Band 『Ciel.』
[太字]澪said[/太字]
ー図書室ー
蒼井「やっぱり、ここにいたか宇宙」
宇宙「んー、、、?あ〜、蒼と澪じゃ〜ん」
澪「宇宙…、何でこっち居るんですか、早く部室行きますよー?」
何時も通り暖かい図書室で寝ている宇宙を見つけた
ボク達は軽く溜息を吐いて起こしにかかる。
これまた何時も通り寝ぼけた様に話す宇宙を部室に連れていく為、
宇宙の幼馴染で有る蒼井センパイと図書室に足を運んだ。
宇宙「んぇぇ、、、めんどくさぁい。外寒いしぃ。。。」
蒼井「はぁー、まったくどっちが先輩なんだか、、、」
机から離れずに抵抗的な言い訳をする宇宙とボクを見て
蒼井センパイが深く溜息をつく。
宇宙「そもそも今日なんの集まりだっけ〜?」
澪「新入部員の子の引き抜きとかだったと思いますけど…、
なんて言ってましたっけ、?」
前に説明された事を一切忘れた様で首を傾げながら聞いてくるが、
ボクも時系列で考える以外に忘れてしまって蒼井センパイを見る。
蒼井「そうそう、さすが澪。だから、さっさと行くぞ
俺たちは先輩方が抜けて人数足りないんだからな?」
宇宙「んえぇ、、、めんどくさぁい、、、蒼おんぶ〜」
蒼井「はいはい、澪すまんが荷物お願いしていいか?」
蒼井センパイが諭す様に言えば、
宇宙が手を出し、何時も通りセンパイ達が移動する体制に入る。
センパイにお願いされた2人分の荷物は自分のと合わせると
案外の重さになりそうだ。
澪「はーい、持てるだけは持ちますよー、」
蒼井「すまんなぁ
宇宙もありがとうぐらい言えよー」
保険をかけた言葉を言ってから、荷物を持ち上げると
蒼井センパイが少し申し訳無さそうにしてから宇宙にお礼を促す。
宇宙「ん〜、、、?澪ありがと〜」
澪「宇宙何でお礼言ってるか分かってます、?」
蒼井「まったく、、、時間も迫ってきてるしさっさと行くぞ」
何のイベントがあっても平常運転な宇宙に少し呆れながら
部室への廊下を急いで行く。
[水平線]
[太字]晴飛said[/太字]
晴飛「えっと、軽音の部室どこだ?
おっ!あった!ここかぁー…、」
でっか!人多い!!部活が盛んって言われてたから
どれぐらいかと思ってたけど…、
部の顧問「これからこの部活の説明をします」
〜説明省略〜
部の顧問「今日はバンドを決めて終わりになります。
決め方は自由なので、好きなように交流して決めてください。」
部の顧問が壇上から下がると周りの同級生達が動き出す。
うぉぉぉー楽しみぃ!!
周りを見回しながら少し歩き始める。
ほんと色んな人がいるなぁ、!
もう仲良くなり始めている同級生も居る。
俺はどうするかー
ピンと来る人を探して歩き回っていると、
晴飛「おっ?」
ー少し離れたところー
[太字]澪said[/太字]
蒼井「だから、宇宙寝るなって1年誘わないといけないって言ってんのに…」
宇宙「んー、、、蒼、澪、がんば、、、💤」
澪「宇宙、?宇宙起きてー、?
1年生来ないと人足りないんですよー、手伝ってくださいよー、?」
部の顧問の説明の途中にはもう眠り始めた宇宙を揺すり起こしながら
新入生のフリーの子を探す。
宇宙「めんどくさいなぁ、、、
そもそもギターボーカルなんてなかなかいないでしょ(_ _).。o○」
蒼井「ったく、まぁ確かになボーカルはまだしも、
ギター経験者はなかなかいないだろうな…」
諦めた様な宇宙の言葉に蒼井センパイが同調しながら
少し暗い雰囲気が流れた様に感じた瞬間、
晴飛「あの!!ここのバンドってまだ入れますか!?」
澪「うわぁっ⁈一年生か…入れるけど…、ギターの経験とかは、?」
背後から大きな声が聞こえて驚いて飛び退くと、
新入生の元気そうな子が立っていた。
晴飛「まじっすか!?えっ!入って良いんすか!!
