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練習作:勇者パーティを追放された元軍人の軍神令嬢は復讐する気がないそうです 〜代わりに魔王を倒して勇者の座を奪いますが〜

#5

第五話

街を出ると先ほどの喧騒が嘘のよう、いっそ清々しささえ覚えるほど不気味な森が広がっていた
私には関係のないことではあるが、仕方もないし歩みを進めていくか
ついでに面白いものを見られるかもしれないし
─────────
─────
────
──
随分と歩いたおかげで街は随分と遠くなった
もしかしたら魔王城に着くのはもっと早くなるかもな
それに時々採集もしていたおかげでキノコ類がだいぶ手に入ったし
……疲れたな、少し休むか
色々買うついでにキャンプセットも買っていて助かった
買っていたテントを組み立て、中に入る
ぐううう
………腹が空いたし腹ごしらえでもするか
あ、フェンリルだ……私は防御体制をとった
だが、攻撃はいくら待っても来なかった……こちらに敵意はない?
珍しい、こんなところにフェンリルなんて
白い毛並み……アルビノか?本当に珍しいな
あれ?アルビノのフェンリル……?嫌な予感が…

[大文字][大文字][大文字]「主様!!!!!!!!!!」[/大文字][/大文字][/大文字]

ああ、やはりこいつだったか

「うるさいメイ…」

メイは姪っ子が子犬のメイを連れてきたから適当に姪っ子が連れてきたことから名付けた名だ

「主様!!!!!やっと見つけましたよ!!!!!」

「王家どもの制止なぞ聞きませんでした!!!!!」

「わかった、わかった」

「うるさい、“待て”」

「!!!!!」
そういえばメイはぴたりと静止する、基本忠実なんだよな、思考が大型犬なだけで

「メイ、今私は単独で魔王城に向かっている」

「!?勇者様は!?」

「知らん、私は勇者パーティから追放された」

「……殺しに」

「待てといっているだろう、bad boyだ」

そう言うとメイは静かに首を垂れる、久々に会ったのにすぐにbad boyと言われたのが堪えたのだろう

「だからメイ、お前には私の家に向かい、セインは単独で魔王討伐をしに行くと伝えろ」

「しかし主様!!!!!」

「それでは…」





「魔王が可哀想です!!!!!」


「主様が一人という全力を出せる絶好のチャンスな上に、あの足手纏いどもがいなくなって仕舞えば………」

「魔王城が更地になります!!!!!」

別になった方がいいんじゃないか?なんか色々できるだろ……色々、闘技場とか、闘技場とか、闘技場とか

「あと主人の命令は絶対だろう?また叱られたいのか?」

「……分かりました…伝えれば良いんですね!!!!!」

そうしてメイは走り去っていった
………最初から最後までうるさいやつだったな
よし、腹ごしらえでもしてから寝るか
干し肉をいくつか取り出してそのうちの噛みちぎる、
硬い、しょっぱい、とにかく硬い
まずいと口にだしていうほどでもないが
美味しいわけでもない

「ふう、あと最低五日は干し肉生活だな」

少し食べたあと、寝袋を広げて中に入り、眠りについた

2025/08/06 21:32

明け他人(枯花) ID:≫ 12r9vk9TpSqFk
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