二次創作
【参加型】めろぱかの彼女募集します!(全界隈7月22日〜
side るぅと
朝。
この肌寒い真冬の中、毎日のように僕が彼女の家の前で立ち続けている理由。
それは、がしゃんと扉の門が開くと同時に、真上から聞こえるだいすきな声の為だった。
「.......あれ..る、るぅとくん..?もう待たなくていいって言ったのに.....!」
開いた門に目を向けると、そこには僕の幼馴染兼彼女のちゃむが驚いたようにこちらを見ていた。
..........はあ、今日も本当にかわいい。
「僕が待ちたいからいいんです」
そう言って、ちゃむの頭を軽く撫でる。
「.....?る、るぅとくん....?」
ちゃむの頭を撫でた瞬間、僕の心臓に槍を突き刺すかのようにしてちゃむが愛らしい瞳をこちらに向けてきた。
.........いわゆる、上目遣いってやつのなのかもしれない。
........心臓に、悪い.....
「.....行きましょうか..遅れちゃいますね......あ、それとも2人で一緒に遅刻でもしますか?」
自分の心の中の真意を見抜かれてしまわないように、僕は限界までポーカーフェイスを張り付けた。
それとは真逆に、ちゃむは表情や行動を一切隠さず表にあらわしてくれるから、何を考えているかわかりやすくて助かる。
ちゃむは顔を耳まで真っ赤にして、僕よりも数歩先を歩いた。
[水平線]
学校に着くまでは、僕にとって何にも代えがたい祝福の時間。
2階にちゃむの教室があるから、いつも教室までついていっている。
ちゃむはかわいすぎるから、念のためホームルームが始まる直前...いや、一限目の授業が始まるまでは一緒に教室に居たいと思っているけど...『もうるぅとくん大丈夫....みんな見てる....目立つの嫌い.....』と言って、本気で嫌がっているのかそそくさと教室へ入って僕と目も合わしてくれない。
ちゃむの嫌がることはしたくないから教室の直前で自分の教室へ戻っているけど......本気で心配すぎる。
その調子のまま、僕は4階にある自分の教室へ足を運ばせた。
「はああああーーーー......」
教室に入るや否や僕が盛大なため息をついたからか、クラスメイトのころちゃんが話しかけてくれた。
「わああーーどうしたのるぅとくんー!!!ばななーー!!」
...........ばななってなんだよ.....
「......もうころちゃん、教室で大きな声出さないでください...!」
さすがにちゃむ以外の前でポーカーフェイスを張り付ける気力はなく、だらしなく椅子にがたんと腰を下ろした。
ついさっき別れたばっかなのに、またすぐにちゃむに会いたくなる。
すると、やけに廊下が騒がしいことに気が付いた。
...............なに...?
「おいあの子だろ、校内で美人争いした先輩たちが最終的に一番美人だって決めた人!!」「まじで?うわがちじゃん!!」「くそかわいいな..どこいくんだろ!!!」
誰かは知らないけど、僕にとってはどうでもいいこと。
ころちゃんも気に留めていないことから、僕は机に突っ伏した。
はあ....今すぐにでもちゃむが僕の教室に来てくれればいいのに。一緒に居られたらいいのに。
「あ、あの........」
まるで僕の希望を叶えに来てくれたのだろうか。
僕のかわいいかわいいちゃむが教室に顔を見せた。
「わー、すっごいかわい子だねー。でも興味な....って、るぅとくん??」
..........ちゃむ...ちゃむだ......
僕は無意識に立ち上がって、ちゃむのいる方向へ足を運ばせていた。
「ちゃむ、ちゃむ!!どうしたの!!?」
自分でもひどく取り乱しているのがよくわかる。
「あ.......前借りてた下敷き返そうと思って.....」
そういって、ちゃむは丁寧に包装された下敷きを僕に差し出す。
「ごめんね借りちゃって.......ありがとう、じゃあまたね。」
ちゃむは僕に下敷きを手渡すと、颯爽と足を自教室へと向かわせようとする。
「ちゃむまって!」
僕は、無意識にちゃむを自分のほうへと引き寄せていた。
「......る、るぅとくんっ.....?」
ちゃむは否定するでも肯定するでもなく、ただ僕を見つめていた。
その空気は、重圧のようだ。
「........僕、ちゃむの事だいすきだから。」
僕のその言葉に耳を疑ったのか、ちゃむは顔を赤らめた。
だめだ、ちゃむをこの世の全人類に僕の彼女だって自慢してやりたい。
[大文字]「みんな聞いてください。ちゃむは、僕の彼女です。いいですか、宇宙一かわいい僕の彼女です!誰も手を出さなようにしてくださいね」[/大文字]
そう言って僕はちゃむの事を軽く抱きしめる。
「.........え!?」
腕の中から聞こえる、最高にかわいいちゃむの声が響く。
今は周りの謙遜は聞こえない。
「絶対離さないです」
僕はちゃむに、これからもどんどん惹かれていくだろう。
朝。
この肌寒い真冬の中、毎日のように僕が彼女の家の前で立ち続けている理由。
それは、がしゃんと扉の門が開くと同時に、真上から聞こえるだいすきな声の為だった。
「.......あれ..る、るぅとくん..?もう待たなくていいって言ったのに.....!」
開いた門に目を向けると、そこには僕の幼馴染兼彼女のちゃむが驚いたようにこちらを見ていた。
..........はあ、今日も本当にかわいい。
「僕が待ちたいからいいんです」
そう言って、ちゃむの頭を軽く撫でる。
「.....?る、るぅとくん....?」
ちゃむの頭を撫でた瞬間、僕の心臓に槍を突き刺すかのようにしてちゃむが愛らしい瞳をこちらに向けてきた。
.........いわゆる、上目遣いってやつのなのかもしれない。
........心臓に、悪い.....
