【参加型】ハーミット魔道学園は今日も事件だらけのようです。
「全然進まないな〜…一体、どうしたんだ〜?」
横の緋勇さんも怪訝そうな顔をしている。
それもそのはず、お題を引いた全員が全員、一歩も動いていないのだ。
何がお題ならそんな事になるんすかね、いやマジで。
「…あー!!思いつきましたわ!!むしろわたくしったら、何で今まで思いつかなかったのかしら!!!」
そう叫んだアルカティエ先輩は、一直線に駆け出した。
『おーっと、これはどーしたのかなー!?アルカティエ選手、校舎に向かって全力疾走だ!!』
『他もようやっと動き出したで!!けど、魔法使ってもええからっていちびんなやー!!!』
そう、なぜか校舎に向かって。
いやなんでっすか。人も物も今はこっちの方が沢山あるだろうに…って、あー…行っちまったっすね…
一方の柚月さんは…相変わらず頭抱えてるっすね。あ、でも今こっち向かって来てるっす。
「灰!留歌!」
そう言いながら走って来た柚月さんは…案の定と言うか何と言うか、明らかに困った顔をしている。やっぱ相当変なお題っすねコレきっと。
「これ、なんだけど…」
「…これは〜…中々難しそうだな〜…」
え、なんなんすかマジで。
俺に見えない所で話進んでいってるんすけど。見ただけで呪われる系なんすか?
「…留歌、ちょっと来て。」
あ、違ったっぽいっすね。
とは言え、やっぱり深刻な表情してる。
いや、マジでどうしたんすかね…
「ドラゴン族、って書いてあるな〜。」
ドラゴン族!?聞いた事ないな…
いやでも、種族ならまだそんなに難しいお題とは思えないっすけど…
「…それなら、単純に聞きゃ良いんじゃないっすかね…?」
「うーん、そう思ったんだけど…」
大声で聞くの禁止、って端っこに書いてあるんだよね…と眉を寄せる柚月さん。
しっかし、ドラゴン族っすか…
「ドラゴン族なんて、そもそも学校にいるのか〜?俺は心当たりないな〜。」
灰さんの言う所によると、長命ではあるがあまり数の多い種族じゃないそうだ。
種族ならいけるんじゃ…とか思ってすんません、コレ無理そうな気がするっすね。
「だよね…どうしようかな…」
三人寄れば文殊の知恵、とは言うが…
俺が混ざってる時点で0.5人分くらい、三人には足りないと思うっす。
「…あー…ドラゴン…ドラゴン…」
ドラゴンドラゴンドラゴンドラ…あ、ドラゴンって何回も繰り返して言うとゴンドラになるんすね。初めて知った。
じゃねぇわ、何言ってんすかね俺。
しっかしドラゴン族か…この大人数なら一人か二人ぐらいは…いそうな気がしてきたっすけど…
「大声で呼ぶのが禁止、なんだよな〜?」
「うん、どうしたらいいか分からなくて…」
そうか…としばし黙考する灰さん。何か思いついたんだろうか。
「なら、思いついたかもしれないぞ〜?」
[水平線]
「留歌、大丈夫?」
「え、あー…覚悟決めたっす…やるっす。」
つっても…なんでこんな事になったんすかね。いやマジで。
一つ深呼吸して声を張り上げる。
「お集まりの皆様!!!!ドラゴン族出身の方、いらっしゃらねぇっすかー!!!!」
お、おお…想像以上に声デカくなるっすねコレ…
使い所ないと思ってた魔法に、こんな使い道あったとは…
[水平線]
【回想】
「なら、思いついたかもしれないぞ〜?」
そう言った灰さんは、なぜかこちらを見ている。いや俺、なんかしたっすかね。
「大声で叫ぶのがダメなら、魔法で拡声すれば良いんじゃないか〜?」
「でもそれ、風魔法じゃないの?ぼくは…そこまで扱えないよ…?」
…風魔法?
