【参加〆】彼らの冬休み最終日より
月姫side
支度を終え、広島(京都に寄り道) に向けていよいよ出発となった。
火室「ニトさん、鶏になってもでっけーなー」
大崎「ホントだよ。叩いたら縮むか?」
ニト「大崎、拳を構えるな」
十朱「どーする?前みたいに奏真んとこ入れるか?」
大崎「おう」
ニト「…やはり窮屈だ」
大崎「文句言うんじゃねえクソ鳥、揚げるぞ」
火室「今日の昼ごはんは唐揚げだなーw」
伊川「ねー早く行こーよー!!」
澪が玄関から急かす。もう靴を履いて出ようとしているようだ。
瀬成がいつものように煽りに行く。
十朱「うっせーなぁ今行くってば、ガキw」
伊川「うーわムカつく…!!」
大崎「よっこいせ」
火室「ジジイかよ奏真〜w」
大崎「良かったな月姫、お前も揚げてやるよ」
笑顔で関節を鳴らしている。
火室「ちょおぉぉい!こっち来んな怖ェ!!」
大崎「安心しろってクソ鳥も一緒だ(ニコニコ」
火室「余計怖ェ!!」
ニト「おい、馬鹿なことをしていないでさっさと外に出ろ!」
大崎「お、どうした唐揚げ」
火室「はははっw神サマが怒ってらァ」
ニトさんと奏真が口喧嘩しているのを見ながら、ほんの少しだけ不安を覚える。
火室「(京都、なぁ…)」
ま、会わねえよな。
十朱「おーい奏真!月姫!早く来いよ!」
しびれを切らしたのか、大声で外から瀬成に呼ばれる。
火室「おー!」
大崎「今行くー!」
ニト「後で覚えておけよ小僧共」
騒がしい旅になりそうだ。
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
大崎「うおー新幹線!!」
火室「うるせえ」
十朱「ガキかよ」
大崎「ガキだよ」
火室「おいお前らー、席どうすんだー?」
十朱「チケットは…2人ずつか」
3人がおずおずと、あたしの方を見る。
伊川「え、別に誰でも」
十朱「おっけ。ジャン負けな、最初はグー、」
伊川「ちょ、なんで負けなんだよ!」
十&大&火「「「じゃんけんポン!」」」
十朱「✊」
大崎「✌️」
火室「✊」
大崎「………」
伊川「ねえ無言やめて気まずい」
in新幹線
火室「椅子回していいかー?」
大崎「おう、ババ抜きやろうぜ」
十朱「トランプ持ってんの?やるじゃん」
大崎「まあな」
十朱「澪は?やる?」
伊川「ごめん、結構眠い…」
火室「んじゃ寝とけ寝とけー」
伊川「着いたら起こしてよ」
大崎「気分によっては置いてく」
十朱「それな」
火室「そん時は財布だけ貰ってくわー」
伊川「ちょっと待て犯罪者((」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
奏真side
十朱「うーむ………」
大崎「ババ取れババ取れババ取れババ取れ」
火室「はははっwww瀬成ガチじゃん、おもろーw」
もう何戦したか分からないほどババ抜きをやりまくっている。今回は月姫が1抜けし、俺と瀬成の一騎打ちだ。俺はジョーカーとスペードの7の2枚。瀬成は何かしらの7を1枚持っている。
十朱「…こっちだ!」
シュッ
十朱「おっしゃキタッッ…!!!!」大崎「クッソ負けたッッ…!!!」
大崎「こういうとき瀬成って勘鋭いよなー」
十朱「神様に気に入られてっかもw」
火室「無ぇだろ、それは」
月姫がニトさんの入ったリュックをチラ見する。
十朱「いやアレは鶏だから。絶対神様じゃねーから」
大崎「それは同感」
火室「まァ信じきってはねーなぁ俺も」
火室「…あ、もうすぐ到着だってよー。京都」
大崎「澪サーーーン朝ですよーーーー」
伊川「…んー…」
澪の荷物を彼女の膝にドカッと落とす。瀬成の荷物と月姫の荷物を下ろしたあと、少し慎重に自分の荷物を下ろした。
大崎「(仮にも生き物だからな…)」
外に出た瞬間、東京よりも少しばかり冷たい風が頬を撫でる。
大崎「…来ちゃったぜ、京都…」
十朱「黄昏てんじゃねえ」
瀬成に軽く蹴られる。
大崎「人の足じゃなくてボール蹴ってろっつーの」
