオカミに向ける。その瞬間、体の体温が一気に上がった…謎のエネルギーのようなものが一気に放出するように…目の前には、30cmほどの土の槍のようなものが出来上がる。
「これが、魔法?」
「ガルルルル!!!!!」
「ッ!!やってやるよ![漢字]土銃弾[/漢字][ふりがな]バレット[/ふりがな]」
ドンッと音をたてて、発射されたバレットはオオカミの頭を半壊させた。血が爆散し返り血を浴びてしまったが仕方ない。
「とりあえず…やったのか?」
オオカミに近づこうとした瞬間、体が起き上がり半壊したはずの顔が骨から肉まで再生した。
「バケモンかよ…」
異常…ここまでの再生能力を持つものは上位種と言われる。が、もちろんこの世界に来たばかりのクロミツにそんなことがわかるわけがない。
「ガルルルル…」
が、流石に疲弊している。次は殺すそんな目で睨みながらクロミツから離れた。
「た、助かった…」
まさに奇跡とでもいうであろう。咄嗟に魔法を使っていなかったら今頃内臓がグチャグチャになって胃の中にいただろう。
そこから10分くらい、黒蜜は動くことができなかった。
[水平線]
「ふう、やっと落ち着いたよ…ステータスオープン…」
オオカミを撃退してから2時間。歩き続けて、やっと森を抜けて草原にやってきた。ここはどうやら森の中心部になると考える。
[中央寄せ]ーーーーーーーーーーー
カナト・クロミツ(17)男
身長:176cm・体重:57kg
[称号:魔獣金眼のダークウルフを半壊させた男]
Lve:1
HP:350/350
MP:現在最大値110=110/110
その他:称号二種[初めての魔法]
獲得済みスキル:土属性魔法=初級-次のスキル獲得までLve100
ーーーーーーーーーーー[/中央寄せ]
「レベルが1になってる。あのオオカミを倒したからか…金眼の魔獣?なんだそれは…あれって魔獣だったのか」
そうこの世界では、普通の動物とは違い魔獣、魔物が存在するのだ。その中でも瞳の色が金、赤の二種類の魔物、魔獣は高ランクで一般人が倒せるわけがない。
そのことを知らないクロミツはただの大きなオオカミ程度としか思ってない。
「魔法に初級とかいてあるな…MPとHPが少しアップしたか。うん、頭壊しただけでレベル上がるのね。よほどの強さなんだろうな」
王国の騎士が15人で挑むレベルだから、それは当然だ。一人で撃退したクロミツはすごいということは内緒である。
「ふう、レベルはこれから上げていくとして…僕には住む場所がない。では、どうするか」
クロミツが現在手持ちしているのはマジックバックだけである。中には1ヶ月分の食料、剣、本のみ。
「ふっふっふっ、僕には策があるんだ。なんといっても僕は土属性の魔法使いだからね」
要するに、クロミツの土属性魔法でいっぱい壁を作り、家を建てようということだ。とはいっても、今日初めての魔法な訳だ。
MPの消費量ががどれくらいかもわからない。だから家を建てるまでに自分が潰れるのが先かもしれない。
「ものは試し用です。やってみなくちゃわかんない!」
誰にいったのかはわからないが、クロミツは目を瞑り両手であれこれしながら土の壁を想像する。
「おお!できたっ」
開始から1分、3mほどの茶色壁が出来上がった。まだ、慣れていないためか生成スピードが足りていない。
「勝った…これはいけるね…」
何かを確信したのか、クロミツはここからMPのギリギリまでを使いそこそこ大きな小屋を建てることに成功した。
もちろん、MPの消費が激しかったのでぶっ倒れて気を失ったのは当然である。
クロミツは現在、走っている。元々前世ではインドアであるクロミツ…今までのにこんな全速力で走ったことがあっただろうか。最後に走ったのは体育の授業くらい。
まあ、なぜ走っているか…それは数分前のこと。森を歩き初めて1時間くらいが経過していたとき。
「それにしても全然動物いないじゃん」
あたりをキョロキョロと見回すクロミツ。ここ1時間、動物が一匹も出てこないのだ。こんな森に、一匹もいないのは不自然である。まるで何かに怯えているかのように動物たちがでてこない。
「なんか…血生臭いな」
匂いに気付いたのはさらに20分後である。
もう少し先の方だろうか。生臭い…気分が悪くなるような血の匂いに、少し危機感を覚える。もしかしたら負傷した人間かもしれない…そう思い足を走らせるクロミツ。
「なっ…」
黒い毛並み、黄色い目…金眼とでもいうのか。全長4mあるであろう巨体に、鋭い牙。その姿はまるでオオカミだ。オオカミは鹿を頬張っている。
こいつだ…こいつのせいで森の動物たちが出てこないんだ…
