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二次創作
個人的に好きな楽曲を小説化してみた

#3

Orangestarさんの「アスノヨゾラ哨戒班」(歌唱はIA)を小説化してみた。

 気分屋の僕は、人生では楽な道だけを選んでいる。叶えたい未来なんてない。夢ができるといいな。いつか、できるのかな。そうやって期待しているくせに、未来が怖くて明日が嫌いで。夜、眠れなくて、もうどうしようもなくなって「明日よ!絶対!もう来ないでよ!」って叫ぶ。夜なのにさ、近所迷惑だよね。しかも、内容がアレだから心配させちゃうかな…こんなことを考えているうちも、月も太陽も動いている。置いて行かれた気分だ。
 こんな日々を過ごしているが、今日は違ったんだ。君が、僕の手を取った。空へ舞うように、世界の彼方へ飛んでいくように。心の闇を照らしてくれた君。「きみとぼくもさっ!またあすへむかっていこぅよっ!」君は言う。これは多分夢なのだろう。「夢で終わっちゃうなら、昨日を変えさせてよ」なんて言わないから、また明日も君とこうやって笑わせてほしいな。
 「明日が怖くなる前の世界から、もう世界は変わったんだ」って本気で思っても、未来に期待して変えようとしたってやっぱり未来は残酷で。それでも毎日会いに来てくれる君と見る世界は綺麗だった。そのことは忘れないように、思い出せるように、しまっている。
 君がいてもいなくても大丈夫なんていうのはただの妄想。独りじゃ僕は人生の道を歩くことでさえできないだろう。歩かないだけでなく、多分弱音を吐いて、たくさんの人にたくさんの迷惑をかけるのだろう。未来を変えたいって願う僕に君は言う。「ねがったならさ、かなえちゃいなよ」って。また明日の夜に君に会いに行こうと思うけど、君はいるのかな。いなくても、いつまでも僕らは一緒だよ。だから笑っていよう。これからも少しでも長い時間、君と痛いから、空へ叫ぶ。「今日の日を思い出せ!未来の僕ら!」

作者メッセージ

誤字脱字などのミスがあったらご報告ください。創作活動の励みになりますので、コメントよろしくお願いします。

2025/02/04 15:18

未歌 ID:≫7pg8dTI4dHhTI
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