【参加〆】彼らの冬休み最終日より
十朱「………」
いや…、
何度見てもThe鶏。チキンなんだよなぁ。
十朱「(俺夢見てんのかな…)」
伊川「別に、何してるって訳でもないんだけどさー」
?「そうか。じゃあ帰れ」
伊川「無理」
十朱「(マジかアイツ。躊躇いなく話しかけてやがる)」
引くわ…。
?「帰れ」
伊川「無理」
?「帰れ小娘。ついでに小僧も連れてけ」
伊川「むーりー」
?「はぁ…」
ギャグかよ。
十朱「(しかも俺はついでかよ…)」
そんなやり取りを横目に、俺はある奴に電話をかけた。
十朱「…あ、奏真?」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
俺は大崎奏真。
今日は部活をサボって友達と遊びに行くつもりだったのだが、急な用事が、とドタキャンされた哀れな人間だ。
仕方なく家でダラダラしている。
大崎「あー…暇」
なんかおもしれー事無いかなーと思っていた矢先、スマホの着信音が響いた。
大崎「(誰だ?)」
[明朝体]せな[/明朝体]
大崎「しもしもー?」
十朱「あ、奏真?今さ、俺神社にいんだけど」
大崎「あー学校んとこの?」
十朱「それそれ。んで、鶏が日本語喋ってるんだけど」
大崎「はぁ???」
コイツついに気でも狂ったか?
それとも俺の耳がぶっ壊れたのか?
大崎「すまん、もっかい頼む」
すると、瀬成は咳払いをひとつした。
十朱「鶏がー!日本語喋ってるんだけどー!来るー!?」
大崎「うるせえ!」
どうやら聞き間違いじゃなさそうだ。
大崎「…んなの行くに決まってんだろ」
十朱「さっすが奏真w」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
電話を切って横を見ると、相変わらず、澪は鶏の体をいじくり回して遊んでいる。
十朱「…澪、お前なんでそんな適応早いんだよ」
諦めたのか知らないが、澪にされるがままになっている可哀想な鶏を見つめながら言った。
伊川「初対面なのに人の事呼び捨てしてるお前に言われたくないわー」
少し考えて言う。
十朱「お前やっぱモテねーだろ」
伊川「おし殴る」
十朱「暴力反対ー」
伊川「暴力賛成ー」
?「全く…バカは1人ではなかったのだな」
十朱「おいチキン、喧嘩売ってんのか」
伊川「さらっとアタシのこともディスったな」
?「チキン呼ばわりは聞き捨てならんぞ小僧」
十朱「うっわ、小僧って言われたの初めて」
伊川「アタシもさっき小娘って言われた」
〜10分後〜
大崎「おーい瀬成ー」
奏真が、神社の入口(と言っても、ほぼ原型がないが)に自転車を止め、こちらに向かってくる。
十朱「あ来た」
伊川「え誰?」
十朱「マイフレンド」
大崎「うっはヤベー。まじで鶏だwww」
大崎「正直嘘だと思ってたわw」
?「…また厄介者が増えおったな」
大崎「おいクソバード、テメェ絞めるぞ」
十朱「手のひらドリル((」
伊川「温度差ヤバ((」
いや…、
何度見てもThe鶏。チキンなんだよなぁ。
十朱「(俺夢見てんのかな…)」
伊川「別に、何してるって訳でもないんだけどさー」
?「そうか。じゃあ帰れ」
伊川「無理」
十朱「(マジかアイツ。躊躇いなく話しかけてやがる)」
引くわ…。
?「帰れ」
伊川「無理」
?「帰れ小娘。ついでに小僧も連れてけ」
伊川「むーりー」
?「はぁ…」
ギャグかよ。
十朱「(しかも俺はついでかよ…)」
そんなやり取りを横目に、俺はある奴に電話をかけた。
十朱「…あ、奏真?」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
俺は大崎奏真。
今日は部活をサボって友達と遊びに行くつもりだったのだが、急な用事が、とドタキャンされた哀れな人間だ。
仕方なく家でダラダラしている。
大崎「あー…暇」
なんかおもしれー事無いかなーと思っていた矢先、スマホの着信音が響いた。
大崎「(誰だ?)」
[明朝体]せな[/明朝体]
大崎「しもしもー?」
十朱「あ、奏真?今さ、俺神社にいんだけど」
大崎「あー学校んとこの?」
十朱「それそれ。んで、鶏が日本語喋ってるんだけど」
大崎「はぁ???」
コイツついに気でも狂ったか?
それとも俺の耳がぶっ壊れたのか?
大崎「すまん、もっかい頼む」
すると、瀬成は咳払いをひとつした。
十朱「鶏がー!日本語喋ってるんだけどー!来るー!?」
大崎「うるせえ!」
どうやら聞き間違いじゃなさそうだ。
大崎「…んなの行くに決まってんだろ」
十朱「さっすが奏真w」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
電話を切って横を見ると、相変わらず、澪は鶏の体をいじくり回して遊んでいる。
十朱「…澪、お前なんでそんな適応早いんだよ」
諦めたのか知らないが、澪にされるがままになっている可哀想な鶏を見つめながら言った。
伊川「初対面なのに人の事呼び捨てしてるお前に言われたくないわー」
少し考えて言う。
十朱「お前やっぱモテねーだろ」
伊川「おし殴る」
十朱「暴力反対ー」
伊川「暴力賛成ー」
?「全く…バカは1人ではなかったのだな」
十朱「おいチキン、喧嘩売ってんのか」
伊川「さらっとアタシのこともディスったな」
?「チキン呼ばわりは聞き捨てならんぞ小僧」
十朱「うっわ、小僧って言われたの初めて」
伊川「アタシもさっき小娘って言われた」
〜10分後〜
大崎「おーい瀬成ー」
奏真が、神社の入口(と言っても、ほぼ原型がないが)に自転車を止め、こちらに向かってくる。
十朱「あ来た」
伊川「え誰?」
十朱「マイフレンド」
大崎「うっはヤベー。まじで鶏だwww」
大崎「正直嘘だと思ってたわw」
?「…また厄介者が増えおったな」
大崎「おいクソバード、テメェ絞めるぞ」
十朱「手のひらドリル((」
伊川「温度差ヤバ((」