「いいや、留歌が使えるぞ〜?」
ニヤリと笑って、なぁ?と聞かれた。
え、なんで知って…って、あー…
Gの騒動の時、咄嗟に使ったっすね、そう言えば…
でも、でもっすよ。
「おおおおおお俺っすか、無理無理無理、絶対無理っす!!!何言ってんすかアンタ!?」
大勢の前で大声…しかも魔法使って!?
色々ハードルが高すぎる…いや、でも…
「おねがい!」
そっか、風魔法なんて大した使い道ない魔法、持ってても練習する人は少ないんすよね…
あ、コレやらない時の方が罪悪感…めっちゃ期待した目で見られてるっす…
「っ…分かったっす…頑張ってみるっすよ。でも…期待すんのだけはマジでやめてくれっす…」
[水平線]
そして今に至る。やばいっすね、想像以上に声が震える。
柚月さんに付与できたら良かったんすけど…できなかったんだよなぁ…
才能の無さが憎いっす…
つっても、無いモンはどうしようもない…
「えー、繰り返すっす!!!みなさんの中に、ドラゴン族出身の方、いらっしゃらねぇっすか!!!!」
こうなりゃもうヤケクソだ。
全力で叫び倒してさっさと見つけて、さっさと応援席に戻る。
じゃねぇと恥ずか死ぬっす。いやマジで。
『おおっと、柚月選手、ルールの穴を突いて来たねー!』
『確かにコレなら抵触せんな!!魔法の使用はオッケーやし、なんも問題あらへん!!!』
良かったっす。あとは、誰か出て来てくれれば…
「えっと…僕、一応ドラゴン族やで…まぁ、ハーフやけど…初めまして、ナキ・テンペストです…あ、留歌くんは久しぶり…やね。」
名乗り出て来てくれたのはテンペスト先輩だ。ドラゴン族の血引いてたのか、初めて知ったっす。
あ、でもそういや…ゼダー先輩の使い魔のクレイジーさんに「半ドラゴン水の人」とか言われてたっすね。
「良かった、これでクリアできるよ…」
と、その時。
突如、ドガン!とも、ズガン!!ともつかない重低音が校庭に響き渡った。
『え、なになに、どしたのこれ!?高等部の校舎、家庭科室付近が爆発だ!?!?』
解説のアモさんも混乱してるっすね。つまり、コレ仕様じゃないって事っすか…
「ば…爆、発…」
「…ゾエさん…またなんかしはったんやろか…」
そうテンペスト先輩が遠い目で呟いた直後。
「あーれー!!」
上から…アルカティエ先輩が降って来たっす……
しかもなんか、手に皿持ってるっすね。なんだアレ。
アルカティエ先輩は、そのまま見事にヒーロー着地を決めると判定役の先生に向かって走り出した。いや、やっぱ早過ぎる。
残る二人も目当てのモノを見つけたらしく、片方は超巨大な船、もう片方は…なんかすげぇ強そうなキメラを連れている。
どういうお題だったんすかね、全く。
「そうだ、ぼくらも行かないと…じゃあテンペスト先輩、走りましょう!」
「うん、もちろんやで…けど、固有魔法使って一気に詰めるから…掴まってください…」
柚月さんが掴まったのを確認するが早いか、二人はあっという間に飛び出した。というより、流れていった。
「【水翠道西】。僕の固有魔法、です…水の流れ、乗っていけば速いやろ…」
「…そっか、じゃあぼくも。念の為、思いっ切り耳塞いでください。」
疑問符を浮かべながらも水を操って耳を塞いだテンペスト先輩を確認すると、柚月さんはどこからかギターを取り出した。
「…全員、眠っちゃえ。」
途端、息を呑むような綺麗な音色が、彼が構えたギターから流れ出す。
深みがあるが軽快なサウンド、それでいてどことなく眠くなるような不思議な曲だ。
『あれあれ!?柚月選手がギターを弾き出した途端、前の走者が次々と寝始めたぁ!!!』
本当だ、バタバタ倒れてる…って、アルカティエ先輩は相変わらず走ってる。あの人すげぇっすね。
「ぼくの固有魔法は【音楽】。何か弾いてる時だけ、だけど…誰かを眠らせたりできるんだ。」
そう言いながら二人…もとい、二人と一匹と巨大船…を追い越す二人。
ちなみに、通り過ぎながらテンペスト先輩が水の縄でくるくると縛り上げている。スキがねぇっすね。
あと前にいるのはあのアルカティエ先輩だけ、コレならなんとかなるんじゃないっすか?