「.....行きましょうか..遅れちゃいますね......あ、それとも2人で一緒に遅刻でもしますか?」
自分の心の中の真意を見抜かれてしまわないように、僕は限界までポーカーフェイスを張り付けた。
それとは真逆に、ちゃむは表情や行動を一切隠さず表にあらわしてくれるから、何を考えているかわかりやすくて助かる。
ちゃむは顔を耳まで真っ赤にして、僕よりも数歩先を歩いた。
[水平線]
学校に着くまでは、僕にとって何にも代えがたい祝福の時間。
2階にちゃむの教室があるから、いつも教室までついていっている。
ちゃむはかわいすぎるから、念のためホームルームが始まる直前...いや、一限目の授業が始まるまでは一緒に教室に居たいと思っているけど...『もうるぅとくん大丈夫....みんな見てる....目立つの嫌い.....』と言って、本気で嫌がっているのかそそくさと教室へ入って僕と目も合わしてくれない。
ちゃむの嫌がることはしたくないから教室の直前で自分の教室へ戻っているけど......本気で心配すぎる。
その調子のまま、僕は4階にある自分の教室へ足を運ばせた。
「はああああーーーー......」
教室に入るや否や僕が盛大なため息をついたからか、クラスメイトのころちゃんが話しかけてくれた。
「わああーーどうしたのるぅとくんー!!!ばななーー!!」
...........ばななってなんだよ.....
「......もうころちゃん、教室で大きな声出さないでください...!」
さすがにちゃむ以外の前でポーカーフェイスを張り付ける気力はなく、だらしなく椅子にがたんと腰を下ろした。
ついさっき別れたばっかなのに、またすぐにちゃむに会いたくなる。
すると、やけに廊下が騒がしいことに気が付いた。
...............なに...?
「おいあの子だろ、校内で美人争いした先輩たちが最終的に一番美人だって決めた人!!」「まじで?うわがちじゃん!!」「くそかわいいな..どこいくんだろ!!!」
誰かは知らないけど、僕にとってはどうでもいいこと。
ころちゃんも気に留めていないことから、僕は机に突っ伏した。
はあ....今すぐにでもちゃむが僕の教室に来てくれればいいのに。一緒に居られたらいいのに。
「あ、あの........」
まるで僕の希望を叶えに来てくれたのだろうか。
僕のかわいいかわいいちゃむが教室に顔を見せた。
「わー、すっごいかわい子だねー。でも興味な....って、るぅとくん??」
..........ちゃむ...ちゃむだ......
僕は無意識に立ち上がって、ちゃむのいる方向へ足を運ばせていた。
「ちゃむ、ちゃむ!!どうしたの!!?」
自分でもひどく取り乱しているのがよくわかる。
「あ.......前借りてた下敷き返そうと思って.....」
そういって、ちゃむは丁寧に包装された下敷きを僕に差し出す。
「ごめんね借りちゃって.......ありがとう、じゃあまたね。」
ちゃむは僕に下敷きを手渡すと、颯爽と足を自教室へと向かわせようとする。
「ちゃむまって!」
僕は、無意識にちゃむを自分のほうへと引き寄せていた。
「......る、るぅとくんっ.....?」
ちゃむは否定するでも肯定するでもなく、ただ僕を見つめていた。
その空気は、重圧のようだ。
「........僕、ちゃむの事だいすきだから。」
僕のその言葉に耳を疑ったのか、ちゃむは顔を赤らめた。
だめだ、ちゃむをこの世の全人類に僕の彼女だって自慢してやりたい。
[大文字]「みんな聞いてください。ちゃむは、僕の彼女です。いいですか、宇宙一かわいい僕の彼女です!誰も手を出さなようにしてくださいね」[/大文字]
そう言って僕はちゃむの事を軽く抱きしめる。
「.........え!?」
腕の中から聞こえる、最高にかわいいちゃむの声が響く。
今は周りの謙遜は聞こえない。
「絶対離さないです」
僕はちゃむに、これからもどんどん惹かれていくだろう。
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