このまま離れれば気付かれることなく終わるだろうと思ったのだろう。
オオカミから視界を離さないようにそっと後退りする。だが、オオカミに気を取られすぎたのか足元にある枝に気づかなかった。
「バキッ」
少し高く大きめの音をたてて枝が折れた。
「あっ…」
オオカミの耳はピクッと動く。そして金眼でこちらを見る。クロミツは背中の冷や汗が止まらなくなる。
そして悟った死ぬっと…本能で感じ取った。クロミツは慌てて走り始める真っ直ぐ、振り返らない。振り返るとなぜだか死ぬ気がした。
「まずいまずいまずい!!とにかくどうする…何か…」
「ガルルルルウウウウウウ!!」
オオカミはすぐ真後ろにいる。またさらに焦り始めるクロミツは、とうとうつまずいたのだ。そう、この状況でつまずいたのだ。立ち上がる時間なんてない…最悪である。
「最悪だ…僕の異世界ライフ、ここで終わりなの?」
「ガルルルル!!」
いやだ…死にたくない…死にたくない…死にたくない…僕は…まだ、まだ…
「終わるわけにはいかないんだよ!!」
右手をオオカミに向ける。その瞬間、体の体温が一気に上がった…謎のエネルギーのようなものが一気に放出するように…目の前には、30cmほどの土の槍のようなものが出来上がる。
「これが、魔法?」
「ガルルルル!!!!!」
「ッ!!やってやるよ![漢字]土銃弾[/漢字][ふりがな]バレット[/ふりがな]」
ドンッと音をたてて、発射されたバレットはオオカミの頭を半壊させた。血が爆散し返り血を浴びてしまったが仕方ない。
「とりあえず…やったのか?」
オオカミに近づこうとした瞬間、体が起き上がり半壊したはずの顔が骨から肉まで再生した。
「バケモンかよ…」
異常…ここまでの再生能力を持つものは上位種と言われる。が、もちろんこの世界に来たばかりのクロミツにそんなことがわかるわけがない。
「ガルルルル…」
が、流石に疲弊している。次は殺すそんな目で睨みながらクロミツから離れた。
「た、助かった…」
まさに奇跡とでもいうであろう。咄嗟に魔法を使っていなかったら今頃内臓がグチャグチャになって胃の中にいただろう。
そこから10分くらい、黒蜜は動くことができなかった。
[水平線]
「ふう、やっと落ち着いたよ…ステータスオープン…」
オオカミを撃退してから2時間。歩き続けて、やっと森を抜けて草原にやってきた。ここはどうやら森の中心部になると考える。
[中央寄せ]ーーーーーーーーーーー
カナト・クロミツ(17)男
身長:176cm・体重:57kg
[称号:魔獣金眼のダークウルフを半壊させた男]
Lve:1
HP:350/350
MP:現在最大値110=110/110
その他:称号二種[初めての魔法]
獲得済みスキル:土属性魔法=初級-次のスキル獲得までLve100
ーーーーーーーーーーー[/中央寄せ]
「レベルが1になってる。あのオオカミを倒したからか…金眼の魔獣?なんだそれは…あれって魔獣だったのか」
そうこの世界では、普通の動物とは違い魔獣、魔物が存在するのだ。その中でも瞳の色が金、赤の二種類の魔物、魔獣は高ランクで一般人が倒せるわけがない。
そのことを知らないクロミツはただの大きなオオカミ程度としか思ってない。
「魔法に初級とかいてあるな…MPとHPが少しアップしたか。うん、頭壊しただけでレベル上がるのね。よほどの強さなんだろうな」
王国の騎士が15人で挑むレベルだから、それは当然だ。一人で撃退したクロミツはすごいということは内緒である。
「ふう、レベルはこれから上げていくとして…僕には住む場所がない。では、どうするか」
クロミツが現在手持ちしているのはマジックバックだけである。中には1ヶ月分の食料、剣、本のみ。
「ふっふっふっ、僕には策があるんだ。なんといっても僕は土属性の魔法使いだからね」
要するに、クロミツの土属性魔法でいっぱい壁を作り、家を建てようということだ。とはいっても、今日初めての魔法な訳だ。
MPの消費量ががどれくらいかもわからない。だから家を建てるまでに自分が潰れるのが先かもしれない。
「ものは試し用です。やってみなくちゃわかんない!」
誰にいったのかはわからないが、クロミツは目を瞑り両手であれこれしながら土の壁を想像する。
「おお!できたっ」
開始から1分、3mほどの茶色壁が出来上がった。まだ、慣れていないためか生成スピードが足りていない。
「勝った…これはいけるね…」
何かを確信したのか、クロミツはここからMPのギリギリまでを使いそこそこ大きな小屋を建てることに成功した。
もちろん、MPの消費が激しかったのでぶっ倒れて気を失ったのは当然である。