『さぁ、アルカティエ選手が判定役の大和有馬先生にたどり着いたぞー!』
『やまりまは高等部で魔法薬学教えとるな!!我も教わった事あるで!!』
でも、判定役の先生に辿り着くのはアルカティエ先輩の方が速かったっすね。
つーか判定役、大和先生だったのか。普段から教わってるのに分かんなかったっす。
「有馬先生!!わたくし、持って来ましたわ!!!わたくしのお題である、《世界一美味しい飲み物》を!!!!」
「おーそうかァ!!!んじゃゾエ、見せてみろ!!!!その、《世界一美味い飲みモン》ってのをなァ!!!!!」
どっちもテンションたっけぇっすね…
「なんていうか、この声だと風魔法で音を拾わなくても聞こえそうだな〜。」
どういう事だ、と思ったが、灰さん曰く会場に音を拾う風魔法の結界が貼られてるらしいっす。
通りで、遠くの声でも全然聞こえるハズだ。
「もちろん!!!こちらですわ!!!!」
そう言ったアルカティエ先輩が出したのは…?
『おーっとアルカティエ選手、自信満々に皿を突き出した…ちょい待てや、皿!?なんで皿やねんそのお題で!!!』
はい????
[中央寄せ]次回に続く![/中央寄せ]
横の緋勇さんも怪訝そうな顔をしている。
それもそのはず、お題を引いた全員が全員、一歩も動いていないのだ。
何がお題ならそんな事になるんすかね、いやマジで。
「…あー!!思いつきましたわ!!むしろわたくしったら、何で今まで思いつかなかったのかしら!!!」
そう叫んだアルカティエ先輩は、一直線に駆け出した。
『おーっと、これはどーしたのかなー!?アルカティエ選手、校舎に向かって全力疾走だ!!』
『他もようやっと動き出したで!!けど、魔法使ってもええからっていちびんなやー!!!』
そう、なぜか校舎に向かって。
いやなんでっすか。人も物も今はこっちの方が沢山あるだろうに…って、あー…行っちまったっすね…
一方の柚月さんは…相変わらず頭抱えてるっすね。あ、でも今こっち向かって来てるっす。
「灰!留歌!」
そう言いながら走って来た柚月さんは…案の定と言うか何と言うか、明らかに困った顔をしている。やっぱ相当変なお題っすねコレきっと。
「これ、なんだけど…」
「…これは〜…中々難しそうだな〜…」
え、なんなんすかマジで。
俺に見えない所で話進んでいってるんすけど。見ただけで呪われる系なんすか?
「…留歌、ちょっと来て。」
あ、違ったっぽいっすね。
とは言え、やっぱり深刻な表情してる。
いや、マジでどうしたんすかね…
「ドラゴン族、って書いてあるな〜。」
ドラゴン族!?聞いた事ないな…
いやでも、種族ならまだそんなに難しいお題とは思えないっすけど…
「…それなら、単純に聞きゃ良いんじゃないっすかね…?」
「うーん、そう思ったんだけど…」
大声で聞くの禁止、って端っこに書いてあるんだよね…と眉を寄せる柚月さん。
しっかし、ドラゴン族っすか…
「ドラゴン族なんて、そもそも学校にいるのか〜?俺は心当たりないな〜。」
灰さんの言う所によると、長命ではあるがあまり数の多い種族じゃないそうだ。
種族ならいけるんじゃ…とか思ってすんません、コレ無理そうな気がするっすね。
「だよね…どうしようかな…」
三人寄れば文殊の知恵、とは言うが…
俺が混ざってる時点で0.5人分くらい、三人には足りないと思うっす。
「…あー…ドラゴン…ドラゴン…」
ドラゴンドラゴンドラゴンドラ…あ、ドラゴンって何回も繰り返して言うとゴンドラになるんすね。初めて知った。
じゃねぇわ、何言ってんすかね俺。
しっかしドラゴン族か…この大人数なら一人か二人ぐらいは…いそうな気がしてきたっすけど…
「大声で呼ぶのが禁止、なんだよな〜?」
「うん、どうしたらいいか分からなくて…」
そうか…としばし黙考する灰さん。何か思いついたんだろうか。
「なら、思いついたかもしれないぞ〜?」
[水平線]
「留歌、大丈夫?」
「え、あー…覚悟決めたっす…やるっす。」
つっても…なんでこんな事になったんすかね。いやマジで。
一つ深呼吸して声を張り上げる。
「お集まりの皆様!!!!ドラゴン族出身の方、いらっしゃらねぇっすかー!!!!」
お、おお…想像以上に声デカくなるっすねコレ…
使い所ないと思ってた魔法に、こんな使い道あったとは…
[水平線]
【回想】
「なら、思いついたかもしれないぞ〜?」
そう言った灰さんは、なぜかこちらを見ている。いや俺、なんかしたっすかね。
「大声で叫ぶのがダメなら、魔法で拡声すれば良いんじゃないか〜?」
「でもそれ、風魔法じゃないの?ぼくは…そこまで扱えないよ…?」
…風魔法?
「いいや、留歌が使えるぞ〜?」
ニヤリと笑って、なぁ?と聞かれた。
え、なんで知って…って、あー…
Gの騒動の時、咄嗟に使ったっすね、そう言えば…
でも、でもっすよ。
「おおおおおお俺っすか、無理無理無理、絶対無理っす!!!何言ってんすかアンタ!?」
大勢の前で大声…しかも魔法使って!?
色々ハードルが高すぎる…いや、でも…
「おねがい!」
そっか、風魔法なんて大した使い道ない魔法、持ってても練習する人は少ないんすよね…
あ、コレやらない時の方が罪悪感…めっちゃ期待した目で見られてるっす…
「っ…分かったっす…頑張ってみるっすよ。でも…期待すんのだけはマジでやめてくれっす…」
[水平線]
そして今に至る。やばいっすね、想像以上に声が震える。
柚月さんに付与できたら良かったんすけど…できなかったんだよなぁ…
才能の無さが憎いっす…
つっても、無いモンはどうしようもない…
「えー、繰り返すっす!!!みなさんの中に、ドラゴン族出身の方、いらっしゃらねぇっすか!!!!」
こうなりゃもうヤケクソだ。
全力で叫び倒してさっさと見つけて、さっさと応援席に戻る。
じゃねぇと恥ずか死ぬっす。いやマジで。
『おおっと、柚月選手、ルールの穴を突いて来たねー!』
『確かにコレなら抵触せんな!!魔法の使用はオッケーやし、なんも問題あらへん!!!』
良かったっす。あとは、誰か出て来てくれれば…
「えっと…僕、一応ドラゴン族やで…まぁ、ハーフやけど…初めまして、ナキ・テンペストです…あ、留歌くんは久しぶり…やね。」
