Murder
#1
カルネージ島
カルネージ島を知っているだろうか。東京都1個分の大きさで日本の西にある島だ。
住民17649人が住んでいる島で大量虐殺が起き17647人殺された。一万人以上殺された島のそこらじゅうからチーズや生ゴミが腐敗したような死臭がする。特殊部隊とは死刑囚のみで構成される部隊のことだ。
この事件の調査は死亡率100%だから死刑も同然。だから、もしもこの調査で犯人を殺し全員生きて帰ってこれたら。罪は帳消しになる。
この事件の真相を求めるべく6回警察特殊部隊が派遣されているが、なんのせいかも得られず殺されていったため、犯人の特徴、事件発生の時間さえわからないままだ。ただ唯一判明しているのは、この島にある赤煉瓦の家にこの島で唯一の生き残りがいることだ。
「我々特攻部隊はこれからカルネージ島の赤煉瓦の家に行き生存者を保護及び人命救助することだ。」
カルネージ島に向かうヘリの中で先陣きって発言をしたのは、ショートカットでメガネをかけている、 副隊長 西園寺 涼真だ。元テロリストである。
東京都特殊部隊特攻部隊は今日本の西にあるカルネージ島の住民大量虐殺事件について調査しに来ている。特攻隊員は5人のみで構成されその中には未成年者も含まれていた。
「もし、前任の特攻隊を6回も殺した犯人を見つけられることができたら?」少し怖がりながら話すのはポニーテールの少女、中島彩芽だ。元女子高生38人殺しだ。
「殺す。というか瑠偉、君は今何をやってんだ?」飛鳥馬 翔がヘリを操縦しながら即答した。長い前髪が顔にかかり美しい顔立ちをしている彼は特殊部隊隊長だ。元日本の警官殺しだ。
ヘリの中の空気が重くなる。何しろこれから致死率100%の島に行くのだから。そんな中
「今ヘリから飛び降りたら楽に死ねるかなと思って。」
特殊部隊で唯一の未成年者。ショートパーマで無邪気。趣味は自殺の狂人だ。彼の名は
一ノ瀬 瑠偉 という。カルネージ島の生き残りの一人だ。無罪の一般人である。
「一ノ瀬、今から致死率100%の島に行くのだ今自殺しなくてもいいだろう。それに貴様はカルネージの生き残りの一人だ今死なれては困る。」涼真は呆れながら言った。
もう何回も瑠偉の自殺を止めているのだろうと思う口ぶりだ。
「痛い死に方は嫌だからね。」
「なんで瑠偉くんはなんでこの組織に入ったの?私は隊長に拾われて入ったけど。」
「ここに来れば何かあると思ったから。」
「何かって?」
「生きる理由だよ。」
「話の途中悪いが一ノ瀬、お前の自殺したい理由は?」ヘリを操縦しながら飛鳥馬が聞く。
「生きるという行為の価値がわからないから〜。」
「と言うよりも瑠偉くん。君って世界でたった一人の超能力者なの?本当!?」
彩芽が子供のようにグイグイと質問する。
「まあ。能力を使えるのは事実ですけど。ただ、一回しか使えないんです。」
「そうなんだ。じゃあ能力の詳細は!?」
「戻りたい過去に戻れる能力です。」
この世界において超能力はあり得ないが瑠偉はそのあり得ない力を持っている。
その後も楽しい会話が続いた。
「目標地点カルネージ島に到着。これより着陸を開始する。」どうやらカルネージ島についたみたいだ。
「あーあもうついちゃった、じゃあこの話は生きていたらまた次はなすとしよう。」
次は、その次は彼らにはもう来ないことを知っていながら瑠偉は言った。そして
カルネージ島に足を踏み入れた。
住民17649人が住んでいる島で大量虐殺が起き17647人殺された。一万人以上殺された島のそこらじゅうからチーズや生ゴミが腐敗したような死臭がする。特殊部隊とは死刑囚のみで構成される部隊のことだ。
この事件の調査は死亡率100%だから死刑も同然。だから、もしもこの調査で犯人を殺し全員生きて帰ってこれたら。罪は帳消しになる。
この事件の真相を求めるべく6回警察特殊部隊が派遣されているが、なんのせいかも得られず殺されていったため、犯人の特徴、事件発生の時間さえわからないままだ。ただ唯一判明しているのは、この島にある赤煉瓦の家にこの島で唯一の生き残りがいることだ。
「我々特攻部隊はこれからカルネージ島の赤煉瓦の家に行き生存者を保護及び人命救助することだ。」
カルネージ島に向かうヘリの中で先陣きって発言をしたのは、ショートカットでメガネをかけている、 副隊長 西園寺 涼真だ。元テロリストである。
東京都特殊部隊特攻部隊は今日本の西にあるカルネージ島の住民大量虐殺事件について調査しに来ている。特攻隊員は5人のみで構成されその中には未成年者も含まれていた。
「もし、前任の特攻隊を6回も殺した犯人を見つけられることができたら?」少し怖がりながら話すのはポニーテールの少女、中島彩芽だ。元女子高生38人殺しだ。
「殺す。というか瑠偉、君は今何をやってんだ?」飛鳥馬 翔がヘリを操縦しながら即答した。長い前髪が顔にかかり美しい顔立ちをしている彼は特殊部隊隊長だ。元日本の警官殺しだ。
ヘリの中の空気が重くなる。何しろこれから致死率100%の島に行くのだから。そんな中
「今ヘリから飛び降りたら楽に死ねるかなと思って。」
特殊部隊で唯一の未成年者。ショートパーマで無邪気。趣味は自殺の狂人だ。彼の名は
一ノ瀬 瑠偉 という。カルネージ島の生き残りの一人だ。無罪の一般人である。
「一ノ瀬、今から致死率100%の島に行くのだ今自殺しなくてもいいだろう。それに貴様はカルネージの生き残りの一人だ今死なれては困る。」涼真は呆れながら言った。
もう何回も瑠偉の自殺を止めているのだろうと思う口ぶりだ。
「痛い死に方は嫌だからね。」
「なんで瑠偉くんはなんでこの組織に入ったの?私は隊長に拾われて入ったけど。」
「ここに来れば何かあると思ったから。」
「何かって?」
「生きる理由だよ。」
「話の途中悪いが一ノ瀬、お前の自殺したい理由は?」ヘリを操縦しながら飛鳥馬が聞く。
「生きるという行為の価値がわからないから〜。」
「と言うよりも瑠偉くん。君って世界でたった一人の超能力者なの?本当!?」
彩芽が子供のようにグイグイと質問する。
「まあ。能力を使えるのは事実ですけど。ただ、一回しか使えないんです。」
「そうなんだ。じゃあ能力の詳細は!?」
「戻りたい過去に戻れる能力です。」
この世界において超能力はあり得ないが瑠偉はそのあり得ない力を持っている。
その後も楽しい会話が続いた。
「目標地点カルネージ島に到着。これより着陸を開始する。」どうやらカルネージ島についたみたいだ。
「あーあもうついちゃった、じゃあこの話は生きていたらまた次はなすとしよう。」
次は、その次は彼らにはもう来ないことを知っていながら瑠偉は言った。そして
カルネージ島に足を踏み入れた。
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