文字サイズ変更

夢双の一太刀

#13


俺が起きてから、3日が経った。
モルス「そろそろ退院出来そうか?」
ドルバ「ああ。後遺症も無いらしい。」
ヒルク「良かったです。はぁ、疲れた。」
ミレイ「本当ですね。次の仕事はいつなんでしょう。」
ドルバ「まあ、1週間は楽に出来るな。」
グレイ「国王さんとは、もう話したの?」
ドルバ「ああ。夜中に一回来てくれたよ。」

[水平線]
国王「よく頑張った。お疲れ様。」
目覚めて1日後の夜、国王が病室にやって来た。
ドルバ「国王!ありがとうございます!」
国王「報酬はまた、1週間後でいいか?」
ドルバ「はい。感謝します。」
国王「今回は疲れただろう。ゆっくり休むが良い。」
そう言って、国王は部屋を出て行った。
ドルバ「こんな夜遅くに・・・やっぱりいい人だな。」

[水平線]

ヒルク「じゃあ、僕達も戻りますね。」
ドルバ「ああ、ゆっくり休憩して来い。」
グレイ「またねー!」
モルス「無理すんじゃねえぞ。」
ドルバ「全く、敬語はどこ言ったのかね。」
ミレイ「私とヒルクさんはまだ敬語ですよ?」
ドルバ「尊敬してるって受けとっても良いよね?」
ミレイ「それは、貴方の受け取り方次第ですよ。」
少し笑顔を見せた後、4人は部屋を出て行った。
ドルバ「ふぅ・・・俺もそろそろ帰るか。」
1時間後、ドルバも病室をあとにした。






歩いて30分。家からそう遠く無い。
病院を出たのが午前11時20分ぐらいだったから、
もう昼前か。
見覚えのある森を抜け、家を見る。
何も変わっていない。安心する。
アイラは、きっと無事だろう。
玄関の戸を開ける。
ドルバ「帰った・・・ぞ・・・」
戸を開けた瞬間、背後に気配がする。
ドルバ「・・・誰だ。」
??「ほう、分かるのか。」
聞いた事のない声だ。多分男。
いや、聞いたことがある・・・?
ドルバ「アイラは無事か。」
??「自分の命の危険を感じたらどうだ?」
ドルバ「その言葉、そのままお前に返そう。」
??「なんだと?」
その瞬間、ドルバが刀を抜く。
後ろに抜刀するが、避けられてしまう。
ドルバ「チッ。退院後すぐ襲われるとはな。」
??「まさか、俺が1人で来たとでも?」
ドルバ「何・・・?」
??「集!!」
その瞬間、どこに隠れていたのか、
残り3人がドルバを囲む。
今気づいたが、全員忍びの服装をしている。
ドルバ「忍者・・・俺に何のようだ?」
??「実力を試しに来たのさ。」
ドルバ「実力・・・?」
??「あんたが私たちに勝てるかどうか見に来たってこと!」
ドルバ「はぁ・・・っ!」
ため息をついた瞬間、1人の忍者の後ろに回り込む。
??「!?」
そして、手刀で気絶させる。
??「うそ、早すぎる!?」
ドルバ「アイラは無事なんだろうな・・・?」
殺す気はないのだろうが、
ドルバの目には殺気が篭っていた。
アイラ「私は大丈夫です。」
その瞬間、アイラの声が耳に入る。
ドルバ「アイラ!?」
すぐ中庭に周り、家の中を見る。
そこには、ゆっくり茶を嗜むアイラがいる。
ドルバ「良かった・・・外の忍者はアイラが?」
アイラ「ええ。私の部下です。」
ドルバ「部下!?」
衝撃で、刀を落とす。
ドルバ「どういうことだ・・・?」
アイラ「まだお気づきにならないのですか?」
忍者たちがアイラの周りに座り込む。
アイラ「私、二度貴方に助けられてるんですよ?」
ドルバ「二度?一度目は確か落雷・・・!?」
その瞬間、過去を思い出す。
遠い昔に覆い被さっていた、古い記憶。
ドルバ「2番隊・・・!!」

作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
そろそろ夏休みですね。
熱中症には気をつけましょう。
あと彼女が欲しいです。(切実)

2025/07/14 19:16

戸部夏実 ID:≫ 6s/EWVZi48e6M
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 13

コメント
[4]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL