- 閲覧前にご確認ください -

キャラ崩壊 ??
しゃあないさ !

文字サイズ変更

【 大型参加型 】 私立・桜御坂学園高校 教師も生徒も大募集中 !!

#13

ろく





───





  「 おはよ 〜 ございま ー す !! 」


? 「 はい 、 おはよう 〜 」


柚 「 今日も頑張ってね 〜 」




翌日 。



柚は校門の前に立ち 、 登校してくる生徒たちに挨拶をする 。




? 「 … あ 、 柚先輩 、 おはようございます … 」


柚 「 おはよう 〜 ! 」




控えめに挨拶をしてきた女の子にも 、 柚はにこやかに挨拶を返す 。




? 「 相変わらず元気な挨拶ね 、 柚さんは 」


柚 「 それはどうも 笑 」




柚の隣に立っている 、 桃色の髪をした女性教師 。



にこやかに生徒たちに挨拶をしていく彼女の名前は 、 “ [漢字]花[/漢字][ふりがな]か[/ふりがな][漢字]街[/漢字][ふりがな]がい[/ふりがな] [漢字]芽詩[/漢字][ふりがな]めし[/ふりがな] ” 。



その名前にちなんで 、 「 ご飯先生 」 という愛称で親しまれている 。




柚 「 ご飯先生 、 今日は国語の授業ありましたっけ ? 」


芽詩「 柚さんは3Aだよね ? 確か 、 あったと思うよ 」


柚 「 今はまだ簡単ですけど 、 これから難しくなってくるから不安です …  」


? 「 高3の内容で簡単って言えちゃう先輩がすごい … 」




肩を落とした柚の隣で 、 同じく挨拶をしていた男子生徒が苦笑いした 。




柚 「 あ 、 別に驕ってる訳じゃないからね !? [漢字]朔[/漢字][ふりがな]さく[/ふりがな]くんは国語得意 ? 」


? 「 俺すか 。 まあ 、 数学以外は大体できますよ 」


柚 「 あは 、 そうだったね 。 会計無理 〜 っていっつも言ってるもんねぇ 」


? 「 あれはほんとに意味分かんないんで 。 先輩がハイスペすぎるだけっす 」




真顔でそう言った男子生徒は 、 生徒会執行委員の “ [漢字]鬼[/漢字][ふりがな]おに[/ふりがな][漢字]ケ[/漢字][ふりがな]が[/ふりがな][漢字]原[/漢字][ふりがな]はら[/ふりがな] [漢字]朔[/漢字][ふりがな]さく[/ふりがな] ” 。



弓道部員で 、 2年生ながら響と並ぶくらい上手いと話題になった生徒である 。




朔 「 そ ー いや最近 、 天狐先輩見ないっすね 」


柚 「 あ 、 だよね 。 昨日のうちに報告来るかなあって思ってたんだけど … 」




柚と朔がそう話していると 、 2人の肩にぽんと手が置かれた 。




? 「 なになに 、 俺がかっこええっちゅう話 ? 聞いたろやないか 〜 」


朔 「 げ … 」




朔が露骨に顔を顰めると 、 関西弁を話すその男子生徒は 、 朔の頭に手刀を入れた 。




朔 「 いって … ! ちょ 、 何するんすか天狐先輩 !! 」


? 「 人の顔見て 『 げ … 』 はないやろ !! 失礼すぎるわ !! 」




“ 天狐先輩 ” と呼ばれた生徒の名前は 、 “ 天狐 梦宇 ” 。



校内でも超有名な糸目金髪イケメンで 、 その顔面と優しさに恋をする女子は非常に多い 。



ただ 、 優しさに関しては表面上だけである 。



優しいと思ったらすぐに揶揄ってくるので 、 男子の中では人気もありつつ



「 あいつ中々に性格悪いよな 」 と言われているらしい 。




梦宇「 生徒会長 、 おはよぉさん 」


柚 「 うん 、 おはよう 」




2人が挨拶を交わしたところで 、 朝の会が始まる10分前のチャイムが鳴った 。




梦宇「 あ 、 やば 。 んじゃ 、 今日の放課後生徒会室行くわ 。 またな 〜 」


柚 「 またね 〜 」




慌てて走っていく梦宇を見送って 、 柚たち3人も校門を閉めて戻ろうとした 。




? 「 ちょっと待ってくださあああい !! 」


柚 「 へ !? 」




そう叫びながら走ってくる 、 金髪ロングの女子生徒 。




芽詩「 あらあら 、 日和ちゃんまたギリギリねぇ 」




芽詩が苦笑いをしたところで 、 その女子生徒は校門に駆け込んだ 。




? 「 すいません柚先輩 !! 今日はギリギリ無遅刻チャレンジ失敗しましたッ !! 」





───



作者メッセージ

ようやく学校っぽいことができた 。

次回あたり 、 楔ちゃんと聖治くんを出そうかな 。

2025/02/20 19:49

ゆず @オリ垢 ID:≫96wmVG3mf6twQ
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 13

コメント
[149]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL