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二次創作
うちの店の可愛い子

#1

生業

雷夏side
『いってきまーす』
「気をつけろよ」

ガヤガヤとした街に一歩踏み出す。

ここは[漢字]暗影町[/漢字][ふりがな]あんえいちょう[/ふりがな]。

治安の悪い街だ。

それはわかっている。

でもここにしか僕らのようなものは住めない。

「おにーさん、かっこいいね」

上等な服を着た女の子。

さぞ家が裕福なのだろう。

「お兄さん、お金持ちっしょ?」

ボクもそれなりに悪くない服を着てる。

ここでの人の印象は100%と言ってもいいほど見た目で決まる。

中身なんか知ったこっちゃあない。

「どっか遊びに行かない?」
『ん〜じゃあ、ボクの店はどうかな』
「いいの!?」
『もちろん』

今回は金を捨てる方の客だ。

「え〜、はやくいこぉ?♡」
『うん!』

『ただいま〜』
「おかえり」

店番をしているのはまどか。

ある意味…レジの店員さん?レストランで席を案内してくれる人?とかいうやつ。

「そっちは?」
『ここで[漢字]遊びたい[/漢字][ふりがな]金を捨てたい[/ふりがな]って』

ニヤリと微笑むまどかを健三が見たら倒れるだろうな。

「こっちへおいで」
「え〜お兄さんとが…」

案内に従わずわがまま、どれだけ甘やかされて生きてきたんだろう。

『いっておいで、ボク準備するから』
「はい…♡」

まあ、これもボクの仕事。

お金を落としそうな奴はとことん落とさせて、

お金がなく絶望してる奴は…

働かせた後、臓器でも売らせる。

これが僕らの生業。

作者メッセージ

新作です。

ちょっとたんぺんしゅーは遅くなるかも…?

2024/12/19 19:21

結葉@活動休止中 ID:≫ipqhLpjBp6LjA
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