- 閲覧前にご確認ください -

今のところ参加〆です

文字サイズ変更

【参加〆】彼らの冬休み最終日より

#12

前兆

火室月姫…もとい、月姫に案内されながら彼の住むアパートまで歩く。

大崎「…瀬成、俺腹減った」
伊川「…十朱、アタシも」
十朱「………………」


十朱「自分で買いに行けよサボり魔共((」
大崎「チッ…コンビニ寄ろうぜ、月姫」
火室「はぁ?お前ら晩飯食ってねーのかー?」
大崎「…食ってなーい」
伊川「…まあ、はい」
十朱「…っす」
大&伊「「(お前も食ってねえじゃねえか)」」
火室「全く…。しゃーねえなぁ、ウチで食ってけ」
大崎「うっおマジ神!」
伊川「ほら、言ったでしょ神だって」
十朱「お前、一人暮らしなの?」
火室「おう、親と色々あってさー。実家は京都」
伊川「遠っ!?」

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

火室「着いたぜー」
着いたのは、なんて事ないありふれたアパートだった。
十朱「しっつれーしまーす!」
大崎「コレ、月姫が育ててんの?」
野菜と思われる植物を指さして尋ねる。
火室「まあなー」
火室「あ、触んなよ?」
近づけていた手を慌てて引っ込め、瀬成たちの方へ行く。
伊川「荷物どこ置こう…」
火室「荷物?どこでもいいぜー、気にしねーから」
十朱「腹減ったー!!」
大崎「うるせえ」
火室「今作るから待ってろ」
大崎「えっ、月姫料理できんの!?」
伊川「おい、火室さんなめんなよ!」
十朱「なんでお前そっちサイドなんだよ((」
大崎「ダークマターとかできそうで嫌なんだけど」
火室「うっせー料理ぐらいできるわ!そこの野菜も俺が育ててんだぜー?」
十朱「家庭的だな…」

火室「おまたせー」
大崎「待ってましたぁ!」
十朱「肉じゃがじゃん!やった!」
伊川「美味そ〜!」
火室「つーかお前らさ、こっからどこ行くんだよ?」
月姫が、行く当てとか、そーゆーやつねーの?と箸を置きながら言う。
十朱「あるっちゃ…ある、けど」
瀬成が、俺のリュックをちらっと見て答える。
当てが無い訳では無いが、明確にある訳でもないのだ。
伊川「ま、いろいろ事情がね。あるんすわ」
火室「ふーん…まあそんなもんかー」
大崎「軽いなぁw」

[中央寄せ]*[/中央寄せ]

深夜2時。
十朱「[小文字]奏真!起きろ![/小文字]」
大崎「[小文字]あぁ?んでだよ…[/小文字]」
十朱「[小文字]ニトさんが早くしろって[/小文字]」
大崎「[小文字]…澪は?[/小文字]」
十朱「[小文字]まだ[/小文字]」
奏真がリュックを引っ掴み、先に玄関へ行く。アイツ理解すんの早いな…。
俺はそれを横目に澪を布団から引きずり出し、月姫を起こさないように部屋から出た。

伊川「さっむ…」
扉を開けた瞬間、夜の冷たい空気が流れ込んできた。外に出て、静かに扉を閉める。
大崎「真夜中だしな」
十朱「ニトさん、どこ行くんだ?」
スマホの明るさを下げて、マップを開く。それでも夜の中では眩しい。
ニト「"鶴岡八幡宮"だ」
伊川「あー聞いたことある。階段あるとこだ」
十朱「俺も知ってる」
大崎「中学ンとき校外学習で行ったな」
ニト「おい、グダグダ喋るな。さっさと走れガキども」
伊川「口悪くなってない?ニトさん((」
十朱「元から悪いだろ」
アパートの階段を駆け下りながら、生産性のない会話を続ける。
大崎「はは、コイツ神様に喧嘩売ってやがるw」
伊川「よっしゃポップコーン持ってくるぞ」
十朱「満喫しようとすんな((」
ニト「小僧、後で覚えておけよ」
十朱「ニトさん、小僧じゃなくて名前で呼んでみない?」
ニト「…人間とそこまで馴れ合う気は無い」
「塩だな〜ニトさん」と澪が苦笑した。

作者メッセージ

わたくしは今年受験生になったので、投稿頻度が下がるということを予言しておきましょう。

2025/04/14 18:34

Ariadne ID:≫ 21wZBxLeuknvc
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 12

コメント
[41]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL