【質問コーナー開催、コメントしてね】真実、誠実の優等生
黄夏視点
黄夏「凪蜘蛛神殿!?」
レイル「そう。アルトくんが見つけてくれた本に載ってたの。
海底神殿ですって…一体どう入ればいいのかしら…」
黄夏「海底神殿…か…」
…というか…ずっと思ってたけど…
黄夏「…なんで神殿に、今だに装飾品が残ってるんでしょうね?」
レイル「え?」
黄夏「だって文献にも載るほど認知されている神殿なのに
誰一人入ってきてないって…おかしいじゃないですか。」
レイル「…確かに」
黄夏「…何が関係してるんだろう…」
レイル「…」
レイル「すごいね、黄夏ちゃんは。」
黄夏「へ?」
笑いながらそう言う先輩が、やけに悲しそうで。
レイル「…[小文字][小文字]私とは大違いだ。[/小文字][/小文字]」
その言葉が聞き取れなかったのが悔しくて。
黄夏「…すごく、ないですよ。」
としか、返せなかった。
[水平線]
休日。いつものように連絡を取り合って、わたしの家に6人が集まった。
…そろそろグループ名とか決めたりしてもいいんじゃないかな、とか思ったりしながら…。
シエル「情報持ってる人―。」
レイル「…はい」
レイル「…海底神殿なんだけど、ここに[太字]恵みの指輪[/太字]があるとか言われてるみたい。」
シエル「どこらへんにあるの?」
レイル「えーっと…この本を見てほしいな」
[漢字]求真姉妹[/漢字][ふりがな]レイル先輩たち[/ふりがな]が場所を確認している間。
黄夏「…あのですね…ちょっと疑問に思ったことがあって。」
ソプラノ「何だい?」
黄夏「媒電通りの屋敷とか…梟実堂とか…そういうところに、
今までずっと装飾品が残ってたのはなんでなんでしょう?」
アルト「…どういうことだ?」
黄夏「だって、不思議じゃないですか?書籍に載っていたり、あんなにたくさん人がいたりしたのに…」
神威「確かに。とっくの昔に探索済みのはずですよね。」
ソプラノ「そうだ、私たちも不思議なことが起こってるんだ」
神威「なんです?」
ソプラノ「[太字]私のアクアマリンの短剣と、アルトのアメジストのロザリオ。
どっちも、輝きを失ったんだ。[/太字]」
神威「え?えーっとそれは…宝石がくすんだ、ってことですか?」
ソプラノ「いや、私たちにはまぶしく輝いて見えてたんだよ、ずっとね。
…それが、落ち着いたというか…」
黄夏「…どういうことだろう…不思議なことがいっぱいだな」
シエル「海底かぁ…どう入ればいいんだよぉ」
神威「うーんうーん…」
レイル「…まあ、とりあえずこの近くの海まで行ってみましょうよ。
もしかしたら隠された入り口とかがあるかも」
黄夏「そうっすね。今までも不思議なことだらけだし。」
神威「海かぁ~。でも真冬の海だから死ぬほど寒いだろうな」
アルト「もうすぐ年明けるからな」
ソプラノ「この間クリスマスだったのにな」
シエル「よーし、じゃあおなじみこのメンツ……いい加減このチーム名決めない?