あっ、ギター経験有ります!!」
澪「…うん、良いと思う、経験あるなら、良いですよね、?センパイ達」
後輩クンの元気さに押されて少し引きながらセンパイに確認を取る。
蒼井「そうだね、一回試しに弾いてもらうつもりだけどね」
晴飛「じゃあ!!?」
蒼井「うん、これからよろしくね」
澪「…、ヨロシクね、後輩クン、
宇宙、早速新しい子来ましたよ〜?最初ぐらい起きててくださーい?」
宇宙「んぇ、、、おはよぉ( ̄  ̄).。o O
よろしくね新入生くん、、、」
なんだか幻視でキラキラした物が見える気がしたが…、
蒼井センパイに後輩クンの相手を丸投げして宇宙を起こす。
…と言うか、この音量の声に晒されながら寝れるって凄いな
とか思いながら、宇宙の言葉を聞く。
晴飛「はい!!よろしくお願いしますっす!!
俺、一ノ瀬晴飛って言います!!」
蒼井「元気がいいね〜俺は雨宮蒼井だよ好きに呼んで」
澪「ボクは東雲澪、センパイに同じく好きに呼んでね〜
宇宙はどーします、?蒼井センパイ自己紹介やります?」
蒼井「うん、俺がやるよ
こいつは五十嵐宇宙、いつも寝てるからあんま気にしなくていいよ」
自己紹介をするのに、ずっと自分のペースに戻れていない気がするが、
もう勢いで全て済ます。それからすぐに寝てしまった宇宙の紹介をして…
蒼井「てか、、、起きろお前は!」
少し頭に来たのか蒼井センパイがばしっ、と
結構良い音をさせて宇宙の事を叩く。
宇宙「い゛ッッッッたぁぁぁぁ!!俺にだけ対応違くない!?」
蒼井「あ?気のせいだろ
まぁ、こんな奴(宇宙)もいるけどこれから一緒に頑張ろうね、晴飛」
晴飛「は、はいっす!!」
宇宙があまり出さない大声を出しながら身を捩るが、
歯牙にもかけずに晴飛に蒼井センパイが笑いかける。
晴飛は少し狼狽えていたけど、まぁ置いておくとして。
宇宙「酷ぉ、、、あ、そういえばバンド名どうすんの〜?」
澪「バンド名、これまでとは変えた方が良いですよね、多分、」
蒼井「確かにそうだね…、何か良い案あるかなぁ?」
ー図書室ー
蒼井「やっぱり、ここにいたか宇宙」
宇宙「んー、、、?あ〜、蒼と澪じゃ〜ん」
澪「宇宙…、何でこっち居るんですか、早く部室行きますよー?」
何時も通り暖かい図書室で寝ている宇宙を見つけた
ボク達は軽く溜息を吐いて起こしにかかる。
これまた何時も通り寝ぼけた様に話す宇宙を部室に連れていく為、
宇宙の幼馴染で有る蒼井センパイと図書室に足を運んだ。
宇宙「んぇぇ、、、めんどくさぁい。外寒いしぃ。。。」
蒼井「はぁー、まったくどっちが先輩なんだか、、、」
机から離れずに抵抗的な言い訳をする宇宙とボクを見て
蒼井センパイが深く溜息をつく。
宇宙「そもそも今日なんの集まりだっけ〜?」
澪「新入部員の子の引き抜きとかだったと思いますけど…、
なんて言ってましたっけ、?」
前に説明された事を一切忘れた様で首を傾げながら聞いてくるが、
ボクも時系列で考える以外に忘れてしまって蒼井センパイを見る。
蒼井「そうそう、さすが澪。だから、さっさと行くぞ
俺たちは先輩方が抜けて人数足りないんだからな?」
宇宙「んえぇ、、、めんどくさぁい、、、蒼おんぶ〜」
蒼井「はいはい、澪すまんが荷物お願いしていいか?」
蒼井センパイが諭す様に言えば、
宇宙が手を出し、何時も通りセンパイ達が移動する体制に入る。
センパイにお願いされた2人分の荷物は自分のと合わせると
案外の重さになりそうだ。
澪「はーい、持てるだけは持ちますよー、」
蒼井「すまんなぁ
宇宙もありがとうぐらい言えよー」
保険をかけた言葉を言ってから、荷物を持ち上げると
蒼井センパイが少し申し訳無さそうにしてから宇宙にお礼を促す。
宇宙「ん〜、、、?澪ありがと〜」
澪「宇宙何でお礼言ってるか分かってます、?」
蒼井「まったく、、、時間も迫ってきてるしさっさと行くぞ」
何のイベントがあっても平常運転な宇宙に少し呆れながら
部室への廊下を急いで行く。
[水平線]
[太字]晴飛said[/太字]
晴飛「えっと、軽音の部室どこだ?
