【参加〆】彼らの冬休み最終日より
京都駅から少し離れた通りを観光する。全員で話し合った結果、夕方には京都を出て広島のホテルを探そうということになった。予約できるかは知らねえ((
火室「マッジで人多いなー!!」
大崎「おい澪どこ行った?」
十朱「あーたしかに。潰されたんじゃねえ?」
伊川「横にいるわ!!はっ倒すぞお前ら!?」
大崎「ああごめんちっちゃくて見えなかったw」
十朱「踏み潰されちゃったかとw」
火室「一人でどっか行くと危ねーぞー?」
伊川「まじで〇していい!?あと火室!お前には言われたくない!!」
と澪が刀袋に手をかける。そうだ俺らガチの刀持ってんだった。
火室「はァ!?俺ちっさくねーし!!!」
十朱「やばいやばいガチ殺し合い始まるって」
大崎「大丈夫だ瀬成、俺たちの方が人数多い!」
十朱「奏真知らねえの? 女子って強いんだぜ…」
ニト「おい小童共。土産物を買うならさっさとしろ。京都には長居したくない」
喧嘩が始まりそうだった空気をニトさんの声が横からぶち壊す。今回に関しては助かった。
大崎「わかったけど…ンな急ぐようなもんなのか?」
十朱「たしかに変な感じはするけどな」
伊川「まあまあ、神様の言うことは聞いとこーよ」
火室「それもそーだなー」
大崎「あ、なあ抹茶ソフト売ってんぞ」
奏真が通りの店を指さして言う。アイスだけじゃなく、クレープや飴も売られていて、余程人気なのか行列ができていた。
十朱「えっマジかナイス発見!!」
火室「おーいいじゃん買おーぜー!!」
伊川「え待ってイチゴもあんだけど!!」
十朱「昼飯もどっかで食おうぜ」
火室「んじゃ俺、店探すわー」
ニト「全く……」
一同が行列に向かったそのとき、人混みの中から、ひと際大きな少女の声がした。
?「えっ!?ちょっと待って兄さま!?!?」
瀬成たちがそちらを振り向くと、制服を着た少女がこちらに向かって指を指していた。小柄で、明るい髪色をした少女だ。周りの人も謎の大声に驚いている。
火室「はあっ!?陽じゃねーかー!!」
伊川「え待ってわからんわからん、知り合い??」
十朱「えでも兄さまって…」
?「兄さまなんでいんの!?帰ってたなら連絡してよー!」
少女は人混みをスルスルと抜けて、こちらに歩いてくる。
火室「別に帰ってきたわけじゃねーよー?」
月姫はいつものトーンで少女と会話し始める。いや本当に状況が分からない。
?「じゃあ本格的になんで!?」
?「というかこの人達は?兄さまの友達?」
少女が俺たちの方を見る。
十朱「…え、月姫の妹さん???」
陽「そうだよ!火室陽っていいます!」
伊川「えめっちゃかわいーんだけど!!おい十朱そこ代われ!!」
大崎「結構そっくりだな〜、月姫と一緒で身長もちいs((
十朱「奏真お前死にたくないなら黙ってろ!!」
失言をかましそうになった奏真の口を慌てて塞ぐ。月姫は小さいと言うとキレるし、しかもキレたらわりと怖い。だから俺たちの中で、月姫への「身長小さい」はNGワードになっているのだ。
十朱「俺は十朱瀬成」
大崎「大崎奏真でーす」
伊川「私は伊川澪っていいます!よろしくね!」
十朱「…お前なんか媚び売ってね?」
伊川「うるせえ黙ってろクソ十朱」
大崎「オーバーキルすぎんだろw」
そして誰からともなく、ある人物…いや、神様のほうを見る。ニトさんだ。相っ変わらず冷めた目でこちらを見ている。
陽「えっと…??」
十朱「あれは…ニトさん」
伊川「まあ、うん、良い奴だよ」
陽「へえ〜…よろしくね、ニト…さん?」
ニト「…ふん」
伊川「うっわ態度最悪。こんな可愛い子から話しかけられてんのに」
大崎「まあ、あの冷酷無慈悲なニトさんだから…」
十朱「氷の女王ならぬ氷の鶏だもんな」
月姫「唐揚げだろー」
陽「にわとり??」
伊川「なんでもない、マジでなんでもないよ!!ごめんね変なやつが変なこと言って!!」
大崎「わざとらし((」