と、俺も軽く蹴り返した。
支度を終え、広島(京都に寄り道) に向けていよいよ出発となった。
火室「ニトさん、鶏になってもでっけーなー」
大崎「ホントだよ。叩いたら縮むか?」
ニト「大崎、拳を構えるな」
十朱「どーする?前みたいに奏真んとこ入れるか?」
大崎「おう」
ニト「…やはり窮屈だ」
大崎「文句言うんじゃねえクソ鳥、揚げるぞ」
火室「今日の昼ごはんは唐揚げだなーw」
伊川「ねー早く行こーよー!!」
澪が玄関から急かす。もう靴を履いて出ようとしているようだ。
瀬成がいつものように煽りに行く。
十朱「うっせーなぁ今行くってば、ガキw」
伊川「うーわムカつく…!!」
大崎「よっこいせ」
火室「ジジイかよ奏真〜w」
大崎「良かったな月姫、お前も揚げてやるよ」
笑顔で関節を鳴らしている。
火室「ちょおぉぉい!こっち来んな怖ェ!!」
大崎「安心しろってクソ鳥も一緒だ(ニコニコ」
火室「余計怖ェ!!」
ニト「おい、馬鹿なことをしていないでさっさと外に出ろ!」
大崎「お、どうした唐揚げ」
火室「はははっw神サマが怒ってらァ」
ニトさんと奏真が口喧嘩しているのを見ながら、ほんの少しだけ不安を覚える。
火室「(京都、なぁ…)」
ま、会わねえよな。
十朱「おーい奏真!月姫!早く来いよ!」
しびれを切らしたのか、大声で外から瀬成に呼ばれる。
火室「おー!」
大崎「今行くー!」
ニト「後で覚えておけよ小僧共」
騒がしい旅になりそうだ。
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
大崎「うおー新幹線!!」
火室「うるせえ」
十朱「ガキかよ」
大崎「ガキだよ」
火室「おいお前らー、席どうすんだー?」
十朱「チケットは…2人ずつか」
3人がおずおずと、あたしの方を見る。
伊川「え、別に誰でも」
十朱「おっけ。ジャン負けな、最初はグー、」
伊川「ちょ、なんで負けなんだよ!」
十&大&火「「「じゃんけんポン!」」」
十朱「✊」
大崎「✌️」
火室「✊」
大崎「………」
伊川「ねえ無言やめて気まずい」
in新幹線
火室「椅子回していいかー?」
大崎「おう、ババ抜きやろうぜ」
十朱「トランプ持ってんの?やるじゃん」
大崎「まあな」
十朱「澪は?やる?」
伊川「ごめん、結構眠い…」
火室「んじゃ寝とけ寝とけー」
伊川「着いたら起こしてよ」
大崎「気分によっては置いてく」
十朱「それな」
火室「そん時は財布だけ貰ってくわー」
伊川「ちょっと待て犯罪者((」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
奏真side
十朱「うーむ………」
大崎「ババ取れババ取れババ取れババ取れ」
火室「はははっwww瀬成ガチじゃん、おもろーw」
もう何戦したか分からないほどババ抜きをやりまくっている。今回は月姫が1抜けし、俺と瀬成の一騎打ちだ。俺はジョーカーとスペードの7の2枚。瀬成は何かしらの7を1枚持っている。
十朱「…こっちだ!」
シュッ
十朱「おっしゃキタッッ…!!!!」大崎「クッソ負けたッッ…!!!」
大崎「こういうとき瀬成って勘鋭いよなー」
十朱「神様に気に入られてっかもw」
火室「無ぇだろ、それは」
月姫がニトさんの入ったリュックをチラ見する。
十朱「いやアレは鶏だから。絶対神様じゃねーから」
大崎「それは同感」
火室「まァ信じきってはねーなぁ俺も」
火室「…あ、もうすぐ到着だってよー。京都」
大崎「澪サーーーン朝ですよーーーー」
伊川「…んー…」
澪の荷物を彼女の膝にドカッと落とす。瀬成の荷物と月姫の荷物を下ろしたあと、少し慎重に自分の荷物を下ろした。
大崎「(仮にも生き物だからな…)」
外に出た瞬間、東京よりも少しばかり冷たい風が頬を撫でる。
大崎「…来ちゃったぜ、京都…」
十朱「黄昏てんじゃねえ」
瀬成に軽く蹴られる。
大崎「人の足じゃなくてボール蹴ってろっつーの」
と、俺も軽く蹴り返した。