おっ!あった!ここかぁー…、」
でっか!人多い!!部活が盛んって言われてたから
どれぐらいかと思ってたけど…、
部の顧問「これからこの部活の説明をします」
〜説明省略〜
部の顧問「今日はバンドを決めて終わりになります。
決め方は自由なので、好きなように交流して決めてください。」
部の顧問が壇上から下がると周りの同級生達が動き出す。
うぉぉぉー楽しみぃ!!
周りを見回しながら少し歩き始める。
ほんと色んな人がいるなぁ、!
もう仲良くなり始めている同級生も居る。
俺はどうするかー
ピンと来る人を探して歩き回っていると、
晴飛「おっ?」
ー少し離れたところー
[太字]澪said[/太字]
蒼井「だから、宇宙寝るなって1年誘わないといけないって言ってんのに…」
宇宙「んー、、、蒼、澪、がんば、、、💤」
澪「宇宙、?宇宙起きてー、?
1年生来ないと人足りないんですよー、手伝ってくださいよー、?」
部の顧問の説明の途中にはもう眠り始めた宇宙を揺すり起こしながら
新入生のフリーの子を探す。
宇宙「めんどくさいなぁ、、、
そもそもギターボーカルなんてなかなかいないでしょ(_ _).。o○」
蒼井「ったく、まぁ確かになボーカルはまだしも、
ギター経験者はなかなかいないだろうな…」
諦めた様な宇宙の言葉に蒼井センパイが同調しながら
少し暗い雰囲気が流れた様に感じた瞬間、
晴飛「あの!!ここのバンドってまだ入れますか!?」
澪「うわぁっ⁈一年生か…入れるけど…、ギターの経験とかは、?」
背後から大きな声が聞こえて驚いて飛び退くと、
新入生の元気そうな子が立っていた。
晴飛「まじっすか!?えっ!入って良いんすか!!
あっ、ギター経験有ります!!」
澪「…うん、良いと思う、経験あるなら、良いですよね、?センパイ達」
後輩クンの元気さに押されて少し引きながらセンパイに確認を取る。
蒼井「そうだね、一回試しに弾いてもらうつもりだけどね」
晴飛「じゃあ!!?」
蒼井「うん、これからよろしくね」
澪「…、ヨロシクね、後輩クン、
宇宙、早速新しい子来ましたよ〜?最初ぐらい起きててくださーい?」
宇宙「んぇ、、、おはよぉ( ̄  ̄).。o O
よろしくね新入生くん、、、」
なんだか幻視でキラキラした物が見える気がしたが…、
蒼井センパイに後輩クンの相手を丸投げして宇宙を起こす。
…と言うか、この音量の声に晒されながら寝れるって凄いな
とか思いながら、宇宙の言葉を聞く。
晴飛「はい!!よろしくお願いしますっす!!
俺、一ノ瀬晴飛って言います!!」
蒼井「元気がいいね〜俺は雨宮蒼井だよ好きに呼んで」
澪「ボクは東雲澪、センパイに同じく好きに呼んでね〜
宇宙はどーします、?蒼井センパイ自己紹介やります?」
蒼井「うん、俺がやるよ
こいつは五十嵐宇宙、いつも寝てるからあんま気にしなくていいよ」
自己紹介をするのに、ずっと自分のペースに戻れていない気がするが、
もう勢いで全て済ます。それからすぐに寝てしまった宇宙の紹介をして…
蒼井「てか、、、起きろお前は!」
少し頭に来たのか蒼井センパイがばしっ、と
結構良い音をさせて宇宙の事を叩く。
宇宙「い゛ッッッッたぁぁぁぁ!!俺にだけ対応違くない!?」
蒼井「あ?気のせいだろ
まぁ、こんな奴(宇宙)もいるけどこれから一緒に頑張ろうね、晴飛」
晴飛「は、はいっす!!」
宇宙があまり出さない大声を出しながら身を捩るが、
歯牙にもかけずに晴飛に蒼井センパイが笑いかける。
晴飛は少し狼狽えていたけど、まぁ置いておくとして。
宇宙「酷ぉ、、、あ、そういえばバンド名どうすんの〜?」
澪「バンド名、これまでとは変えた方が良いですよね、多分、」
蒼井「確かにそうだね…、何か良い案あるかなぁ?」