【 大型参加型 】 私立・桜御坂学園高校 教師も生徒も大募集中 !!
── ということで 、 何故か放課後カフェに行くことに 。
心々によれば 、 バイト先でありお気に入りのカフェなんだそうだ 。
心々「 こんにちは 〜 ! 」
心々がドアを開くと 、 途端にコーヒーの匂いが香る 。
中にいた店員の一人がこちらを向き 、 笑顔で挨拶をした 。
? 「 いらっしゃい 。 心々 、 今日はシフト入って無かったのか ? 」
心々「 うん 。 だから 、 柚先輩連れて来ちゃった 」
挨拶をしたのは 、 特徴的なベージュ色の髪がチャームポイントの “ [漢字]天[/漢字][ふりがな]あま[/ふりがな][漢字]ヶ瀬[/漢字][ふりがな]かぜ[/ふりがな] [漢字]詩[/漢字][ふりがな]し[/ふりがな][漢字]音[/漢字][ふりがな]おん[/ふりがな] ” 。
3年C組の生徒で 、 心々の幼馴染である 。
? 「 へえ 、 会長か 。 ど 〜 も 」
柚 「 こんにちは 、 お邪魔します 」
今度は厨房から 、 詩音によく似た男子が顔を出す 。
名前は “ [漢字]天[/漢字][ふりがな]あま[/ふりがな][漢字]ヶ瀬[/漢字][ふりがな]かぜ[/ふりがな] [漢字]玲[/漢字][ふりがな]れ[/ふりがな][漢字]音[/漢字][ふりがな]おん[/ふりがな] ” 、 3年D組の生徒だ 。
詩音の双子の片割れで 、 同じく心々の幼馴染だ 。
原石「 ま 、 取り敢えず座ろ 。 立ちっぱじゃ邪魔でしょ 」
原石の一声で 、 カフェに来た一同は席に着いた 。
詩音「 では 、 ご注文がお決まりでしたらお呼び出し下さいね 」
詩音は見事な営業スマイルを浮かべ 、 丁寧に一礼して去っていった 。
きら「 天ヶ瀬兄弟 、 相変わらずイケメンですよねぇ … 」
きらるの言葉に 、 柚も頷く 。
柚 「 だね 。 あんまり喋ったことないけど 、 身長も高いしモテるのは納得だよ 」
楽海もソファーにもたれかかりながらぼやく 。
楽海「 イケメンは楽で良いよな 〜 。 人生イージーモードじゃね ー か 」
そんな楽海を見て 、 原石が笑いながら楽海の肩を叩いた 。
原石「 何言ってんの 、 楽海も中々にイケメンでしょ 」
楽海「 今の状況でそれ聞いても気休めにしかなんね ー 」
心々「 気休めにはなるんですね … 」
心々がぼそっと呟くと 、 楽海は心々を指差して叫ぶ 。
楽海「 いや別に !? イケメンって言われて嬉しいとか言われ慣れてないから恥ずかしいとかねぇし !? 」
柚 「 楽海 、 全部出てる 」
楽海が目を泳がせた途端 、 みんなはどっと笑った 。
───
詩音「 お待たせ致しました 、 コーヒー2つとココア3つです 」
コト 、 と目の前に飲み物が置かれ 、 みんなが目を輝かせる 。
きら「 ってか柚先輩 、 さっき きらるのココア飲んだのに また飲むんですか ? 」
柚 「 えへへ 、 ココア好きでさ … 」
心々「 僕もココア好きです ! 」
きら「 きらるも好き 〜 」
女子3人が和やかにココアを飲む横で 、 男子2人は澄ました顔でコーヒーに口を付ける 。
楽海「 ん゙ッ !? 」
原石「 あづっ … ! 」
… が 、 案の定入れたてコーヒーに打破されるのであった 。
玲音「 馬鹿じゃねぇの 。 熱いに決まってんだろ 」
席の近くの壁にもたれかかって様子を見ていた玲音が 、 呆れ顔でため息を吐く 。
原石「 うるさいなぁ 、 だって女子たちが普通に飲んでるからいけると思ったんだもん 」
楽海「 そうだぞ ! なんでお前らそんな普通に飲んでんだよ ! 」
男子の訴えに 、 女子はきょとんと首を傾げる 。
きら「 きらるたち 、 別にがぶ飲みはしてないですよ ? 」
心々「 ちびちび飲んでるだけですけど 」
柚 「 一気に飲んだら熱いのは当たり前なんだから 、 少しずつ飲んでるの 」
女子たちのもっともな意見に 、 男子2人は気まずそうに目を逸らす 。
すると 、 いつの間にかきらるが頼んでいた大学芋を机の上に置いて 、 詩音が笑顔で ぱちんと手を叩いた 。
詩音「 はい 、 原石と楽海の負け 」
カフェには 、 またみんなの笑い声が響いた 。
