【参加〆】彼らの冬休み最終日より
火室月姫…もとい、月姫に案内されながら彼の住むアパートまで歩く。
大崎「…瀬成、俺腹減った」
伊川「…十朱、アタシも」
十朱「………………」
十朱「自分で買いに行けよサボり魔共((」
大崎「チッ…コンビニ寄ろうぜ、月姫」
火室「はぁ?お前ら晩飯食ってねーのかー?」
大崎「…食ってなーい」
伊川「…まあ、はい」
十朱「…っす」
大&伊「「(お前も食ってねえじゃねえか)」」
火室「全く…。しゃーねえなぁ、ウチで食ってけ」
大崎「うっおマジ神!」
伊川「ほら、言ったでしょ神だって」
十朱「お前、一人暮らしなの?」
火室「おう、親と色々あってさー。実家は京都」
伊川「遠っ!?」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
火室「着いたぜー」
着いたのは、なんて事ないありふれたアパートだった。
十朱「しっつれーしまーす!」
大崎「コレ、月姫が育ててんの?」
野菜と思われる植物を指さして尋ねる。
火室「まあなー」
火室「あ、触んなよ?」
近づけていた手を慌てて引っ込め、瀬成たちの方へ行く。
伊川「荷物どこ置こう…」
火室「荷物?どこでもいいぜー、気にしねーから」
十朱「腹減ったー!!」
大崎「うるせえ」
火室「今作るから待ってろ」
大崎「えっ、月姫料理できんの!?」
伊川「おい、火室さんなめんなよ!」
十朱「なんでお前そっちサイドなんだよ((」
大崎「ダークマターとかできそうで嫌なんだけど」
火室「うっせー料理ぐらいできるわ!そこの野菜も俺が育ててんだぜー?」
十朱「家庭的だな…」
火室「おまたせー」
大崎「待ってましたぁ!」
十朱「肉じゃがじゃん!やった!」
伊川「美味そ〜!」
火室「つーかお前らさ、こっからどこ行くんだよ?」
月姫が、行く当てとか、そーゆーやつねーの?と箸を置きながら言う。
十朱「あるっちゃ…ある、けど」
瀬成が、俺のリュックをちらっと見て答える。
当てが無い訳では無いが、明確にある訳でもないのだ。
伊川「ま、いろいろ事情がね。あるんすわ」
火室「ふーん…まあそんなもんかー」
大崎「軽いなぁw」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
深夜2時。
十朱「[小文字]奏真!起きろ![/小文字]」
大崎「[小文字]あぁ?んでだよ…[/小文字]」
十朱「[小文字]ニトさんが早くしろって[/小文字]」
大崎「[小文字]…澪は?[/小文字]」
十朱「[小文字]まだ[/小文字]」
奏真がリュックを引っ掴み、先に玄関へ行く。アイツ理解すんの早いな…。
俺はそれを横目に澪を布団から引きずり出し、月姫を起こさないように部屋から出た。
伊川「さっむ…」
扉を開けた瞬間、夜の冷たい空気が流れ込んできた。外に出て、静かに扉を閉める。
大崎「真夜中だしな」
十朱「ニトさん、どこ行くんだ?」
スマホの明るさを下げて、マップを開く。それでも夜の中では眩しい。
ニト「"鶴岡八幡宮"だ」
伊川「あー聞いたことある。階段あるとこだ」
十朱「俺も知ってる」
大崎「中学ンとき校外学習で行ったな」
ニト「おい、グダグダ喋るな。さっさと走れガキども」
伊川「口悪くなってない?ニトさん((」
十朱「元から悪いだろ」
アパートの階段を駆け下りながら、生産性のない会話を続ける。
大崎「はは、コイツ神様に喧嘩売ってやがるw」
伊川「よっしゃポップコーン持ってくるぞ」
十朱「満喫しようとすんな((」
ニト「小僧、後で覚えておけよ」
十朱「ニトさん、小僧じゃなくて名前で呼んでみない?」