なんか呼びづらいし」
レイル「え」
アルト「何言ってんだお前?」
ソプラノ「まあまあ、私たちも幾度も探索を重ね親睦も深まっている訳だし。
せっかくだ、呼び名でも考えよう」
アルト「じゃあ言い出しっぺのソプラノさん、なんか案ありますか?」
ソプラノ「いやいやここは普段作曲してるアルトに((」
アルト「おい押し付けんな」
レイル「………あ、そうだ!」
シエル「なになに!?なんか思いついた!?」
レイル「[太字]クエスト・セクステット[/太字]…って、どうかな」
アルト「……なんかかっこいい()」
ソプラノ「成程、[太字]探求する六人組[/太字]。なかなかおしゃれじゃないか」
神威「俺、さんせー!」
シエル「あたしもさんせー!」
黄夏「じゃあそれで!」
レイル「えっ、え!?ほんとに?!…そんなにすぐ、決めていいの?!」
シエル「…うん。」
シエル「[太字]判断は早い者勝ちだよ![/太字]」
レイル「…」
そっか、シエルさんは梟実堂で…
____ええーーいイチかバチかぁ!フォーミュラビッグトランポリン!!!
____うわああああああーーーーん!!!!
黄夏「[小文字]…みんなすごいな…[/小文字]」
レイル「…えへ、じゃあそうしましょう。」
レイル先輩の少し恥ずかしそうな笑顔が、暖かい空気に咲いた。
黄夏「凪蜘蛛神殿!?」
レイル「そう。アルトくんが見つけてくれた本に載ってたの。
海底神殿ですって…一体どう入ればいいのかしら…」
黄夏「海底神殿…か…」
…というか…ずっと思ってたけど…
黄夏「…なんで神殿に、今だに装飾品が残ってるんでしょうね?」
レイル「え?」
黄夏「だって文献にも載るほど認知されている神殿なのに
誰一人入ってきてないって…おかしいじゃないですか。」
レイル「…確かに」
黄夏「…何が関係してるんだろう…」
レイル「…」
レイル「すごいね、黄夏ちゃんは。」
黄夏「へ?」
笑いながらそう言う先輩が、やけに悲しそうで。
レイル「…[小文字][小文字]私とは大違いだ。[/小文字][/小文字]」
その言葉が聞き取れなかったのが悔しくて。
黄夏「…すごく、ないですよ。」
としか、返せなかった。
[水平線]
休日。いつものように連絡を取り合って、わたしの家に6人が集まった。
…そろそろグループ名とか決めたりしてもいいんじゃないかな、とか思ったりしながら…。
シエル「情報持ってる人―。」
レイル「…はい」
レイル「…海底神殿なんだけど、ここに[太字]恵みの指輪[/太字]があるとか言われてるみたい。」
シエル「どこらへんにあるの?」
レイル「えーっと…この本を見てほしいな」
[漢字]求真姉妹[/漢字][ふりがな]レイル先輩たち[/ふりがな]が場所を確認している間。
黄夏「…あのですね…ちょっと疑問に思ったことがあって。」
ソプラノ「何だい?」
黄夏「媒電通りの屋敷とか…梟実堂とか…そういうところに、
今までずっと装飾品が残ってたのはなんでなんでしょう?」
アルト「…どういうことだ?」
黄夏「だって、不思議じゃないですか?書籍に載っていたり、あんなにたくさん人がいたりしたのに…」
神威「確かに。とっくの昔に探索済みのはずですよね。」
ソプラノ「そうだ、私たちも不思議なことが起こってるんだ」
神威「なんです?」
ソプラノ「[太字]私のアクアマリンの短剣と、アルトのアメジストのロザリオ。
どっちも、輝きを失ったんだ。[/太字]」
神威「え?えーっとそれは…宝石がくすんだ、ってことですか?」
ソプラノ「いや、私たちにはまぶしく輝いて見えてたんだよ、ずっとね。
…それが、落ち着いたというか…」
黄夏「…どういうことだろう…不思議なことがいっぱいだな」
シエル「海底かぁ…どう入ればいいんだよぉ」
神威「うーんうーん…」
レイル「…まあ、とりあえずこの近くの海まで行ってみましょうよ。
もしかしたら隠された入り口とかがあるかも」
黄夏「そうっすね。今までも不思議なことだらけだし。」
神威「海かぁ~。でも真冬の海だから死ぬほど寒いだろうな」
アルト「もうすぐ年明けるからな」
ソプラノ「この間クリスマスだったのにな」
シエル「よーし、じゃあおなじみこのメンツ……いい加減このチーム名決めない?
なんか呼びづらいし」
レイル「え」
アルト「何言ってんだお前?」
ソプラノ「まあまあ、私たちも幾度も探索を重ね親睦も深まっている訳だし。
せっかくだ、呼び名でも考えよう」
アルト「じゃあ言い出しっぺのソプラノさん、なんか案ありますか?」
ソプラノ「いやいやここは普段作曲してるアルトに((」
アルト「おい押し付けんな」
レイル「………あ、そうだ!」
シエル「なになに!?なんか思いついた!?」
レイル「[太字]クエスト・セクステット[/太字]…って、どうかな」
アルト「……なんかかっこいい()」
ソプラノ「成程、[太字]探求する六人組[/太字]。なかなかおしゃれじゃないか」
神威「俺、さんせー!」
シエル「あたしもさんせー!」
黄夏「じゃあそれで!」
レイル「えっ、え!?ほんとに?!…そんなにすぐ、決めていいの?!」
シエル「…うん。」
シエル「[太字]判断は早い者勝ちだよ![/太字]」
レイル「…」
そっか、シエルさんは梟実堂で…
____ええーーいイチかバチかぁ!フォーミュラビッグトランポリン!!!
____うわああああああーーーーん!!!!
黄夏「[小文字]…みんなすごいな…[/小文字]」
レイル「…えへ、じゃあそうしましょう。」
レイル先輩の少し恥ずかしそうな笑顔が、暖かい空気に咲いた。