二次創作
うちの店の可愛い子
雷夏side
カランカラン
そう鳴って入ってきたのは男の子。
いや、中学生2年生くらい…?
「[小文字]こ、こんばんわ…[/小文字]」
怖いのか、声が震えてる。
ま、接客しないとねw
『いらっしゃい、来てくれたんだね』
ボクが一昨日声をかけた子。
ボロボロだったから饅頭を与えてあげた子。
「あ、はい…」
ボクを見てすこし声が大きくなった。
ああ、もうボクに依存しかけてるのか。
『気に入ってくれた?』
「はい、おいしかった、です!」
ああ、じゃあ金を貢いで?
そのままあそこに行こうよ。
『じゃあ、奥へどうぞ』
周りもニコリと笑みを浮かべながら見ている。
「[小文字]いえ…その…[/小文字]」
何かをボソボソと話し始めた。
ああ、早くお金が欲しいのに。
「その……おかね、払いにきただけです!!」
『へ?』
お金を払いにきた?
『この前の…?』
「はい、おいしかったです」
不思議な子だ…。
『…ねえみんな』
「俺は構わない」
「僕も別にいいよ」
「俺も平気だ」
焦ったように僕らを見つめて、いらないと言ったお金を払いに来る。
自分もお腹が空いているだろうに、
あの路地裏で苦しかったろうに、
『ねえ、キミ…ここに住まない?』
「へッ?」
それがボクらとキミとの物語。
不思議から始まった関係性。
カランカラン
そう鳴って入ってきたのは男の子。
いや、中学生2年生くらい…?
「[小文字]こ、こんばんわ…[/小文字]」
怖いのか、声が震えてる。
ま、接客しないとねw
『いらっしゃい、来てくれたんだね』
ボクが一昨日声をかけた子。
ボロボロだったから饅頭を与えてあげた子。
「あ、はい…」
ボクを見てすこし声が大きくなった。
ああ、もうボクに依存しかけてるのか。
『気に入ってくれた?』
「はい、おいしかった、です!」
ああ、じゃあ金を貢いで?
そのままあそこに行こうよ。
『じゃあ、奥へどうぞ』
周りもニコリと笑みを浮かべながら見ている。
「[小文字]いえ…その…[/小文字]」
何かをボソボソと話し始めた。
ああ、早くお金が欲しいのに。
「その……おかね、払いにきただけです!!」
『へ?』
お金を払いにきた?
『この前の…?』
「はい、おいしかったです」
不思議な子だ…。
『…ねえみんな』
「俺は構わない」
「僕も別にいいよ」
「俺も平気だ」
焦ったように僕らを見つめて、いらないと言ったお金を払いに来る。
自分もお腹が空いているだろうに、
あの路地裏で苦しかったろうに、
『ねえ、キミ…ここに住まない?』
「へッ?」
それがボクらとキミとの物語。
不思議から始まった関係性。