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英雄綺譚

#3

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昔々ある所にとある国が有りました。

その国は平民には
沢山の笑顔が溢れて居ました。

但し、その笑顔を守る爵位を持った
貴族達は、裏での暗躍や、
違法を沢山犯していました。

下級貴族程贅を尽くし、
上級爵位の貴族程奔走している、
そんな歪な貴族社会が
出来上がって居たのです。

そんな中、
とある国の王子は
そんな社会を悲しみ、決意しました。

自分が悪になろうと、
全員が纏まったより良い国にしよう、
幸い兄弟が沢山居て、
何度も何度も命を狙われてきたせいで、
自分を大事にする気のない王子でした。

そんな王子の護衛をする少年は、
何時でも笑っていた
王子の心で何を思い動いているのか、
全く分からないで居ました。

ただ漠然と不安を心のうちに秘め、
親愛なる王子を守り続けていました。

そして、運命の悪戯か、
王子は魔王として、
周りを苦しめ始めたのです。

護衛だった少年にも役割が与えられました。

人の希望なる勇者、と言う立場です。

少年は悲嘆に暮れました。

誰を倒さねばならないのか、
分かってしまったからです。

沢山時間を共にした王子を、
その手で倒さねばならない、
そう言われているのと同義でした。

少年は周りを助けながら、
倒さずに解決しようと奔走しました。

もうその時には、
怠慢だった貴族達も
動き出していました。

王子は目的は達された、
そう言って苦しめることを最低限にし、
少年が来るのを待ちました。

王子は、待って、待って、待ち続けて、

少年は、助けて、助けて、助けながら進み続けて、

遂に再開した直後、
二人は消えてしまいました。

どこへ行ったのか、消息も不明です。

もしかしたら、

今も静かに、

人に紛れて、

平和に暮らしているのかも、

知れませんね_______________?





[中央寄せ]序章 fin…,[/中央寄せ]

作者メッセージ

童話風にしてみました 。

次からは 、 他と同様に普通に

書きますけどね 、

頭にある構想だけで書いているので 、

言葉分かりづらいやも知れません …

では 、 こんなのを

読んでいただいている方々 、

又次回でお会いできたらと思います 、

では 、 !

2024/12/25 22:22

Melissa ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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