十朱「なんだよ変なやつって((」
陽「まあいいや…ねえ兄さまー、そろそろ家帰ろー?」
陽が月姫の肩を掴んで揺らす。
月姫「帰んねー」
陽「父さまも母さまも待ってるよー?」
月姫「知らねー」
陽「えー……」
陽が少ししょんぼりする。でも、すぐ顔をあげる。
陽「じゃあ私もついてく!!!」
十朱「え(驚)」
伊川「え(嬉)」
大崎「え(困惑)」
月姫「はぁ!?んででそーなんだよー!!」
陽「兄さま説得できるまで帰らないから!」
月姫「あのなぁ…」
ドヤ顔で月姫を見る陽に対し、月姫は呆れ顔で返す。そんな彼らに、ため息をついてニトさんが近づいた。
ニト「……おい小娘、これはただの旅行ではない。軽い気持ちで着いてくるものではないぞ」
陽「どーいうこと??あと小娘はやめて!」
大崎「…ニトさん、まあ良いと思うぜ?月姫もいるしなんとかなるっしょ」
伊川「可愛いからおっけー!!」
陽「ニトさん…だっけ??大丈夫大丈夫ー!こう見えて私強いんだからー!」
十朱「ほら、ニトさん!!」
月姫も困ったようにニトさんを見る。5人の懇願の眼差しを受けて、ニトさんが観念したようにため息をついた。
ニト「……はぁ…好きにしろ」
陽「やったー!!」
伊川「仲良くしようねー陽ちゃん!!」
陽「はい!!澪さんですよね?」
伊川「敬語じゃなくていいよ〜!」
月姫「おい陽ー、澪ー。迷子になるなよーw」
伊川「テメェ〇す((」
陽「迷子なんてならないよー!」
月姫「お前よくスーパーで迷子ンなって泣いてたろー」
陽「それ小学生のときでしょ!」
伊川「えっ陽ちゃんかわいーい!!」
澪が陽のことをめちゃくちゃ可愛がっている。まあ女子いなかったし、そりゃそうか。
大崎「…仲良いんだなぁ、あの兄妹」
十朱「なー。つーか俺はやく抹茶ソフト食いたいんだけど」
大崎「うっわ忘れてた!!」
十朱「は!?また並び直しじゃねえかよ!ふざけんな!!」
大崎「なんで俺なんだよ!!食いてーなら自分で並んどけ!!」
ニト「はぁ……」
観光客で賑わう街の中、こうして旅の仲間は6人になった。
火室「マッジで人多いなー!!」
大崎「おい澪どこ行った?」
十朱「あーたしかに。潰されたんじゃねえ?」
伊川「横にいるわ!!はっ倒すぞお前ら!?」
大崎「ああごめんちっちゃくて見えなかったw」
十朱「踏み潰されちゃったかとw」
火室「一人でどっか行くと危ねーぞー?」
伊川「まじで〇していい!?あと火室!お前には言われたくない!!」
と澪が刀袋に手をかける。そうだ俺らガチの刀持ってんだった。
火室「はァ!?俺ちっさくねーし!!!」
十朱「やばいやばいガチ殺し合い始まるって」
大崎「大丈夫だ瀬成、俺たちの方が人数多い!」
十朱「奏真知らねえの? 女子って強いんだぜ…」
ニト「おい小童共。土産物を買うならさっさとしろ。京都には長居したくない」
喧嘩が始まりそうだった空気をニトさんの声が横からぶち壊す。今回に関しては助かった。
大崎「わかったけど…ンな急ぐようなもんなのか?」
十朱「たしかに変な感じはするけどな」
伊川「まあまあ、神様の言うことは聞いとこーよ」
火室「それもそーだなー」
大崎「あ、なあ抹茶ソフト売ってんぞ」
奏真が通りの店を指さして言う。アイスだけじゃなく、クレープや飴も売られていて、余程人気なのか行列ができていた。
十朱「えっマジかナイス発見!!」
火室「おーいいじゃん買おーぜー!!」
伊川「え待ってイチゴもあんだけど!!」
十朱「昼飯もどっかで食おうぜ」
火室「んじゃ俺、店探すわー」
ニト「全く……」
一同が行列に向かったそのとき、人混みの中から、ひと際大きな少女の声がした。
?「えっ!?ちょっと待って兄さま!?!?」
瀬成たちがそちらを振り向くと、制服を着た少女がこちらに向かって指を指していた。小柄で、明るい髪色をした少女だ。周りの人も謎の大声に驚いている。
火室「はあっ!?陽じゃねーかー!!」
