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【参加〆】彼らの冬休み最終日より

#6

摩擦

十朱「神様って俺らと喋ってくれんだな」
大崎「な。ノリ良かったよなー、ニトさん」
ニトさんに急かされながら神社を出、ノロノロと帰路につく。
奏真は自転車を押しながら、俺はボールネットに入れたサッカーボールを蹴りながら歩く。
大崎「…こーんなボロい神社に、マジで何しに来たんだろーなニトさん」
十朱「でも、喋る鶏の目的なんてロクなもんじゃねーと思うけど」
大崎「まーな」
あー寒っ、と言う奏真に、もうすぐ冬休みだな、と返す。
大崎「ははっ、早く来てくれ〜」
十朱「そーれなー」

大崎「あ、そーいや、今日部活行ったの?」
十朱「おう。試合だったから」
大崎「シュートは?」
十朱「外したー」
そう言いながら、少し強めにネットの中のボールを蹴る。
大崎「なぁにしてんだよっ」と、奏真が軽く自転車をぶつけてきた。
十朱「その後はパスされなくてさー」
笑いながら、1回外しただけで酷くねぇ?と愚痴をこぼす。
十朱「どーせ、俺より下手なくせに」
ポロッと漏れた本音。
大崎「……瀬成」
十朱「あ?」
大崎「俺さ、お前のそういう自分勝手なとこ、直した方がいいと思うぜ?」
奏真は俺ではなく、宙を静かに見つめる。
十朱「……」
その空気が居心地悪くて、少しでも和ませようとつい、ふざけた口調になった。
十朱「ハイハイ、分かってますよー奏真クン」
奏真はそれを聞いた瞬間、少し黙った。

大崎「雑だなー」
マズかったかなと思った時、奏真もふざけた感じで返してきたから、あ、大丈夫だった、と安心した。
我ながら酷いとは思ったが、奏真はこんなんで気を悪くする奴じゃないから、と自分を納得させた。

十朱「じゃーな」
大崎「明日なー」

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

翌日

十朱「奏真ー」
瀬成が俺を呼ぶ。
大崎「何ー?」
十朱「昨日の伊川澪って奴。何年何組か知ってる?」
大崎「え」


大崎「なんだよ、気に入っちゃった?」
予想外の質問にニヤニヤ笑う。
十朱「はァ?ちっげーよ!」
アイツ俺のタイプじゃねえし、と言い訳する彼を微笑ましく見つめる。
十朱「その目でこっち見んな!!」
大崎「まあまあ」
大崎「…えっとー、2年6組」
始業式の日に撮っておいたクラス名簿を見て言う。
十朱「え"マジ?タメ?」
大崎「タメ」
十朱「マジかよ…」
あの身長で高二…??と困惑する瀬成を横目に、俺は寝る準備を整える。
十朱「何してんのお前」
大崎「授業をサボるための準備」
十朱「留年しても知らねえからな((」

作者メッセージ

なかなか話が進まない…笑

2025/02/24 20:44

Ariadne ID:≫ 21wZBxLeuknvc
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