二次創作
東方願い井戸 〜 少女と少年の繋いだ未来
妹紅の放った紅蓮の炎が竹林の闇を赤々と照らし、慧音の展開する厳かな光の弾幕が周囲の竹を白く浮かび上がらせる。
「いくぞ、お前たち! 手加減なしのガチンコ勝負だ!」
妹紅が叫ぶと同時に、その背後から無数の火の鳥を模した弾幕が翔我たちを目がけて一斉に解き放たれた。
「皇子、右よ! 私が弾道を押し上げる!」
茉莉花が叫び、皇子の手を固く握りしめる。皇子の『味方を空中飛行で浮かせる程度の能力』によって、二人は重力を無視して斜め上空へと一瞬で跳ね上がった。そして茉莉花の『ありとあらゆる弾幕を強化させる程度の能力』が発動する。
【二人合体技】『ハイパー・ストラトス・バースト』。
茉莉花の解析によって最適化され、極限まで威力を高められた光の弾幕が、妹紅の炎の鳥を正面から打ち砕き、凄まじい衝撃波となって妹紅へと降り注いだ。
「へえ、いい威力じゃねえか! だけどこれならどうだ!」
妹紅は不敵に笑うと、空中へ飛び上がり、さらに激しい業火の渦を巻き起こして二人を迎え撃つ。
その直下、地を駆ける翔我と雛鶴姫にも、容赦のない炎の壁が迫っていた。
「雛鶴姉、しっかり掴まってて!」
「ええ、信じてるわ、翔我!」
二人が手を繋いだ瞬間、翔我の『弾幕を無効化にする程度の能力』が全開になる。
【二人合体技】『ゼロ・グラビティ・サンクチュアリ』。
迫り来る圧倒的な熱量を誇る炎が、翔我の伸ばした手の先から次々とガラスのように砕け散り、完全に無力化されていく。しかし、妹紅の弾幕を消し去る反動は凄まじく、翔我の腕の筋肉が悲鳴を上げる。
すかさず雛鶴姫の『ありとあらゆる怪我を治せる程度の能力』が発動し、翔我の身体の負荷を瞬時に癒やしていった。消滅と再生の無限の循環が、不死の人間である妹紅の猛攻を完全に押し留めていた。
一方、少し離れた竹林の奥では、慧音と大人組の戦いが繰り広げられていた。昼間であるためハクタクの姿にはならず、人間の姿のままで臨む慧音だが、その弾幕の緻密さと美しさは圧倒的だった。
「歴史を侮るなと言ったはずです。あなたたちの動きはすべて見えていますよ!」
慧音が本を開き、正確無比な誘導弾幕で進路を塞ぎにかかる。
「おっと、先生の攻撃は相変わらず容赦がないねえ」
楓鈴は掴みどころのない笑みを浮かべながら、呼子の手を引いて巧みにステップを踏んだ。
【錯符】『鯨呑亭の幻影廊(レンコン・ミラージュ)』。
楓鈴の『ありとあらゆる場所を錯乱させる程度の能力』が展開されると、慧音の放った弾幕の軌道がぐにゃりと歪み、まるで見えない壁に弾かれるように明後日の方向へと逸れていく。空間そのものが穴だらけのレンコンのようにねじ曲がり、慧音の必中の計算を狂わせていく。
「いまだ、呼子ちゃん!」
「任せなさい! 服を汚されたお返しよ!」
呼子が華やかな笑顔で行使したのは、『一定期間封印させる程度の能力』。
【封符】『ゲートキーパー・タイムロック』。
錯乱した空間の隙間を縫うように、見えない鎖のような魔力が慧音の周囲を取り囲む。昼間の人間の姿である慧音は、その一瞬の強力な行動制限の術を完全に回避しきれず、動きを数秒間止められる形となった。
激しい弾幕の応酬が竹林を揺るがす中、人間の里の境界付近では、霊夢と魔理沙が未だに足止めを食らっていた。
「ちょっと魔理沙、そっちの道であってるの!?」
「おかしいな、さっきから同じ竹を何度も見てる気がするぜ。あの野郎の空間錯乱、思った以上に根が深いな……!」
霊夢の直感と魔理沙の機動力をもってしても、楓鈴が残していったトリッキーな残留魔力に翻弄され、最深部への追撃が遅れていた。
竹林の戦場では、お互いの手の体温を感じながら限界以上の力を引き出す少年少女たちの姿があった。その瞳に宿る、かつての「子供」ではない本気の意志を感じ取り、慧音と妹紅の表情に、微かな驚きと誇らしさが混ざり合い始めていた。