名乗り出て来てくれたのはテンペスト先輩だ。ドラゴン族の血引いてたのか、初めて知ったっす。
あ、でもそういや…ゼダー先輩の使い魔のクレイジーさんに「半ドラゴン水の人」とか言われてたっすね。
「良かった、これでクリアできるよ…」
と、その時。
突如、ドガン!とも、ズガン!!ともつかない重低音が校庭に響き渡った。
『え、なになに、どしたのこれ!?高等部の校舎、家庭科室付近が爆発だ!?!?』
解説のアモさんも混乱してるっすね。つまり、コレ仕様じゃないって事っすか…
「ば…爆、発…」
「…ゾエさん…またなんかしはったんやろか…」
そうテンペスト先輩が遠い目で呟いた直後。
「あーれー!!」
上から…アルカティエ先輩が降って来たっす……
しかもなんか、手に皿持ってるっすね。なんだアレ。
アルカティエ先輩は、そのまま見事にヒーロー着地を決めると判定役の先生に向かって走り出した。いや、やっぱ早過ぎる。
残る二人も目当てのモノを見つけたらしく、片方は超巨大な船、もう片方は…なんかすげぇ強そうなキメラを連れている。
どういうお題だったんすかね、全く。
「そうだ、ぼくらも行かないと…じゃあテンペスト先輩、走りましょう!」
「うん、もちろんやで…けど、固有魔法使って一気に詰めるから…掴まってください…」
柚月さんが掴まったのを確認するが早いか、二人はあっという間に飛び出した。というより、流れていった。
「【水翠道西】。僕の固有魔法、です…水の流れ、乗っていけば速いやろ…」
「…そっか、じゃあぼくも。念の為、思いっ切り耳塞いでください。」
疑問符を浮かべながらも水を操って耳を塞いだテンペスト先輩を確認すると、柚月さんはどこからかギターを取り出した。
「…全員、眠っちゃえ。」
途端、息を呑むような綺麗な音色が、彼が構えたギターから流れ出す。
深みがあるが軽快なサウンド、それでいてどことなく眠くなるような不思議な曲だ。
『あれあれ!?柚月選手がギターを弾き出した途端、前の走者が次々と寝始めたぁ!!!』
本当だ、バタバタ倒れてる…って、アルカティエ先輩は相変わらず走ってる。あの人すげぇっすね。
「ぼくの固有魔法は【音楽】。何か弾いてる時だけ、だけど…誰かを眠らせたりできるんだ。」
そう言いながら二人…もとい、二人と一匹と巨大船…を追い越す二人。
ちなみに、通り過ぎながらテンペスト先輩が水の縄でくるくると縛り上げている。スキがねぇっすね。
あと前にいるのはあのアルカティエ先輩だけ、コレならなんとかなるんじゃないっすか?
『さぁ、アルカティエ選手が判定役の大和有馬先生にたどり着いたぞー!』
『やまりまは高等部で魔法薬学教えとるな!!我も教わった事あるで!!』
でも、判定役の先生に辿り着くのはアルカティエ先輩の方が速かったっすね。
つーか判定役、大和先生だったのか。普段から教わってるのに分かんなかったっす。
「有馬先生!!わたくし、持って来ましたわ!!!わたくしのお題である、《世界一美味しい飲み物》を!!!!」
「おーそうかァ!!!んじゃゾエ、見せてみろ!!!!その、《世界一美味い飲みモン》ってのをなァ!!!!!」
どっちもテンションたっけぇっすね…
「なんていうか、この声だと風魔法で音を拾わなくても聞こえそうだな〜。」
どういう事だ、と思ったが、灰さん曰く会場に音を拾う風魔法の結界が貼られてるらしいっす。
通りで、遠くの声でも全然聞こえるハズだ。
「もちろん!!!こちらですわ!!!!」
そう言ったアルカティエ先輩が出したのは…?
『おーっとアルカティエ選手、自信満々に皿を突き出した…ちょい待てや、皿!?なんで皿やねんそのお題で!!!』
はい????
[中央寄せ]次回に続く![/中央寄せ]