伊川「え待ってわからんわからん、知り合い??」
十朱「えでも兄さまって…」
?「兄さまなんでいんの!?帰ってたなら連絡してよー!」
少女は人混みをスルスルと抜けて、こちらに歩いてくる。
火室「別に帰ってきたわけじゃねーよー?」
月姫はいつものトーンで少女と会話し始める。いや本当に状況が分からない。
?「じゃあ本格的になんで!?」
?「というかこの人達は?兄さまの友達?」
少女が俺たちの方を見る。
十朱「…え、月姫の妹さん???」
陽「そうだよ!火室陽っていいます!」
伊川「えめっちゃかわいーんだけど!!おい十朱そこ代われ!!」
大崎「結構そっくりだな〜、月姫と一緒で身長もちいs((
十朱「奏真お前死にたくないなら黙ってろ!!」
失言をかましそうになった奏真の口を慌てて塞ぐ。月姫は小さいと言うとキレるし、しかもキレたらわりと怖い。だから俺たちの中で、月姫への「身長小さい」はNGワードになっているのだ。
十朱「俺は十朱瀬成」
大崎「大崎奏真でーす」
伊川「私は伊川澪っていいます!よろしくね!」
十朱「…お前なんか媚び売ってね?」
伊川「うるせえ黙ってろクソ十朱」
大崎「オーバーキルすぎんだろw」
そして誰からともなく、ある人物…いや、神様のほうを見る。ニトさんだ。相っ変わらず冷めた目でこちらを見ている。
陽「えっと…??」
十朱「あれは…ニトさん」
伊川「まあ、うん、良い奴だよ」
陽「へえ〜…よろしくね、ニト…さん?」
ニト「…ふん」
伊川「うっわ態度最悪。こんな可愛い子から話しかけられてんのに」
大崎「まあ、あの冷酷無慈悲なニトさんだから…」
十朱「氷の女王ならぬ氷の鶏だもんな」
月姫「唐揚げだろー」
陽「にわとり??」
伊川「なんでもない、マジでなんでもないよ!!ごめんね変なやつが変なこと言って!!」
大崎「わざとらし((」
十朱「なんだよ変なやつって((」
陽「まあいいや…ねえ兄さまー、そろそろ家帰ろー?」
陽が月姫の肩を掴んで揺らす。
月姫「帰んねー」
陽「父さまも母さまも待ってるよー?」
月姫「知らねー」
陽「えー……」
陽が少ししょんぼりする。でも、すぐ顔をあげる。
陽「じゃあ私もついてく!!!」
十朱「え(驚)」
伊川「え(嬉)」
大崎「え(困惑)」
月姫「はぁ!?んででそーなんだよー!!」
陽「兄さま説得できるまで帰らないから!」
月姫「あのなぁ…」
ドヤ顔で月姫を見る陽に対し、月姫は呆れ顔で返す。そんな彼らに、ため息をついてニトさんが近づいた。
ニト「……おい小娘、これはただの旅行ではない。軽い気持ちで着いてくるものではないぞ」
陽「どーいうこと??あと小娘はやめて!」
大崎「…ニトさん、まあ良いと思うぜ?月姫もいるしなんとかなるっしょ」
伊川「可愛いからおっけー!!」
陽「ニトさん…だっけ??大丈夫大丈夫ー!こう見えて私強いんだからー!」
十朱「ほら、ニトさん!!」
月姫も困ったようにニトさんを見る。5人の懇願の眼差しを受けて、ニトさんが観念したようにため息をついた。
ニト「……はぁ…好きにしろ」
陽「やったー!!」
伊川「仲良くしようねー陽ちゃん!!」
陽「はい!!澪さんですよね?」
伊川「敬語じゃなくていいよ〜!」
月姫「おい陽ー、澪ー。迷子になるなよーw」
伊川「テメェ〇す((」
陽「迷子なんてならないよー!」
月姫「お前よくスーパーで迷子ンなって泣いてたろー」
陽「それ小学生のときでしょ!」
伊川「えっ陽ちゃんかわいーい!!」
澪が陽のことをめちゃくちゃ可愛がっている。まあ女子いなかったし、そりゃそうか。
大崎「…仲良いんだなぁ、あの兄妹」
十朱「なー。つーか俺はやく抹茶ソフト食いたいんだけど」
大崎「うっわ忘れてた!!」
十朱「は!?また並び直しじゃねえかよ!ふざけんな!!」
大崎「なんで俺なんだよ!!食いてーなら自分で並んどけ!!」
ニト「はぁ……」
観光客で賑わう街の中、こうして旅の仲間は6人になった。