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今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」、第3部「誠と偽りの狂情曲」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1
第3部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2280#JumpTitle

暴言、暴力表現があります。苦手な人は逃げて想像内で柵を飛び越えるサフォーク羊を数えてください((

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【質問コーナー開催、コメントしてね】真実、誠実の優等生

#11

だれよりすぐれたあなた

レイル視点

数式で作ったのだろう、ハンマーを持って元気よく駆け出すシエル。

…よかった。

私も一回、シエルを助けられた。

[小文字][小文字]やったぁ!シエルより、わたしのほうがうえだね![/小文字][/小文字]

レイル「…え」

一度聞こえた声を無かったことにして、また攻撃に専念する。

レイル「…メモリー・ストーリー!「ウサギと亀」!」

ウサギのような脚力、亀の甲羅のような盾。

レイル「砕いてやる!」

ソプラノさんも技を出してくれてる。アルトくんもそのサポートをしてる。

神威君もさっきから自分の銃でちょっとずつだけど妨害してくれてる。

黄夏ちゃんも、私の能力でいっぱい頑張ってる。

…私もやらなきゃ。

神威「皆!ゴーレムが弱ってます!!攻撃の手を緩めないでください!」

シエル「お姉ちゃん!せーので行くよ!いけるね!?」
レイル「え、ええ!」

「「せーの!!」」

シエル「ルール・ハンマーストライク!!」

レイル「ファースト・キック!!」

バキッ!!

ガラガラガラ…と、ガレキとなって落ちていくゴーレム。

シエル「いやったぁ~~!!」

シエル「お姉ちゃん!ありがとう!」

レイル「…ふふ、どういたしまして」

[小文字]私がいないと、とどめもさせないみたいね![/小文字]

レイル「……」

勝ったはずなのに…なんだろう、この声。

幼くて、容赦を知らない声。その声はだんだん、大きくなる。

____わらわないでよきもちわるいな。

____[太字]私、シエルが嫌いよ。[/太字]

レイル「…うるさい…」

シエル「?どうしたの?」

レイル「………」

____[太字]ほら、きづいてくれない。そこが嫌なの。わからないの?[/太字]

レイル「…ちがう、違う…私は、嫌いには…」


黄夏「[大文字][太字]レイル先輩!!!!後ろ!!![/太字][/大文字]」

レイル「____え」

ザクッ

[水平線]

黄夏視点

アルト「…」

いま、崩れたはずの瓦礫が動いて…

斧で、先輩の背中をざっくり…切り裂いた…?

黄夏「先輩!!先輩、大丈夫ですか?!」

レイル「うっ、う”う”っ…」

痛いのかな、苦しいのかな…呻き続ける姿に、[太字]あの子[/太字]がフラッシュバックする。

黄夏「[太字]あああ神様!!もう…もう、わたしから…!![/太字]」

黄夏「[太字]わたしから大切な人を、奪わないでぇ!!![/太字]」

シエル「…っ、お姉ちゃん…お姉ちゃん…、黄夏さん、泣いてるよ…」

シエル「起きて?…ね?」

レイル「っっっっ…!!」

傷口からぼこぼこと赤黒い泡が出る。

そこから何かが出て来た。

ソプラノ「っ…あれは…?」

アルト「……[太字]子供?[/太字]」


女の子「…」

赤黒い、血ではない液体に塗れたその少女はゆっくり立ち上がる。

そして、


女の子「……[太字]おしえて。[/太字]」

女の子「[太字]わたしは、いいこ?[/太字]」

そう悲しく笑う顔はとても、いつかのレイル先輩にそっくりだった。

作者メッセージ

れ い る さ ん ・・・(((辛くしたのは作者です

2025/01/06 20:55

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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