───
心々「 柚先輩 、 また明日 ! 」
楽海「 じゃ ー な 」
原石「 またね 〜 」
3人と別れ 、 柚ときらるは反対方向に歩き始める 。
きら「 楽しかったですね 、 カフェ ! 」
柚 「 ね 〜 。 また行こうね 」
きら「 勿論ですっ ! 」
きらると歩いて向かった先は 、 とある定食屋 。
どうせだから 、 夜ご飯も済ませてしまおうという寸法だ 。
きら「 久しぶりだなぁ 、 [漢字]響[/漢字][ふりがな]ひびき[/ふりがな]先輩に会うの ! 」
柚 「 そうなんだ 。 そう考えると 、 私は毎日会ってるな 〜 」
きら「 ふふ 、 お2人はとっても仲良しですもんね ! 」
柚 「 うん 。 私の大親友だからね 」
… それにしても 、 カフェでおやつも食べた後に定食に行くとは 、 びっくりである 。
思春期の女子はこういうものなんだろうか 。
そんなこんなで到着したのは 、 市内でも人気の定食屋さん 。
日替わりメニューは勿論 、 固定メニューも大人気で 、 何よりコスパが良い 。
連日たくさんのお客さんがやってくるため 、 店は大繁盛だ 。
きらるが定食屋の扉に手をかけ 、 カラカラと扉を開いた 。
き柚「「 こんばんは 〜 ! 」」
「 いらっしゃい 。 丁度今ひと段落ついたから 、 席空いとるよ 」
入ってきたのがきらると柚だと分かるなり 、 人の良さそうなおばちゃんがにこやかに微笑みかける 。
柚 「 おばちゃん 、 こんばんは 。 お邪魔するね 」
「 柚ちゃんいらっしゃい 。 今 、 響ちゃんを呼んでくるから待っといてな 」
おばちゃんが厨房に引っ込み 、 きらると柚はカウンター席に腰掛ける 。
きら「 今日は何にしよう … 」
柚 「 今日の日替わりメニューは 『 チキン南蛮定食 』 だって 。 美味しそう ! 」
きら「 チキン南蛮 … じゃあきらるそれにします ! 」
柚 「 私もこれにしようかな 」
何を食べるか話していると 、 おばちゃんと入れ替わりに1人の女子が顔を出した 。
? 「 お 〜 、 柚ときらるん ! いらっしゃい ! 今日は何食べるん ? 」
───
心々によれば 、 バイト先でありお気に入りのカフェなんだそうだ 。
心々「 こんにちは 〜 ! 」
心々がドアを開くと 、 途端にコーヒーの匂いが香る 。
中にいた店員の一人がこちらを向き 、 笑顔で挨拶をした 。
? 「 いらっしゃい 。 心々 、 今日はシフト入って無かったのか ? 」
心々「 うん 。 だから 、 柚先輩連れて来ちゃった 」
挨拶をしたのは 、 特徴的なベージュ色の髪がチャームポイントの “ [漢字]天[/漢字][ふりがな]あま[/ふりがな][漢字]ヶ瀬[/漢字][ふりがな]かぜ[/ふりがな] [漢字]詩[/漢字][ふりがな]し[/ふりがな][漢字]音[/漢字][ふりがな]おん[/ふりがな] ” 。
3年C組の生徒で 、 心々の幼馴染である 。
? 「 へえ 、 会長か 。 ど 〜 も 」
柚 「 こんにちは 、 お邪魔します 」
今度は厨房から 、 詩音によく似た男子が顔を出す 。
名前は “ [漢字]天[/漢字][ふりがな]あま[/ふりがな][漢字]ヶ瀬[/漢字][ふりがな]かぜ[/ふりがな] [漢字]玲[/漢字][ふりがな]れ[/ふりがな][漢字]音[/漢字][ふりがな]おん[/ふりがな] ” 、 3年D組の生徒だ 。
詩音の双子の片割れで 、 同じく心々の幼馴染だ 。
原石「 ま 、 取り敢えず座ろ 。 立ちっぱじゃ邪魔でしょ 」
原石の一声で 、 カフェに来た一同は席に着いた 。
詩音「 では 、 ご注文がお決まりでしたらお呼び出し下さいね 」
詩音は見事な営業スマイルを浮かべ 、 丁寧に一礼して去っていった 。
きら「 天ヶ瀬兄弟 、 相変わらずイケメンですよねぇ … 」
きらるの言葉に 、 柚も頷く 。
柚 「 だね 。 あんまり喋ったことないけど 、 身長も高いしモテるのは納得だよ 」
楽海もソファーにもたれかかりながらぼやく 。
楽海「 イケメンは楽で良いよな 〜 。 人生イージーモードじゃね ー か 」
そんな楽海を見て 、 原石が笑いながら楽海の肩を叩いた 。
