二次創作
いろいろ短編集
⚠︎死ネタ、佐野晴、晴明愛され
佐野side
ああ、失念していた。
そうだ、晴明は人間で俺たちとは違う。
どれだけ行動が人間離れしていたって…
人間であることには変わりなかった。
不思議な力を持った人間。
何を勘違いしていたんだ…
結局、人間と神、妖怪では交わることはできない。
「せーめーくん…ッ」
「晴明くん…ッ」
それでも、俺らはあいつのことが大切で大切で仕方がなくって、大好きだったんだ。
そんなものも一瞬の幸せで、晴明はいなくなった。
人間の寿命は短い。
でも最後の最後まで明るく笑顔なお人好しのまま亡くなっていった。
笑顔で安らかに…ごめんね、ありがとうと言って。
『晴明、俺はちゃんと生きていく』
だから晴明に語りかける。
『だからまだそっちでお前を蹴ってやることはできない』
そう言って少しだけ口角が上がった。
「蹴らないでよっ!?…見守ってるからね」
そう聞こえた気がした。
佐野side
ああ、失念していた。
そうだ、晴明は人間で俺たちとは違う。
どれだけ行動が人間離れしていたって…
人間であることには変わりなかった。
不思議な力を持った人間。
何を勘違いしていたんだ…
結局、人間と神、妖怪では交わることはできない。
「せーめーくん…ッ」
「晴明くん…ッ」
それでも、俺らはあいつのことが大切で大切で仕方がなくって、大好きだったんだ。
そんなものも一瞬の幸せで、晴明はいなくなった。
人間の寿命は短い。
でも最後の最後まで明るく笑顔なお人好しのまま亡くなっていった。
笑顔で安らかに…ごめんね、ありがとうと言って。
『晴明、俺はちゃんと生きていく』
だから晴明に語りかける。
『だからまだそっちでお前を蹴ってやることはできない』
そう言って少しだけ口角が上がった。
「蹴らないでよっ!?…見守ってるからね」
そう聞こえた気がした。