#参加型# 僕ら、天使クビになりました。
やけにすすしげな顔でため息をつくレリ。はああああ?
「いやいやいやいや、だーれーのー事を、酒豪だなんていってるのかなぁーっ?」
「うっ」
そう。こいつ、神さんから嫌われた理由の一つに…。
僕は手の上に天界の素材でできた矢を浮かばせる。
「ひぃっ」
珍しく怯えるレリ。ふふふふふふ、幼馴染舐めんじゃないよお!
「ぜええんぶ、知ってるんだからねえ?」
僕は、矢を頭にふりかざした。
「そーれーはーだめーぇえええええ!」
…と、後ろから飛びついてきた[漢字]天使[/漢字][ふりがな]ひと[/ふりがな]影。
うわああ、もしかして!?
「シエルーっ、にげるよお!」
「えええええええええええええええ!!?」
親友のレリが、街にいる人間たちに頭を下げながら、僕らを押して走り出した。
ええええ、ちょま、性格ちがくないいいいいい!?
僕らは足がちぎれそうになりながらレイのスピードについていく。
「ああああああああああああっ」
「うああああ、レイ、ストオオオップ、ストオオオップゥ!」
僕とレリの絶叫で、レイはやっと足を止めてくれた。
「はあ、はあ、はあ、はああ…」
「僕は愛川冷夏、よろしくね!まレイでいい…よ…」
あ。始まった。レイの人見知り(遅効性)。
レイは地面にしゃがみ込んでしまった。
メガネがガシャん、とずれておちる。
「…ああああ、僕はなんてことをぉぉ!人の前でそんなことするとかマジでありえない!ああああああ」
「ちょwちょ、大丈夫?w」
僕は心配になって声をかける。
「大丈夫じゃないです…」
絞るみたいに声を出したレイ。
そこで…
「あーれーぇ?そこにいるの、もしかしてレリとシエルーっ?」
おお?あれはもしかしなくても!!
「おーーい、らのーん!…とだれ?」
「私はマインド、よろしく」
へええ、柔らかい系の[漢字]天使[/漢字][ふりがな]ヒト[/ふりがな]?
「嘘ついてんじゃないよ、マインド?」
僕は、その一言で完全に思い出した。
昔、がっこーでそんな名前の堕天使習った気が!
レリも目を見張る。
「まさか、あのマインド!?」
全てがぶっかぶかなマインドは、こくりと頷いた。
「教科書に載っているとは、感激だな」
い、いやらのん、不良だとはいっても、ダメだってマインドと知り合っちゃあ。
どんだけ社交すごいんじゃー。
「いまのうちの名前は、森院茜!らのでいいけど」
「私は樹心院、火盧だ」
どんだけ追放したの、神さん!?多すぎない!?
「いやいやいやいや、だーれーのー事を、酒豪だなんていってるのかなぁーっ?」
「うっ」
そう。こいつ、神さんから嫌われた理由の一つに…。
僕は手の上に天界の素材でできた矢を浮かばせる。
「ひぃっ」
珍しく怯えるレリ。ふふふふふふ、幼馴染舐めんじゃないよお!
「ぜええんぶ、知ってるんだからねえ?」
僕は、矢を頭にふりかざした。
「そーれーはーだめーぇえええええ!」
…と、後ろから飛びついてきた[漢字]天使[/漢字][ふりがな]ひと[/ふりがな]影。
うわああ、もしかして!?
「シエルーっ、にげるよお!」
「えええええええええええええええ!!?」
親友のレリが、街にいる人間たちに頭を下げながら、僕らを押して走り出した。
ええええ、ちょま、性格ちがくないいいいいい!?
僕らは足がちぎれそうになりながらレイのスピードについていく。
「ああああああああああああっ」
「うああああ、レイ、ストオオオップ、ストオオオップゥ!」
僕とレリの絶叫で、レイはやっと足を止めてくれた。
「はあ、はあ、はあ、はああ…」
「僕は愛川冷夏、よろしくね!まレイでいい…よ…」
あ。始まった。レイの人見知り(遅効性)。
レイは地面にしゃがみ込んでしまった。
メガネがガシャん、とずれておちる。
「…ああああ、僕はなんてことをぉぉ!人の前でそんなことするとかマジでありえない!ああああああ」
「ちょwちょ、大丈夫?w」
僕は心配になって声をかける。
「大丈夫じゃないです…」
絞るみたいに声を出したレイ。
そこで…
「あーれーぇ?そこにいるの、もしかしてレリとシエルーっ?」
おお?あれはもしかしなくても!!
「おーーい、らのーん!…とだれ?」
「私はマインド、よろしく」
へええ、柔らかい系の[漢字]天使[/漢字][ふりがな]ヒト[/ふりがな]?
「嘘ついてんじゃないよ、マインド?」
僕は、その一言で完全に思い出した。
昔、がっこーでそんな名前の堕天使習った気が!
レリも目を見張る。
「まさか、あのマインド!?」
全てがぶっかぶかなマインドは、こくりと頷いた。
「教科書に載っているとは、感激だな」
い、いやらのん、不良だとはいっても、ダメだってマインドと知り合っちゃあ。
どんだけ社交すごいんじゃー。
「いまのうちの名前は、森院茜!らのでいいけど」
「私は樹心院、火盧だ」
どんだけ追放したの、神さん!?多すぎない!?