原石「 何言ってんの 、 楽海も中々にイケメンでしょ 」
楽海「 今の状況でそれ聞いても気休めにしかなんね ー 」
心々「 気休めにはなるんですね … 」
心々がぼそっと呟くと 、 楽海は心々を指差して叫ぶ 。
楽海「 いや別に !? イケメンって言われて嬉しいとか言われ慣れてないから恥ずかしいとかねぇし !? 」
柚 「 楽海 、 全部出てる 」
楽海が目を泳がせた途端 、 みんなはどっと笑った 。
───
詩音「 お待たせ致しました 、 コーヒー2つとココア3つです 」
コト 、 と目の前に飲み物が置かれ 、 みんなが目を輝かせる 。
きら「 ってか柚先輩 、 さっき きらるのココア飲んだのに また飲むんですか ? 」
柚 「 えへへ 、 ココア好きでさ … 」
心々「 僕もココア好きです ! 」
きら「 きらるも好き 〜 」
女子3人が和やかにココアを飲む横で 、 男子2人は澄ました顔でコーヒーに口を付ける 。
楽海「 ん゙ッ !? 」
原石「 あづっ … ! 」
… が 、 案の定入れたてコーヒーに打破されるのであった 。
玲音「 馬鹿じゃねぇの 。 熱いに決まってんだろ 」
席の近くの壁にもたれかかって様子を見ていた玲音が 、 呆れ顔でため息を吐く 。
原石「 うるさいなぁ 、 だって女子たちが普通に飲んでるからいけると思ったんだもん 」
楽海「 そうだぞ ! なんでお前らそんな普通に飲んでんだよ ! 」
男子の訴えに 、 女子はきょとんと首を傾げる 。
きら「 きらるたち 、 別にがぶ飲みはしてないですよ ? 」
心々「 ちびちび飲んでるだけですけど 」
柚 「 一気に飲んだら熱いのは当たり前なんだから 、 少しずつ飲んでるの 」
女子たちのもっともな意見に 、 男子2人は気まずそうに目を逸らす 。
すると 、 いつの間にかきらるが頼んでいた大学芋を机の上に置いて 、 詩音が笑顔で ぱちんと手を叩いた 。
詩音「 はい 、 原石と楽海の負け 」
カフェには 、 またみんなの笑い声が響いた 。
───
心々「 柚先輩 、 また明日 ! 」
楽海「 じゃ ー な 」
原石「 またね 〜 」
3人と別れ 、 柚ときらるは反対方向に歩き始める 。
きら「 楽しかったですね 、 カフェ ! 」
柚 「 ね 〜 。 また行こうね 」
きら「 勿論ですっ ! 」
きらると歩いて向かった先は 、 とある定食屋 。
どうせだから 、 夜ご飯も済ませてしまおうという寸法だ 。
きら「 久しぶりだなぁ 、 [漢字]響[/漢字][ふりがな]ひびき[/ふりがな]先輩に会うの ! 」
柚 「 そうなんだ 。 そう考えると 、 私は毎日会ってるな 〜 」
きら「 ふふ 、 お2人はとっても仲良しですもんね ! 」
柚 「 うん 。 私の大親友だからね 」
… それにしても 、 カフェでおやつも食べた後に定食に行くとは 、 びっくりである 。
思春期の女子はこういうものなんだろうか 。
そんなこんなで到着したのは 、 市内でも人気の定食屋さん 。
日替わりメニューは勿論 、 固定メニューも大人気で 、 何よりコスパが良い 。
連日たくさんのお客さんがやってくるため 、 店は大繁盛だ 。
きらるが定食屋の扉に手をかけ 、 カラカラと扉を開いた 。
き柚「「 こんばんは 〜 ! 」」
「 いらっしゃい 。 丁度今ひと段落ついたから 、 席空いとるよ 」
入ってきたのがきらると柚だと分かるなり 、 人の良さそうなおばちゃんがにこやかに微笑みかける 。
柚 「 おばちゃん 、 こんばんは 。 お邪魔するね 」
「 柚ちゃんいらっしゃい 。 今 、 響ちゃんを呼んでくるから待っといてな 」
おばちゃんが厨房に引っ込み 、 きらると柚はカウンター席に腰掛ける 。
きら「 今日は何にしよう … 」
柚 「 今日の日替わりメニューは 『 チキン南蛮定食 』 だって 。 美味しそう ! 」
きら「 チキン南蛮 … じゃあきらるそれにします ! 」
柚 「 私もこれにしようかな 」
何を食べるか話していると 、 おばちゃんと入れ替わりに1人の女子が顔を出した 。
? 「 お 〜 、 柚ときらるん ! いらっしゃい ! 今日は何食べるん ? 」
───