海と波と君と
#1
ザザ〜ザザ〜波の音が聞こえる。その音は心地よくずっと聞いて居たいと思う程だった。そんな時「夜更かしか?羽京」僕の大好きな音が聞こえてきて「夜更かし?もうそんな時間になったの?」と聞き返した「そうだな 今は大体夜中の2時あたりだろう」そんなにたっていたなんて「じゃ龍水も共犯だね」笑いながら言うと「そうだな!!」とその可愛い尖った犬歯を見せて笑った。その可愛らしい仕草に微笑み「そろそろ寝ようか」と言おうとした時「好きだぜ 羽京、貴様が欲しい」と龍水が言ってきた。「え」突然言われた言葉に戸惑い暫くの間フリーズしてしまった。「羽京どうがしたか?」おろおろしている龍水を見て我に返る「ソロソロ、、、ネヨッカ」ついつい片言になってしまったが大目に見て欲しい今はとにかくこの場を離れたかったが龍水はそれを許さなかった「そうだなでわ答えを聞いてから寝ようか!!」まさに行動こそ可愛いが意味を知ってしまえば怖い気がする程抜かり無かった。はーと深いため息をついたとこで「、、、君は僕に答えを求めて何がしたしの?」ふと気になり聞いてみた「?どう意味だ?」例えば「手を繋ぎたいとかキスしたしとかそういうの」「そうだな 貴様が許してくれるのなら全てやりたいな!!」 「それに今アメリカに行こうっていう大きなプロジェクトがある。そんなタイミングに恋人と言う関係になるのは得策とは言えた無い」「ならばアメリカに行った後付き合えば問題もない」パチン指を鳴らしそう言う龍水「それに貴様は付き合う事を否定していない其れは貴様自身も付き合わないと言う選択肢がないように思うのだが 違うか?」よく頭が回るなのかそれともまた船乗りの感なのかはたまた両方なのか「、、、違わないよ」「念の為聞くけどなんでそう思ったの?」「船乗りの感だ!!」「だよね」半ば諦めで言うと龍水が「アメリカに行った後返事を聞かせてくれ」そう最後に言い解放されると思いながらなんだか名残惜しい気持ちを押し殺し「じゃあ寝よっか」っと言ったのだった。アメリカから帰ってきた時羽京からの返事はokだったとか違ったとか
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