「いくぞ、お前たち! 手加減なしのガチンコ勝負だ!」
妹紅が叫ぶと同時に、その背後から無数の火の鳥を模した弾幕が翔我たちを目がけて一斉に解き放たれた。
「皇子、右よ! 私が弾道を押し上げる!」
茉莉花が叫び、皇子の手を固く握りしめる。皇子の『味方を空中飛行で浮かせる程度の能力』によって、二人は重力を無視して斜め上空へと一瞬で跳ね上がった。そして茉莉花の『ありとあらゆる弾幕を強化させる程度の能力』が発動する。
【二人合体技】『ハイパー・ストラトス・バースト』。
茉莉花の解析によって最適化され、極限まで威力を高められた光の弾幕が、妹紅の炎の鳥を正面から打ち砕き、凄まじい衝撃波となって妹紅へと降り注いだ。
「へえ、いい威力じゃねえか! だけどこれならどうだ!」
妹紅は不敵に笑うと、空中へ飛び上がり、さらに激しい業火の渦を巻き起こして二人を迎え撃つ。
その直下、地を駆ける翔我と雛鶴姫にも、容赦のない炎の壁が迫っていた。
「雛鶴姉、しっかり掴まってて!」
「ええ、信じてるわ、翔我!」
二人が手を繋いだ瞬間、翔我の『弾幕を無効化にする程度の能力』が全開になる。
【二人合体技】『ゼロ・グラビティ・サンクチュアリ』。
迫り来る圧倒的な熱量を誇る炎が、翔我の伸ばした手の先から次々とガラスのように砕け散り、完全に無力化されていく。しかし、妹紅の弾幕を消し去る反動は凄まじく、翔我の腕の筋肉が悲鳴を上げる。
すかさず雛鶴姫の『ありとあらゆる怪我を治せる程度の能力』が発動し、翔我の身体の負荷を瞬時に癒やしていった。消滅と再生の無限の循環が、不死の人間である妹紅の猛攻を完全に押し留めていた。
一方、少し離れた竹林の奥では、慧音と大人組の戦いが繰り広げられていた。昼間であるためハクタクの姿にはならず、人間の姿のままで臨む慧音だが、その弾幕の緻密さと美しさは圧倒的だった。
「歴史を侮るなと言ったはずです。あなたたちの動きはすべて見えていますよ!」
慧音が本を開き、正確無比な誘導弾幕で進路を塞ぎにかかる。
「おっと、先生の攻撃は相変わらず容赦がないねえ」
楓鈴は掴みどころのない笑みを浮かべながら、呼子の手を引いて巧みにステップを踏んだ。
【錯符】『鯨呑亭の幻影廊(レンコン・ミラージュ)』。
楓鈴の『ありとあらゆる場所を錯乱させる程度の能力』が展開されると、慧音の放った弾幕の軌道がぐにゃりと歪み、まるで見えない壁に弾かれるように明後日の方向へと逸れていく。空間そのものが穴だらけのレンコンのようにねじ曲がり、慧音の必中の計算を狂わせていく。
「いまだ、呼子ちゃん!」
「任せなさい! 服を汚されたお返しよ!」
呼子が華やかな笑顔で行使したのは、『一定期間封印させる程度の能力』。
【封符】『ゲートキーパー・タイムロック』。
錯乱した空間の隙間を縫うように、見えない鎖のような魔力が慧音の周囲を取り囲む。昼間の人間の姿である慧音は、その一瞬の強力な行動制限の術を完全に回避しきれず、動きを数秒間止められる形となった。
激しい弾幕の応酬が竹林を揺るがす中、人間の里の境界付近では、霊夢と魔理沙が未だに足止めを食らっていた。
「ちょっと魔理沙、そっちの道であってるの!?」
「おかしいな、さっきから同じ竹を何度も見てる気がするぜ。あの野郎の空間錯乱、思った以上に根が深いな……!」
霊夢の直感と魔理沙の機動力をもってしても、楓鈴が残していったトリッキーな残留魔力に翻弄され、最深部への追撃が遅れていた。
竹林の戦場では、お互いの手の体温を感じながら限界以上の力を引き出す少年少女たちの姿があった。その瞳に宿る、かつての「子供」ではない本気の意志を感じ取り、慧音と妹紅の表情に、微かな驚きと誇らしさが混ざり合い始めていた。