二次創作
【 HQ 】 # この度 、 彼氏にフラれました 。
ー ー ー
仕方なく 、 口を開けて待つ侑の隣に座る 。
瓶の中からレモンを取り出して 、 蜂蜜が垂れないように侑の口へ運んだ 。
侑 「 ん ‼︎ 美味ぁ … ‼︎ 」
柚 「 そりゃど ー も 」
もう一個 、 とうるさくせびるので 、 ついでにもう一つ 。
と思ったところで 。
治 「 … 部室でイチャイチャすんなや気色悪い 」
治クン登場 。
まあ 、 側からみたらヤバい状況やんな 。
着替えかけ上裸の男が女にあーんされとるんやから 。
… うわあかん 、 ちゃんと言葉にしたら死にたなってきた 。
治 「 あ 、 それレモンやん 。 俺にも一個ちょ ー だい 」
柚 「 おん 」
侑 「 あああ俺の2個目があああ 」
侑にあげる筈だったレモンを 、 そのまま治の口に突っ込む 。
治も口をもぐもぐさせながら 、 『 んまい 』 と微笑した 。
… やっぱ地味に腹立つ 、 イケメン嫌いになりそうやわ 。
柚 「 じゃあもう私出るから 。 またな 」
侑 「 ん ー 」
治 「 またな ー 」
瓶をカゴに入れて持ち 、 靴を履き替えて外に出る 。
扉を後ろ手に閉めると 、 誰かとぶつかった 。
柚 「 んあ 、 」
? 「 わ 」
衝撃でふらついた私を 、 ぶつかった張本人は咄嗟に支えてくれた 。
柚 「 … おおきに 」
角名 「 … ごめん 」
ぶつかったのは角名やった 。
気まずそうに私の背中から手を離し 、 目も合わせず通り過ぎて行く 。
柚 「 待って 」
角名 「 ぇ 、 」
私は制服の袖を掴み 、 角名を引き留める 。
柚 「 … 治から聞いたんよ 。 進級までには答え出るわって 」
角名 「 ! 」
角名は細い目を少し見開いて 、 また視線を落とした 。
柚 「 何か理由があって別れたんやったら 、 私はずっと待つ 。
私の何かが不満で別れたんなら 、 仕方ないけどな 」
せやから 、 と話を続けようとすると 、 角名が手で口を塞いできた 。
角名 「 絶対 、 ちゃんと終わらせるから待ってて 。
ひとつだけ言っておくけど 、 俺は柚が嫌で別れたんじゃないからね 」
角名は私の口元から手を離して 、 緩く抱き締めてから部室へ入っていった 。
柚 「 … ああもう 、 」
ほんと 、 ああいうとこなんよ …
ー ー ー
仕方なく 、 口を開けて待つ侑の隣に座る 。
瓶の中からレモンを取り出して 、 蜂蜜が垂れないように侑の口へ運んだ 。
侑 「 ん ‼︎ 美味ぁ … ‼︎ 」
柚 「 そりゃど ー も 」
もう一個 、 とうるさくせびるので 、 ついでにもう一つ 。
と思ったところで 。
治 「 … 部室でイチャイチャすんなや気色悪い 」
治クン登場 。
まあ 、 側からみたらヤバい状況やんな 。
着替えかけ上裸の男が女にあーんされとるんやから 。
… うわあかん 、 ちゃんと言葉にしたら死にたなってきた 。
治 「 あ 、 それレモンやん 。 俺にも一個ちょ ー だい 」
柚 「 おん 」
侑 「 あああ俺の2個目があああ 」
侑にあげる筈だったレモンを 、 そのまま治の口に突っ込む 。
治も口をもぐもぐさせながら 、 『 んまい 』 と微笑した 。
… やっぱ地味に腹立つ 、 イケメン嫌いになりそうやわ 。
柚 「 じゃあもう私出るから 。 またな 」
侑 「 ん ー 」
治 「 またな ー 」
瓶をカゴに入れて持ち 、 靴を履き替えて外に出る 。
扉を後ろ手に閉めると 、 誰かとぶつかった 。
柚 「 んあ 、 」
? 「 わ 」
衝撃でふらついた私を 、 ぶつかった張本人は咄嗟に支えてくれた 。
柚 「 … おおきに 」
角名 「 … ごめん 」
ぶつかったのは角名やった 。
気まずそうに私の背中から手を離し 、 目も合わせず通り過ぎて行く 。
柚 「 待って 」
角名 「 ぇ 、 」
私は制服の袖を掴み 、 角名を引き留める 。
柚 「 … 治から聞いたんよ 。 進級までには答え出るわって 」
角名 「 ! 」
角名は細い目を少し見開いて 、 また視線を落とした 。
柚 「 何か理由があって別れたんやったら 、 私はずっと待つ 。
私の何かが不満で別れたんなら 、 仕方ないけどな 」
せやから 、 と話を続けようとすると 、 角名が手で口を塞いできた 。
角名 「 絶対 、 ちゃんと終わらせるから待ってて 。
ひとつだけ言っておくけど 、 俺は柚が嫌で別れたんじゃないからね 」
角名は私の口元から手を離して 、 緩く抱き締めてから部室へ入っていった 。
柚 「 … ああもう 、 」
ほんと 、 ああいうとこなんよ …
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