勝手に気に入られて不良共に買われました。〜不良寮に入寮させられました〜
side なろ屋
僕の手を振り払おうとする○○の手を、離れないようにがっちり固定し、僕と○○は一緒に走っていた。
僕が○○をここに連れてきた理由______
「わあ.........お花畑...!?」
○○は驚きを隠しつつ、笑顔をこぼしている。
「きれいでしょー...!」
僕はそう言って、○○の顔を覗き込むようにした。
ここは、よくそらちゃんと来ていた場所。
僕とそらちゃんだけ裁縫の習い事に行かされていて、その帰り道にたまたまこのお花畑を見つけて。すごくきれいで感動したのを覚えている。
今でもごくたまに、よく2人で来ることがある。
すると、○○が口を開く。
「...........あ.....あの、どうしてここに....?」
○○はそう言ったあとに軽く首をかしげる。
.............かーわいい....♡
「..........えーだって、○○学園入るのちょっと怖かったんじゃないの?」
○○に心配をかけないように、できるだけ明るい声で○○に言う。
「...............えっ」
「だってまだ...僕や翔くんたちと会って話して、1日ようやく経っただけなんだよ?それに、勝手に転校先だったりなんだったり決まってたり......僕だったら怖くて仕方がない。..................って..思って...。○○は、違う?」
いかにも春、という感じの風が吹き、僕と○○は一瞬にして黙り合う。
すると、○○は口を開いた。
「.........正直、怖かったです。.......お母さんとお父さんと急に引き離されて....加えて不良校に転校なんて....ほんと、冗談もほどほどにしろよ.....って思ってました..けど..!」
○○の言葉の続きを待つ。
「.......今は、幸せですよ...」
..................え?
「............し、あわせ....?」
..........幸せの意味わかってんの....?
「案外皆さん悪い人じゃいし、一緒にいて楽しいし...それに、なにより.......なろ屋さん、今もこうして私に気を使ってくれているじゃないですか...」
「.............じゃあ...ってゆうのもなんだけど.....」
僕はそう言って、少し○○と距離をとり、顔をそらした。
「.........僕のこと、どう思ってる...?」
「.................はあ?」
○○は見てすぐわかるくらいに顔を歪ませた。
.........と、同時に
「..........べ、別に....../」
ちょーっと赤らんでたような..........
「.......も、大丈夫だから...!早く学校!行きましょ!」
○○はそう言いながら、今度は逆に僕の手を握った。
嬉しいと思う反面、もうちょっとここで二人きりでいたいという思いもあったり.....
「えーもうちょっと居ようよ~」
「だめです!!!」
こうして、僕と○○は再び学校に向かって走り出した。
[水平線]
なんとか学校の門をくぐり抜けて、僕と○○は学校へと足を運んだ。
「あの......私、どこに行けばいいとかありますか...?」
○○はそう言って、周りをきょろきょろと見渡した。
あー.....一人で行かせるのはまずいな...
のきもいないし、僕が着いていくか。
「...........僕に着いてきて」
僕は再び、○○と離れないように手を握った。
僕の手を振り払おうとする○○の手を、離れないようにがっちり固定し、僕と○○は一緒に走っていた。
僕が○○をここに連れてきた理由______
「わあ.........お花畑...!?」
○○は驚きを隠しつつ、笑顔をこぼしている。
「きれいでしょー...!」
僕はそう言って、○○の顔を覗き込むようにした。
ここは、よくそらちゃんと来ていた場所。
僕とそらちゃんだけ裁縫の習い事に行かされていて、その帰り道にたまたまこのお花畑を見つけて。すごくきれいで感動したのを覚えている。
今でもごくたまに、よく2人で来ることがある。
すると、○○が口を開く。
「...........あ.....あの、どうしてここに....?」
○○はそう言ったあとに軽く首をかしげる。
.............かーわいい....♡
「..........えーだって、○○学園入るのちょっと怖かったんじゃないの?」
○○に心配をかけないように、できるだけ明るい声で○○に言う。
「...............えっ」
「だってまだ...僕や翔くんたちと会って話して、1日ようやく経っただけなんだよ?それに、勝手に転校先だったりなんだったり決まってたり......僕だったら怖くて仕方がない。..................って..思って...。○○は、違う?」
いかにも春、という感じの風が吹き、僕と○○は一瞬にして黙り合う。
すると、○○は口を開いた。
「.........正直、怖かったです。.......お母さんとお父さんと急に引き離されて....加えて不良校に転校なんて....ほんと、冗談もほどほどにしろよ.....って思ってました..けど..!」
○○の言葉の続きを待つ。
「.......今は、幸せですよ...」
..................え?
「............し、あわせ....?」
..........幸せの意味わかってんの....?
「案外皆さん悪い人じゃいし、一緒にいて楽しいし...それに、なにより.......なろ屋さん、今もこうして私に気を使ってくれているじゃないですか...」
「.............じゃあ...ってゆうのもなんだけど.....」
僕はそう言って、少し○○と距離をとり、顔をそらした。
「.........僕のこと、どう思ってる...?」
「.................はあ?」
○○は見てすぐわかるくらいに顔を歪ませた。
.........と、同時に
「..........べ、別に....../」
ちょーっと赤らんでたような..........
「.......も、大丈夫だから...!早く学校!行きましょ!」
○○はそう言いながら、今度は逆に僕の手を握った。
嬉しいと思う反面、もうちょっとここで二人きりでいたいという思いもあったり.....
「えーもうちょっと居ようよ~」
「だめです!!!」
こうして、僕と○○は再び学校に向かって走り出した。
[水平線]
なんとか学校の門をくぐり抜けて、僕と○○は学校へと足を運んだ。
「あの......私、どこに行けばいいとかありますか...?」
○○はそう言って、周りをきょろきょろと見渡した。
あー.....一人で行かせるのはまずいな...
のきもいないし、僕が着いていくか。
「...........僕に着いてきて」
僕は再び、○○と離れないように手を握った。
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