[斜体]「え…！！」
　
　目の前には、クマみたいな、人みたいな、きもいやつがいた。

『パン…ツ』

「見た目も、中身もキモすぎんだろ」

てか何でドア開かないの…？

「どうにかしないと…」

ドゴン！[/斜体]

[斜体]「うぐっ！」

急に手を振り下ろされて、小さい地震みたいになる。

「クソが！」
　
いや、そんな暴言吐いても、何もないんだけど。ね？

「どうしよ……っ！」[/斜体]

[明朝体]ぴかっ！[/明朝体]

[斜体]「なっ！なに？」
　
　光っていたのは、髪飾りの十字架。

「これって。おばあちゃんからもらったやつ…」

なんかいけそう！

「いっけーーーっ！」

十字架を髪から取って握ると、手も十字架みたいに光る

『アアアアアアアアアアアア！』[/斜体]

[明朝体]カッ！[/明朝体]