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わたしなんて猫である

#1

1.香水(前半)

布団に飛び込んだとき、埃が舞うばかりで嗅覚が刺激されなかった。

わたしの住んでいる家はつまらないもので、フローリングの床は綺麗に木材が整列されて作られているし、壁はただ薄く黄色が混ざったような白である。
その真ん中に置かれた布団はといえば、中途半端な厚さの掛け布団が乱雑に、しかしどこか安心感のある様子で敷布団から身を乗り出している。

そんな中で見つけられるわたしの楽しみは、朝晩2回のご飯の味を噛み締めること、あとは寝ることくらいだ。

そして、時折食べ物の匂いが家中を包み込むことがある。わたしのご飯とは全く違う、塩味を感じる匂い。その空気を鼻に抱えたまま飯を食べると、いつもと違う刺激を得ることができる。

しかし最近、特に今日は何の匂いもしない。わたしに高揚感を与えてくれるものが何一つとして無い。

どうしたものかと息を吸って吐き出してを繰り返していると、ふと一つの瓶が目に入った。

わたしは特段輝くものが好きとかそのような趣味はないが、美しい金色の装飾が施されたガラス瓶には、猫であろうと人であろうと目を惹かれるだろう。

作者メッセージ

完全なる趣味なので悪しからず><
よろしくお願いします!

2024/12/22 12:04

寝庭ヤマネ。 ID:≫ipavMNl3BqOaw
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