ニト「…人間とそこまで馴れ合う気は無い」
「塩だな〜ニトさん」と澪が苦笑した。
大崎「…瀬成、俺腹減った」
伊川「…十朱、アタシも」
十朱「………………」
十朱「自分で買いに行けよサボり魔共((」
大崎「チッ…コンビニ寄ろうぜ、月姫」
火室「はぁ?お前ら晩飯食ってねーのかー?」
大崎「…食ってなーい」
伊川「…まあ、はい」
十朱「…っす」
大&伊「「(お前も食ってねえじゃねえか)」」
火室「全く…。しゃーねえなぁ、ウチで食ってけ」
大崎「うっおマジ神!」
伊川「ほら、言ったでしょ神だって」
十朱「お前、一人暮らしなの?」
火室「おう、親と色々あってさー。実家は京都」
伊川「遠っ!?」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
火室「着いたぜー」
着いたのは、なんて事ないありふれたアパートだった。
十朱「しっつれーしまーす!」
大崎「コレ、月姫が育ててんの?」
野菜と思われる植物を指さして尋ねる。
火室「まあなー」
火室「あ、触んなよ?」
近づけていた手を慌てて引っ込め、瀬成たちの方へ行く。
伊川「荷物どこ置こう…」
火室「荷物?どこでもいいぜー、気にしねーから」
十朱「腹減ったー!!」
大崎「うるせえ」
火室「今作るから待ってろ」
大崎「えっ、月姫料理できんの!?」
伊川「おい、火室さんなめんなよ!」
十朱「なんでお前そっちサイドなんだよ((」
大崎「ダークマターとかできそうで嫌なんだけど」
火室「うっせー料理ぐらいできるわ!そこの野菜も俺が育ててんだぜー?」
十朱「家庭的だな…」
火室「おまたせー」
大崎「待ってましたぁ!」
十朱「肉じゃがじゃん!やった!」
伊川「美味そ〜!」
火室「つーかお前らさ、こっからどこ行くんだよ?」
月姫が、行く当てとか、そーゆーやつねーの?と箸を置きながら言う。
十朱「あるっちゃ…ある、けど」
瀬成が、俺のリュックをちらっと見て答える。
当てが無い訳では無いが、明確にある訳でもないのだ。
伊川「ま、いろいろ事情がね。あるんすわ」
火室「ふーん…まあそんなもんかー」
大崎「軽いなぁw」
[中央寄せ]*[/中央寄せ]
深夜2時。
十朱「[小文字]奏真!起きろ![/小文字]」
大崎「[小文字]あぁ?んでだよ…[/小文字]」
十朱「[小文字]ニトさんが早くしろって[/小文字]」
大崎「[小文字]…澪は?[/小文字]」
十朱「[小文字]まだ[/小文字]」
奏真がリュックを引っ掴み、先に玄関へ行く。アイツ理解すんの早いな…。
俺はそれを横目に澪を布団から引きずり出し、月姫を起こさないように部屋から出た。
伊川「さっむ…」
扉を開けた瞬間、夜の冷たい空気が流れ込んできた。外に出て、静かに扉を閉める。
大崎「真夜中だしな」
十朱「ニトさん、どこ行くんだ?」
スマホの明るさを下げて、マップを開く。それでも夜の中では眩しい。
ニト「"鶴岡八幡宮"だ」
伊川「あー聞いたことある。階段あるとこだ」
十朱「俺も知ってる」
大崎「中学ンとき校外学習で行ったな」
ニト「おい、グダグダ喋るな。さっさと走れガキども」
伊川「口悪くなってない?ニトさん((」
十朱「元から悪いだろ」
アパートの階段を駆け下りながら、生産性のない会話を続ける。
大崎「はは、コイツ神様に喧嘩売ってやがるw」
伊川「よっしゃポップコーン持ってくるぞ」
十朱「満喫しようとすんな((」
ニト「小僧、後で覚えておけよ」
十朱「ニトさん、小僧じゃなくて名前で呼んでみない?」
ニト「…人間とそこまで馴れ合う気は無い」
「塩だな〜ニトさん」と澪が苦笑した。